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書籍詳細

Annual Review 免疫 2008

Annual Review 免疫 2008

奥村 康 他編

B5判 318頁

定価(本体9,600円 + 税)

ISBN978-4-498-00678-2

2007年11月発行

在庫なし

注目すべきトピックを選び,その分野の第一人者が内外の文献を踏まえて最新の進歩を展望する.定評ある年刊書の最新版.

I.T細胞

1.免疫シナプスを構成するTCRマイクロクラスターとT細胞活性化機構
〈横須賀 忠〉
  免疫シナプスの構造と機能  SMACはT細胞活性化に必要か
  TCRを核とするシグナルソームの発見
  T細胞活性化の維持とTCRマイクロクラスター
  T細胞活性化補助シグナル分子CD28とTCRマイクロクラスター
  免疫シナプスにおけるc-SMACの機能

2.CD4+T細胞ホメオスタティック増殖とOmenn症候群
〈北林知佳 村上正晃〉
  オーメン症候群の特徴  MMマウスの発見
  ホメオスタティックプロリファレーションとIgE産生
  もう一つのモデルマウス

II.B細胞
1.B細胞共受容体CD22とCD72の機能と糖鎖リガンド
〈鍔田武志〉
  CD22およびCD72と自己免疫の関連
  CD22とCD72によるB細胞機能制御
  CD22のリガンドとその機能  CD22糖鎖リガンドの発現制御

2.B細胞抗原受容体を介したカルシウム活性化機構
〈疋田正喜 黒崎知博〉
  Store-operated Ca2+entry(SOCE)  STIM1とSTIM2
  カルシウムセンサーとしてのSTIM1  Orai
  STIM1とOrai1によるSOCEの制御

III.MHC,抗原細胞提示機構
1.抗原クロスプレゼンテーションの新機軸-抗原提示経路における初期エンドソームの重要性:免疫エンドソームの提唱
〈田村保明 九冨五郎 佐藤昇志〉
  熱ショック蛋白質と免疫誘導
  Hsp90-抗原複合体によるクロスプレゼンテーション
  Hsp90-抗原ペプチド複合体による免疫誘導と免疫監視機構
  Hsp90-抗原蛋白質複合体によるクロスプレゼンテーションと細胞内動態
  HSP受容体によるエンドサイトーシスとクロスプレゼンテーション
  Hsp90による外来性抗原の細胞質輸送
  クロスプレゼンテーションによるCD8+T細胞応答:
  エンドソーム経路とプロテアソーム依存性経路の存在意義

2.オートファジーを介した抗原提示と免疫制御
〈水島 昇〉
  従来の抗原提示経路  オートファジーとは  オートファジーの一般的機能
  オートファジーによる抗原提示  LC3融合タンパク質を利用した抗原提示促進

3.ユビキチン化によるクラスII主要組織適合抗原複合体の発現調節メカニズム
〈松木洋平 星野真理 後藤栄治 石戸 聡〉
  クラス II主要組織適合抗原複合体とは?  MHC IIによる抗原提示の機構
  MHC IIの発現制御機構  ウイルス学から見出された新たな知見
  新たなE3ユビキチンリガーゼの発見  MIR1,2の哺乳類相同分子群の発見
  MHC IIのE3ユビキチンリガーゼ,MARCH-1の発見
  ユビキチン化によるMHC IIの細胞内輸送の制御
  なぜユビキチン化による制御が必要であるのか?

IV.自然免疫から獲得免疫へのリンク
1.RNAウイルス認識におけるMDA5とRIG-Iヘリケースの役割
〈加藤博己 審良静男〉
  ウイルスセンサー  細胞特異的ウイルス認識機構
  RNAウイルス認識におけるRIG-IとMDA5の差異

2.TLRシグナルにおけるIKKファミリーの役割-IKKαを中心として
〈星野克明 改正恒康〉
  樹状細胞のTLRとその認識リガンド  核酸成分が誘導する I 型IFN産生
  IKKファミリーの機能  TLR7/TLR9シグナルにおけるIKKαの機能
  cDCのI型IFN産生誘導におけるIKKファミリーの役割  核酸成分と自己免疫

3.亜鉛による樹状細胞活性化制御機構
〈守川英幸 村上正晃〉
  亜鉛と免疫システム  Toll-like受容体信号と亜鉛

4.TLRシグナルの抑制性分子としてのCD44
〈川名秀忠〉
  炎症におけるヒアルロン酸の役割  炎症におけるCD44の役割
  TLRとヒアルロン酸  TLRとCD44

V.免疫記憶,免疫調節,寛容
1.メモリーCD4 T細胞機能のエピジェネティック制御
〈山下政克〉
  Th細胞機能分化とクロマチンリモデリング
  エフェクターTh細胞におけるサイトカイン産生能の獲得機構
  転写記憶とサイトカイン産生能の維持  ヒストンメチル化を介した
  メモリーTh2細胞におけるTh2サイトカイン産生とGATA3発現の維持

2.記憶B細胞の形成・維持の制御機構
〈竹森利忠 加地友弘〉
  マウスモデルにおける免疫記憶B細胞の解析
  記憶B細胞の免疫初期から免疫後期における発現遺伝子の変動
  GCB細胞から記憶B細胞への分化はあるか?
  記憶B細胞への拘束と維持にかかわる制御
  最後に: 我々がマウスモデルで解析の“記憶B細胞”は記憶B細胞か?

3.新規ヘルパーT(Th17)細胞の分化メカニズムとその機能
〈岩倉洋一郎 石亀晴道〉
  Th17細胞  Th17細胞の分化誘導メカニズム  IL-17のシグナル伝達機構
  Th17細胞の炎症,アレルギー応答における役割
  Th17細胞の感染防御における役割

4.ユビキチンリガーゼによるT細胞アネルギー制御機構
〈坂田真一〉
  ユビキチンシステム
  T細胞アネルギーにかかわるユビキチンリガーゼとその作用機構

5.アレルギー疾患のペプチド免疫療法と粘膜免疫寛容
〈本井祐二 高田和子 平澤正知 廣井隆親〉
  アレルギー免疫療法における投与方法の種類と可能性
  アレルギー免疫療法における投与抗原の改良と免疫応答
  粘膜免疫寛容とその担当細胞

VI.NK,NKT
 α-GalCerパルス樹状細胞療法を用いたヒト肺癌臨床試験
〈本橋新一郎〉
  担癌状態におけるヒトNKT細胞の機能解析  NKT細胞免疫系を用いた臨床研究

VII.サイトカイン
 CpGによる樹状細胞活性化とIL-15依存性クロストーク
〈桑島精一 樗木俊聡〉
  樹状細胞サブセット  非メチル化CpG DNA  IL-15
  CpG DNAによるIL-15誘導と免疫賦活機構

VIII.接着,共刺激分子,トラフィッキング,ホーミング
1.オステオポンチンによる免疫制御と臨床応用
〈上出利光 今 重之 森本純子〉
  活性化T細胞の生存を制御する分子としてのOPN
  OPNはアレルギー(Th2型免疫)反応促進因子である
  シグナル分子としての細胞内オステオポンチン
  OPNは,骨髄ニッシェの構成因子であり,前駆細胞の末梢への動員に関与する

2.レチノイドによるリンパ球トラフィッキング制御
〈岩田 誠〉
  リンパ球トラフィッキングのルール
  RAはT細胞に小腸へのホーミング特異性を刷り込む
  ビタミンA欠損マウス  飢餓下の乳幼児へのビタミンA補給の効果
  腸のDCsによるRAの生成RAはB細胞にも小腸へのホーミング特異性を刷り込む
  RAは機能的リンパ球のホーミング特異性も制御するか?
  RAは制御性T細胞の分化誘導とホーミング特異性制御に関与する

IX.免疫組織
1.胸腺クロストークシグナルと髄質形成
〈新田 剛 高浜洋介〉
  胸腺T細胞分化と胸腺髄質の微小環境  胸腺クロストーク
  胸腺髄質形成を制御する細胞内シグナル経路
  髄質形成を制御する胸腺クロストークシグナル

2.CD4陽性Tリンパ球分化と活性化におけるRPTPκの役割
〈前川洋一 安友康二〉
  CD4陽性Tリンパ球への系譜決定  RPTPκ  RPTPκとTh-POK/cKrox
  CD45  RPTPα  CD148

3.胸腺における上皮前駆細胞/幹細胞の機能的意義
〈佐藤瑠美 河本 宏〉
  胸腺の構造とT細胞分化  胸腺の発生
  皮質細胞と髄質細胞は共通の前駆細胞から生成する
  出生後の胸腺環境の維持システム胸腺のもつ再生能を臨床に応用できるか
  胸腺上皮細胞の再生能を解析できるin vitro実験システム

X.感染と免疫
1.HTLV-Iとエピジェネティクス
〈松岡雅雄〉
  ヒト免疫不全ウイルス  ヒトT細胞白血病ウイルス
  HTLV-Iプロウイルスのエピジェネティック変化
  ヒト免疫不全ウイルス感染症におけるリザーバー細胞の役割
  エピジェネティクスを利用したレトロウイルス感染症の治療

2.共受容体による病原体免疫応答
〈佐藤毅史 荒瀬 尚〉
  ペア型レセプター  病原体に対する免疫応答とペア型レセプター

XI.腫瘍免疫,移植免疫
1.エピジェネティクスにより制御される腫瘍の免疫逃避機構
〈中津川宗秀 鳥越俊彦〉
  免疫細胞のがん細胞障害経路と免疫逃避
  エピジェネティクスによる遺伝子発現制御
  エピジェネティクスにより制御されるがんの免疫逃避

2.HSP介在性クロスプライミングにおけるMyD88分子の役割
〈水上修作 鵜殿平一郎〉
  HSPによる抗原提示増強
  クロスプレゼンテーションの本質はERADそのものである
  TLR刺激とクロスプレゼンテーション
  タイプIインターフェロンはクロスプレゼンテーションを増強する
  HSP-抗原によるクロスプレゼンテーション

3.腫瘍抗原の新しいカテゴリー
〈廣橋良彦 鳥越俊彦 佐藤昇志〉
  細胞増殖にかかわる遺伝子群
  成長抑制シグナルに対する不応答性を司る遺伝子群
  組織浸潤にかかわる遺伝子群  血管新生にかかわる遺伝子群
  アポトーシス耐性能にかかわる遺伝子群  無限増殖能にかかわる遺伝子
  幹細胞性にかかわる遺伝子群

4.TRAILレセプター抗体,CD40抗体および4-1BB抗体の併用による腫瘤拒絶
〈竹田和由〉
  TRAIL  抗TRAIL receptor抗体による癌治療
  マウス抗DR5抗体の抗腫瘍作用
  T細胞による腫瘍特異的免疫反応の誘導
  抗補助刺激分子受容体抗体による癌治療
  抗体カクテルによる包括的免疫療法

5.ファイバー改変型アデノウイルスを用いた抗腫瘍標的抗体の樹立と応用
〈加藤和則〉
  ファイバー変異型アデノウイルス
  ファイバー変異型ウイルスによる高性能抗体選別法
  新規腺癌抗原PAP2a  新規メラノーマ抗原IL-13受容体α2

XII.免疫疾患と制御
1.アレルギー緩和組換え米の作出
〈高岩文雄〉
  経口免疫寛容を利用したアレルギーワクチン米の原理
  食べるアレルギーワクチンの作出のツール
  アレルギー緩和機能をもつ「食べるアレルギーワクチン米」の開発

2.解糖系酵素と自己免疫疾患
〈松本 功〉
  自然発症関節炎モデル-K/BxNマウス  抗glucose-6-phosphate
  isomerase(GPI)抗体の関節炎原生-GPIとは?
  なぜ抗GPI抗体が関節炎だけを起こすのか?
  抗GPI抗体による関節炎のエフェクター機序
  GPI誘導(免疫)マウス  RAにおける解糖系酵素に対する自己抗体
  RAでの抗GPI抗体-病因性に関して

3.全身性リウマチ性疾患におけるT細胞ワクチネーションとペプチド療法
〈藤井隆夫〉
  疾患マーカーとしての抗核抗体  SLEにおける抗DNA抗体の病原性
  臓器特異的自己免疫疾患におけるT細胞ワクチネーション(TCV)
  MRL/lprマウスにおけるT細胞ワクチネーション
  ペプチド療法を用いた治療可能性

4.Th17とSKG関節炎
〈廣田圭司 坂口志文〉
  自己免疫性関節炎を自然発症するSKGマウス
  胸腺での関節炎惹起性CD4T細胞の産生とTh17細胞への分化
  恒常性増殖と環境因子による関節炎惹起性Th17細胞の活性化
  自己免疫性関節炎における炎症性サイトカインの関与

5.IL-6-gp130-STATシグナルとF759関節炎
〈小椋英樹 村上正晃〉
  IL-6シグナル伝達とgp130のF759変異  F759マウスの自己免疫性関節炎
  F759関節炎発症機序の解析1: CD4T細胞のhomeostatic proliferation
  F759関節炎の解析2: 非造血系と造血系のコミュニケーション
  CD4+T細胞の役割について

6.高IgE症候群の原因遺伝子
〈峯岸克行 烏山 一〉
  臨場感  病因・病態

7.免疫系ヒト化マウス研究
〈石川文彦〉
  免疫不全マウス  ヒト造血幹細胞の純化と移植
  ヒト幹細胞からの各免疫細胞の分化
  ウイルス感染症モデルの作製  白血病

XIII.バイオインフォマティクス,バイオイメージング,他
 シングル伝達カスケードの生細胞イメージング
〈清川悦子 松田道行〉
  FRETとは  FRETプローブの種類
  FRETプローブを用いたシグナル伝達の可視化
  シミュレーション  FRETの応用例

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