Annual Review神経2015

定価:
10,780円(本体価格9,800円+税)

在庫なし

書誌情報

書誌情報
サイズ B5判
300頁
ISBN 978-4-498-22815-3
発行日 2015年01月28日

内容

注目すべきトピックを厳選し,その分野の第一人者が内外の文献を踏まえて最新の進歩を展望する.定評あるシリーズの最新年度版である.

序文



 神経科学の発展および神経疾患の病態解明とそれに基づく治療は日進月歩です.しかも,神経系の領域は時代とともにあたかも宇宙のように広がるとともに,一方では細分化をもして,細胞レベルからさらに細胞小体レベルにまで研究対象がミクロ化しスポットライトが当てられています.このように,diverseする神経科学および神経疾患の研究の進歩に,可能な限り追いつこうとすると,膨大な時間と費用を要することは容易に想像がつきます.本書「Annual Review 神経」は,年々無限とも思える進歩を遂げ続ける本領域のcutting edgeの知識を凝集して,第一線で活躍している神経科学者たちに提供する目的で企画編集されています.
 本書はBasic Neuroscience,本年の動向,そして各種疾患の3つの章からなりますが,いずれの章の企画にも工夫を凝らし,努力し苦労しているのが編集の現場です.当該企画年度の神経科学関係ジャーナルの注目論文はもちろん,学会,研究会や厚生労働省班会議などで話題に上ったトピックスをいち早く取り上げ,情報発信できればと願い企画するわけですが,あまりに内容がup-to-dateであるだけに,未発表データが多く,執筆依頼者に執筆を断わられる場合も稀ではありません.その際には,編集者は新たなテーマを探し適切な執筆者を擁立することに右往左往することになります.そのような状況の中で,本号で各章の総説をご執筆していただいた先生方には心から感謝いたします.
 本号では,わが国でようやく臨床使用可能となったイオフルパン(123I)によるDopamine transporter (DAT) scanの現状,脳機能イメージングの実地応用,わが国から発信されたもやもや病の手術治療の客観的評価(JAM trial)の成果,ダノン病の病態などをはじめとする神経各領域の最新の話題をパノラマのように配列しました.
 本号の各章の斬新な内容が,読者の日常診療や研究の小さな糧として根付き,将来,大きな幹の枝として成長し,葉を付け花を咲かせそして結実する日が来ることがあれば,編集者としてこれに優る喜びはありません.
 
2015年1月
編集者一同

執筆者一覧

  • 【編集】
  • 鈴木 則宏  慶應義塾大学教授
  • 祖父江 元  名古屋大学教授
  • 荒木 信夫  埼玉医科大学教授
  • 宇川 義一  福島県立医科大学教授
  • 川原 信隆  横浜市立大学教授
  • 【著者】
  • 高草木 薫  宮内 哲  寒 重之
  • 中村公一  後藤 惠  三井 純
  • 岩田 淳  島田 斉  石川 愛
  • 北村聡一郎  樋口真人  佐々木貴浩
  • 藤田慶大  岡澤 均  櫻井 武
  • 河内山隆紀  大野優美子  谷口さやか
  • 武田 篤  渡邊 修  星 京香
  • 橋本康弘  吉原章王  本多たかし
  • 宮嶋雅一  新井 一  荒井啓行
  • 古川勝敏  植松明子  田中真樹
  • 伊関 洋  川瀬悠樹  小池 智
  • 澤田 誠  山上 宏  長谷川泰弘
  • 舟木健史  高橋 淳  宮本 享
  • 本村和也  夏目敦至  若林俊彦
  • 森迫拓貴  後藤剛夫  大畑建治
  • 前田 剛  吉野篤緒  片山容一
  • 鈴木倫保  末廣栄一  三原雅史
  • 安達一典  高橋愼一  緒方英紀
  • 山崎 亮  吉良潤一  関島良樹
  • 川頭祐一  小池春樹  祖父江 元
  • 深見祐樹  結城伸泰  古田晶子
  • 内山安男  西野一三  田中由佳里
  • 福土 審  鈴木圭輔  宮本雅之
  • 宮本智之  平田幸一  安東由喜雄
  • 野村哲志  中島健二  寺澤悠理
  • 加藤元一郎  金澤恭子  人見健文
  • 井内盛遠  池田昭夫
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