てんかん診療 はじめの一歩 ―シンプル処方のすすめ

定価:
3,300円(本体価格3,000円+税)

在庫あり

書誌情報

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サイズ A5判
200頁
ISBN 978-4-498-22860-3
発行日 2016年05月29日

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内容

てんかんの臨床家を目指す若手医師に向けて,「子どものてんかん」をライフワークにする著者が,その診断・治療と日常管理に関する知識と考え方を,親しみやすい文体でわかりやすく解説します.医師は,やがて大人になる子どもたちが,社会に飛び立つ前に何をすべきでしょうか? その答えは,この本の中に.さあ,はじめの一歩を踏み出しましょう.

序文

●著者略歴………………………………………………………
榎 日出夫(えのき ひでお)
聖隷浜松病院てんかんセンター長 兼 小児神経科部長
1961年 岡山市生まれ
1986年 岡山大学卒業
1990年 岡山大学大学院修了

◯岡山大学医学部小児神経科で故・大田原俊輔教授にてんかん学の指導を受ける。
◯東京大学大学院認知・言語神経学で神経心理学の研究に従事。
◯聖隷浜松病院で包括的てんかんセンターを立ち上げる。
◯小児科専門医、小児神経専門医、てんかん専門医・指導医、頭痛専門医、漢方専門医、日本臨床神経生理学会認定医(脳波分野)、日本EMDR学会認定part 2トレーニング修了。
◯日本小児神経学会評議員、日本臨床神経生理学会代議員を務める。

目次

目 次


プロローグ 小児神経科医のお仕事

第1章 はじめの一歩の質問集
  1 治りますか?
  2 救急車呼びますか?
  3 発作のときどうしたらいい?
  4 どこが違うの? ひきつけ、けいれん、てんかん
    コラム Epiじゃなくて、けいれんでしょ
  5 発作のとき、口に何か入れますか?
  6 薬を飲むと治るんですか?
    コラム 過去・現在・未来の質問を受けて
第2章 てんかんは診断学が決め手
  1 てんかんは「ひとつの病気」ではない
  2 正しく分類できると、正しく治療できる
    コラム 遠くから受診される患者さん
  3 脳全体の発作か、脳の一部分の発作か
  4 「黙って坐ればぴたりと当たる」なんてことはない
  5 発作を観察しよう
    コラム 新米医師 お母さんたちの観察力に驚嘆
  6 てんかん発作は「陽性症状」を探せ
  7 発作型診断のピットフォール
  8 発作症候を時系列でとらえる
  9 「いつ」、「何をしているとき」発作は起きるか
  10 脳波は重要、されど過信せず
  11 見過ごされるてんかん発作
  12 初回の発作はてんかんか
  13 2回目の発作はいつ出現するのか
    コラム てんかんと頭痛
第3章 発作の増加要因は何か
  1 発作の誘発因子を知る
  2 よく眠るのも治療のうち
  3 テオフィリン関連けいれん
  4 抗ヒスタミン薬による誘発
    コラム 薬剤誘発 昔話では片づけられぬ
  5 抗てんかん薬による発作の増悪
  6 光刺激で誘発される発作
  7 胃腸炎で出現する発作
第4章 日常生活を指導する
  1 プールに入ってもいいですか
    コラム てんかんの消失
  2 暑い時期、汗は出てますか
  3 薬を吐いてしまったとき
    コラム てんかんの子どもの予防接種に慎重だった時代
  4 予防接種で発作は増えるか
    コラム Dravet先生に日本酒を勧めた夜
  5 予防接種は「注意」して実施
  6 子どもの細菌性髄膜炎が減っている
    コラム 「知らぬがゆえの不安」という障壁
第5章 シンプル処方でいこう
  1 シンプル処方で薬剤数を減らす
  2 シンプル処方のタイムリミットを考える
  3 シンプル処方の用量は十分に
  4 苦しまぎれの合理的併用
  5 やっかいな相互作用
    コラム 是非、この薬でお願いします
第6章 薬物治療のヒント
  1 初回発作で治療を開始するか
  2 新規抗てんかん薬を使いこなす
  3 新規抗てんかん薬の単剤治療
    コラム 薬の副作用が気になります
  4 薬疹は予測できるか
  5 抗てんかん薬による体重変化
  6 妊娠女性への抗てんかん薬治療
  7 妊娠女性へのバルプロ酸という悩ましき問題
  8 社会に飛び立つ前に「妊娠を予想した治療計画」を立てる
第7章 てんかん外科で完治を目指せ
  1 治療期間のタイムリミットを考える
  2 てんかん外科手術の適応
    コラム てんかん外科に慎重だった頃を自省する
  3 社会に飛び立つ前に発作を止めたい
  4 包括的てんかんセンターにおける小児神経科医の役割
  5 てんかんはチームで診療
    コラム 患者さんからの「フォロー」に応えたい

エピローグ 社会に飛び立つ前に治療方針を決める


索 引

執筆者一覧

  • 榎日出夫
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