内分泌代謝内科グリーンノート

定価:
3,520円(本体価格3,200円+税)

在庫あり

書誌情報

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サイズ B6変型判
238頁
ISBN 978-4-498-12376-2
発行日 2017年04月14日

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内容

研修医・家庭医・一般内科医が「遭遇する頻度の高い」および「頻度は低いが絶対に見逃してはいけない」疾患症候に絞り,臨床上のポイントをまとめた内分泌代謝内科のポケットマニュアル.「フィジカルから内分泌疾患を診断する!」(徳田安春),「総合診療医と専門医の一問一答」(南郷栄秀・岩岡秀明)など目玉企画も満載! すべての医師の必読書.

序文


 本書は,主に臨床研修医・総合診療医(家庭医)・一般内科医・各科医師を読者対象として,「外来や病棟で遭遇する頻度が高い症候・疾患」および「頻度は低いが絶対に見逃してはいけない症候・疾患」に的を絞り,臨床的に重要なポイントを解説したポケットサイズのマニュアルです.糖尿病だけ,内分泌内科だけではなく,両者を統合してコンパクトな1冊にまとめました.この度,中外医学社の定評ある「グリーンノート」シリーズの1冊として刊行させていただきます.
 内分泌代謝内科は,「難しそう,取っ付きにくい」「稀な疾患ばかりでしょう?」とよく言われますが,けっしてそんなことはありません.糖尿病,脂質異常症,高尿酸血症などはもちろんですが,甲状腺機能低下症,甲状腺機能亢進症,原発性アルドステロン症,骨粗鬆症,副腎インシデンタローマ(偶発腫瘍)なども,病棟や一般外来でよく遭遇するcommon diseaseです.
 一方,頻度は低くとも見逃すと致命的な甲状腺クリーゼや副腎クリーゼなどは,「つねにその可能性も念頭におくこと・疑うこと」が重要になります.  ご執筆は,臨床の第一線でご活躍されている経験豊富な先生方にお願いいたしました.本書の特徴は,以下の通りです.
1)総論では,身体所見も重視し,身体診察の第一人者徳田安春先生に「フィジカルから内分泌疾患を診断する!」をご執筆していただきました.
2)各論では, 最初に重要な「POINT」を箇条書きで列記しました.
3)「フローチャート」を提示し,診断・治療の流れが一目でわかるようにしました.
4)適宜,具体的な「症例」も提示しました.
5)疫学や病態生理は教科書に譲り,「何を考えるべきか?」「何をすべきか?」を優先して解説いたしました.
6)「総合診療医と専門医の一問一答」では,特に重要な5つの疾患について,第一線の総合診療医(南郷栄秀先生)が日常診療で感じているさまざまな疑問点についてのQ&Aを収録しました.教科書や類書にはない実践的なQ&Aになったと自負しております.
 なお,本書では省略しました頻度の低い疾患や,さらに詳しい内容につきましては,ぜひ私どもの「ここが知りたい!内分泌疾患診療ハンドブック」と「ここが知りたい!糖尿病診療ハンドブック」もご参照いただければ幸いです.
 本書を白衣のポケットに入れていただき,当直や病棟・外来での診療でお役に立てていただければ,執筆者一同の大きな喜びです.
 最後になりますが,ご多忙な中迅速にご執筆していただいた分担執筆者の先生方,企画の段階から刊行までずっとサポートしていただいた中外医学社企画部の五月女謙一さんに厚く御礼を申し上げます.

2017年4月
船橋市立医療センター代謝内科 岩岡秀明

目次

目 次


I総論
1.外来診療で内分泌疾患を見逃さないために 〈川名秀俊 龍野一郎〉
2.内分泌・代謝疾患における検査のポイント   〈番 典子 龍野一郎〉
3.フィジカルから内分泌疾患を診断する! 〈徳田安春〉

II緊急を要する疾患

1.低血糖(昏睡) 〈岩岡秀明〉
2.高血糖クライシス(DKA,HHS) 〈岩岡秀明〉  
3.甲状腺クリーゼ 〈岩岡秀明〉
4.副腎クリーゼ 〈森尾比呂志〉
5.高カルシウム血症クリーゼ 〈時永耕太郎〉
6.粘液水腫性昏睡 〈橋本尚武〉

III外来で重要な症候

1.高血圧 〈時永耕太郎〉
2.体重減少 〈山本恭平〉  
3.多尿 〈岩岡秀明〉
4.浮腫 〈大村昌夫〉
5-1.低ナトリウム血症 〈羽田俊彦〉
5-2.高ナトリウム血症 〈羽田俊彦〉
6-1.低カリウム血症 〈羽田俊彦〉
6-2.高カリウム血症 〈羽田俊彦〉

IV重要な内分泌疾患

1.甲状腺機能低下症(橋本病) 〈伴 俊明〉  
2.甲状腺機能亢進症(バセドウ病を中心に) 〈伴 俊明〉
3.原発性アルドステロン症 〈大村昌夫〉  
4.クッシング症候群 〈森尾比呂志〉  
5.副腎皮質機能低下症(アジソン病) 〈西村元伸〉  
6.副腎インシデンタローマ(偶発腫瘍) 〈西村元伸〉  
7.骨粗鬆症 〈井上大輔〉  
8.原発性副甲状腺機能亢進症 〈岡崎 亮〉  
9.下垂体機能低下症ACTH単独欠損症,シーハン症候群 〈橋本尚武〉
10.SIADH 〈羽田俊彦〉
11.尿崩症 〈羽田俊彦〉

V重要な代謝疾患

1-1.糖尿病:症候・診断と慢性合併症,生活療法(2型糖尿病を中心に)〈栗林伸一〉
1-2.2型糖尿病の薬物療法 〈大西由希子〉  
2.高尿酸血症・痛風 〈内田大学〉
3.肥満症 〈大西由希子〉  
4.脂質異常症 〈内田大学〉
5.メタボリックシンドローム 〈栗林伸一〉

Q&A総合診療医と専門医の一問一答 〈南郷栄秀 岩岡秀明〉

1.甲状腺機能亢進症  
2.甲状腺機能低下症  
3.二次性高血圧
4.副腎不全
5.糖尿病


索引

執筆者一覧

  • 船橋市立医療センター代謝内科部長 岩岡秀明  編著
  • 東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病・内分泌・代謝センター 川名秀俊 
  • 東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病・内分泌・代謝センター教授 龍野一郎 
  • 東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病・内分泌・代謝センター 番 典子 
  • 地域医療推進機構本部顧問 徳田安春 
  • 成田赤十字病院総合内科部長 森尾比呂志
  • 国保松戸市立病院診療局内科診療局長 時永耕太郎
  • 東京女子医科大学八千代医療センター副院長 / 糖尿病・内分泌代謝内科教授 橋本尚武 
  • 千葉市立青葉病院院長 山本恭平 
  • 横浜労災病院内分泌・糖尿病センター センター長 大村昌夫 
  • 国立病院機構災害医療センター腎臓内科医長 羽田俊彦 
  • いすみ医療センター病院長 伴 俊明 
  • 国立病院機構千葉東病院副院長 / 糖尿病・内分泌内科 西村元伸 
  • 帝京大学ちば総合医療センター第三内科教授 井上大輔 
  • 帝京大学ちば総合医療センター第三内科教授 岡崎 亮 
  • 三咲内科クリニック院長 / 理事長 栗林伸一 
  • 朝日生命成人病研究所治験部長 / 糖尿病代謝内科 大西由希子
  • ほたるのセントラル内科院長 内田大学 
  • 東京北医療センター総合診療科医長 南郷栄秀 
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