妄想の医学と法学
- 定価:
- 5,720円(本体価格5,200円+税)
在庫あり
書誌情報
| サイズ | A5判 |
|---|---|
| 頁 | 436頁 |
| ISBN | 978-4-498-12980-1 |
| 発行日 | 2016年05月24日 |
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内容
法で裁かれる犯罪には「判例」というテキストが存在し、被告人が犯行に至るまでの経緯が克明かつ客観的に記録されている。精神医学における最重要な症状の一つである「妄想」に焦点を当てる本書は、「法」の立場からまとめられた判例を症例報告として使用し、「法」「医」それぞれの見地を横断しながら「妄想」についての論考を重ね、新たな視点を切り開く渾身のテキストである。
序文
村松太郎
精神科医。
医学博士。
米国National Institutes of Health (Laboratory of Molecular and Cellular Neurobiology)などを経て、現在、慶應義塾大学医学部精神・神経科准教授。
専門は司法精神医学、神経心理学。
目次
CONTENTS
第1章 妄想の医学
Case1 ハードクレーマー 統合失調症
Case2 逃避行の終末 覚醒剤精神病
Case3 尾行の影 妄想性障害
Case4 拡大自殺 うつ病
▲▲▲精神医学からみた「妄想」
第2章 妄想の法学
Case5 階上に住む迫害者 心神喪失
Case6 青物横丁医師射殺事件 心神耗弱
Case7 一家皆殺しの企て 完全責任能力
▲▲▲司法からみた「妄想」
第3章 妄想の医学と法学
Case8 高校恩師殺害事件 妄想性障害/心神耗弱
Case9 宮古島の砂 妄想性障害/心神耗弱
Case10 わが子の病に絶望した母 [千葉]妄想性障害/心神喪失
Case11 わが子の病に絶望した母 [さいたま]うつ病/心神耗弱
Case12 ケモノか人か 中毒性精神病/心神喪失
Case13 嫉妬の果てに 精神障害なし/完全責任能力
Case14 邪気 非器質性精神病性障害/完全責任能力
Case15 幻聴はあったか 統合失調症/心神喪失
Case16 中大教授刺殺事件
妄想性パーソナリティ障害・妄想性障害/心神耗弱
Case17 2家族7人殺人事件 精神障害なし/完全責任能力
Case18 金閣放火事件 精神病質/完全責任能力
Case19 教頭ワグナー パラノイア/心神喪失
▲▲▲妄想とは何か