ここが知りたい 理屈がわかる 抗凝固・抗血小板療法
内容
“血栓症”の原因となる血小板,凝固系,線溶系とはいったい何か,またその治療法である抗凝固・抗血小板療法における薬の使い方はどうあるべきなのか.循環器内科医である著者が“血栓症”の視点からEBM的な帰納的理論よりも演繹的論理を重視して書き下ろした書.研修医のクエスチョンに理屈(構成論的論理)で応える指導医との“対話”で学ぶ新しいスタイルの指南書.循環器内科医ならぜひ一読しておきたい一冊.
序文
著者略歴
後藤信哉(ごとうしんや)
東海大学医学部内科学系循環器内科学教授/
東海大学大学院医学研究科代謝疾患研究センター長
◇経歴
1986年 慶應義塾大学医部卒業
博士(医学):慶應義塾大学大学院
1992〜96年 スクリプス研究所分子実験医学部門博士研究員
1996年 東海大学医学部にて循環器内科助手、講師、助教授を経て
2007年より現職
血小板、血液凝固などと循環器疾患の関連に関する研究をThrombi-Cardiology分野として確立するリーダー。米国心臓病学会(The American Heart Association)の雑誌Circulationの編集委員(Associate Editor)など各種国際雑誌の編集、国際共同大規模ランダム化比較試験の推進委員、データモニタリング委員など多数。
目次
目 次
第1章 抗凝固・抗血小板薬を使うための血小板と凝固系の基本理解
Section 1-1:血小板の基本理解
Section 1-2:凝固系の基本理解
Section 1-3:線溶系の基本理解
Take Home Message
血小板について,これだけは知っていてね
凝固系について,これだけは知っていてね
線溶系について,これだけは知っていてね
第2章 理屈がわかる抗血小板薬の使い方
Section 2-1:理屈がわかるアスピリンの使い方
Section 2-2:理屈がわかるクロピドグレルの使い方
1.クロピドグレル出現の経緯
2.クロピドグレルは良い薬?
3.クロピドグレルの作用メカニズム
4.クロピドグレル特許切れのインパクト
5.クロピドグレル,チクロピジンで起こる稀な合併症:血栓性血小板減少性紫斑病
Section 2-3:理屈がわかるクロピドグレル後継薬の使い方
1.クロピドグレルの後継薬(1):日本初のプラスグレル
2.クロピドグレルの後継薬(2):戦略的なチカグレロール
Take Home Message
アスピリンについて,これだけは知っていてね
クロピドグレルについて,これだけは知っていてね
クロピドグレル後継薬について,これだけは知っていてね
第3章 理屈がわかる抗凝固薬の使い方
Section 3-1:理屈がわかるワルファリンの使い方
1.ワルファリンとはどんな薬
2.ワルファリンの薬効モニタリング
3.ワルファリン使用時に気をつけること
4.ワルファリンが必ず必要な場合
Section 3-2:理屈がわかる新規経口抗凝固薬の使い方
1.新規経口抗凝固薬開発の経緯
2.薬剤となった新規経口抗凝固薬
3.新規経口抗凝固薬とワルファリン
4.新規経口凝固薬の薬効の中和法
Take Home Message
ワルファリンついて,これだけは知っていてね
新規経口抗凝固薬について,これだけは知っていてね
引用文献
Key Phrase