高齢者の嚥下障害診療メソッド
- 定価:
- 4,180円(本体価格3,800円+税)
在庫なし
書誌情報
| サイズ | B5判 |
|---|---|
| 頁 | 122頁 |
| ISBN | 978-4-498-06266-5 |
| 発行日 | 2014年05月14日 |
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内容
85歳以上の肺炎による死亡率は若年成人の1,000倍であり,90歳以上男性の死因の第1位が肺炎である.そしてその大多数を誤嚥性肺炎が占める.しかし,高齢者においては「ムセ」など,誤嚥の特徴は非常に乏しく,これを見逃してしまう例が後を絶たない.本書では,地域医療において活躍し,数多くの嚥下障害患者を診療してきた著者が,そのノウハウを惜しみなく伝授する.耳鼻科医はもちろん,高齢者に接するすべての医療者の必携書.
目次
目 次
1 はじめに
2 誤嚥とはどのような状態か?
3 誤嚥例の症状
症例1 慢性の風邪と診断されていた男性
4 嚥下のメカニズム
5 誤嚥する原因は?
6 嚥下障害の診断法
7 誤嚥(嚥下)性肺炎の病態別原因
食物誤嚥性肺炎 唾液誤嚥性肺炎 胃食道逆流性肺炎
症例2 食物誤嚥による嚥下障害例
症例3 唾液誤嚥による嚥下障害例
症例4 逆流誤嚥による嚥下障害例
症例5 経管栄養剤が逆流して誤嚥していた症例
8 嚥下障害の診断と治療の手順
9 スクリーニング嚥下機能検査
反復唾液嚥下テスト(RSST) 改訂水飲みテスト
食物テスト 頸部聴診法 血中酸素飽和度モニター
10 画像嚥下機能検査
嚥下造影検査(VF) 嚥下内視鏡検査(VE)
11 嚥下機能低下例への具体的対処法(1)
軽症例(兵頭スコア0〜4 or 5点の症例)の対応法
症例6 軽症の嚥下障害
嚥下機能評価フローチャート
12 嚥下機能低下例への具体的対処法(2)
中等症例(兵頭スコア5〜8点の症例)の対応法
症例7 中等症の嚥下障害(1)
症例8 中等症の嚥下障害(2)
症例9 中等症の嚥下障害(3)
症例10 中等症の嚥下障害(4)
13 ムセた時,窒息時の対応法
14 咀嚼による自由嚥下(プロセスモデル)
15 嚥下機能低下例への具体的対処法(3)
重症例(兵頭スコア8 or 9点以上の症例)の対応法
症例11 重症の嚥下障害
16 高齢者の胃瘻(PEG)について
症例12 高齢者で経口摂取を続けている症例
17 経管栄養剤による下痢
18 摂食・嚥下リハビリにかかわる職種差
19 多職種連携
症例13 多職種連携が有効であった症例
症例14 嚥下機能が自然に軽快していた症例
20 嘔吐への対応
21 認知症による食べムラの対処
症例15 認知症による食事拒否例(1)
症例16 認知症による食事拒否例(2)
22 嚥下機能改善手術と音声機能改善手術の適応は?
症例17 嚥下機能改善手術症例
症例18 音声・嚥下機能改善手術症例(1)
症例19 音声・嚥下機能改善手術症例(2)
23 誤嚥防止手術の適応は?
症例20 誤嚥防止術症例
24 気管切開の対応
症例21 切開孔後の嚥下障害例
25 著者からのお願い
「耳鼻咽喉科医師を嚥下チームに参加させてほしい理由」
症例22 鼻閉症例
26 まとめ
27 あとがき─飲み込みをよくするには─
誤嚥防止の10カ条
嚥下指導と嚥下指導訓練指示書
文 献
索 引