名作マンガで精神医学
- 定価:
- 2,090円(本体価格1,900円+税)
在庫あり
書誌情報
| サイズ | 四六判 |
|---|---|
| 頁 | 294頁 |
| ISBN | 978-4-498-12938-2 |
| 発行日 | 2012年06月01日 |
出版社からのコメント
本書で取り上げたマンガ作品
『美味しんぼ』(雁屋 哲/花咲アキラ)/『狂人関係』(上村一夫)/『ツレがうつになりまして。』(細川貂々)/『東京怪童』(望月ミネタロウ)/『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)/『日々コウジ中』(柴本礼)/『ヒミズ』(古谷実)/『ブラックジャックによろしく』(佐藤秀峰)/『ホムンクルス』(山本英夫)/『MONSTER』(浦沢直樹)/『わが家の母はビョーキです』(中村ユキ)/『ONE PIECE』(尾田栄一郎)/etc.
内容
今や日本の文化であり、題材や表現の幅も拡がり続けている「マンガ」――優れたマンガには、時としてその道のプロをハッとさせるような視点や描写があり、精神科領域においてもそれは例外ではありません。人気サイト「Dr林のこころと脳の相談室」でおなじみの林公一先生が、つげ義春から『ONE PIECE』までの古今の名作マンガをテキストとして、様々な精神疾患の症状から治療に至るまでを専門的に、かつ解りやすく解説します。
目次
目 次
一章 統合失調症
統合失調症の基本知識
統合失調症の症状
統合失調症の診断
統合失調症の本質に迫る
統合失調症は治療すれば良くなる
統合失調症は治療を中断すれば再発する
統合失調症の社会復帰
早期発見・早期治療
症状論と原因論
統合失調症の当事者、家族のために
二章 うつ病
うつ病は、病気
うつ病と性格──メランコリー親和型
自責感──最も「感度」が高い、うつ病の症状
快感喪失(アンヘドニア)──感度も特異度も高い、うつ病の症状
うつ病の診断基準
うつ病の治療と回復
うつ病の原因としての「内因」
三章 高次脳機能障害
高次脳機能障害とは何か その一
脳科学の見る夢
高次脳機能障害とは何か その二
障害認定の問題
認知リハビリテーション
コウジさんの損傷部位
明るいコウジさん
四章 パーソナリティ障害
八百屋お七と放火癖
精神科医療の真の開示
サイコパスTの生涯
サイコパスの誕生
環境──511キンダーハイム
遺伝子──ヨハン
銃弾──脳損傷
終わりの風景
文献
あとがき