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書籍詳細

熱傷治療マニュアル

熱傷治療マニュアル

木所昭夫 編著

B5判 420頁

定価17,600円(本体16,000円 + 税)

ISBN978-4-498-06658-8

2007年06月発行

在庫なし

基礎的な知識から最新の知見に基づいた治療技術,患者管理,麻酔,リハビリテーションまで,臨床で役に立つ実践的なノウハウをわかりやすく解説したマニュアル.

1.熱傷の統計
 A.東京都熱傷救急連絡協議会における熱傷データ
 B.東京都熱傷救急連絡協議会のしくみ
 C.年度別の推移
 D.搬送手段
 E.受傷原因別分類と症例数,死亡率
 F.年齢の分布と死亡率
 G.熱傷重症度と死亡率
 H.受傷原因と年齢
 I.気道熱傷

2.診断,重症度の判定,治療施設の選定
 A.代表的な診断基準
 B.臨床的な状態からみた重症度の判別について

3.病態
[1]熱の生体に及ぼす影響,局所反応
 A.I 度熱傷(epidermal burn)
 B.II 度熱傷(dermal burn)
 C.III 度熱傷(deep burn)
 D.治療

[2]体液変動 (青木克憲)
 A.熱傷創からの体液喪失
 B.神経内分泌反応による体液再分布
 C.熱傷創の体液分布
 D.非熱傷部の浮腫
 E.細胞内溢水
 F.abdominal compartment syndrome
 G.対策

[3]循環動態
 A.総論
 B.治療―対策
 C.ピットフォールと対策

[4]呼吸器系
 A.急性期
 B.refillingによる肺水腫
 C.受傷後数日以降の呼吸機能障害

[5]消化器系
 A.総論
 B.治療―対策
 C.ピットフォールと回避法

[6]内分泌代謝
 A.総論
 B.対策

[7]免疫とサイトカイン
 A.炎症性サイトカイン
 B.抗炎症性サイトカイン

[8]血液凝固・線溶系
 A.総論
 B.治療
 C.ピットフォールと回避法

(以下,小項目は省略)
4.広範囲熱傷の治療
[1]現場での処置と搬送
[2]救急外来搬入時の診察と処置
[3]モニタリング
[4]ショック期の治療
 (1)輸液療法(輸液計画・公式とその実際)
 (2)血液製剤
 (3)補助的薬剤投与法
[5]ショック離脱後の輸液治療
[6]合併症対策
 (1)急性腎不全
 (2)呼吸不全
 (3)消化管合併症
 (4)abdominal compartment syndrome(ACS)
 (5)熱傷患者の精神医学的問題とその対応

5.熱傷の栄養対策

6.重症熱傷患者救命のための感染症対策・治療

7.重症熱傷患者での真菌感染症の診断と治療

8.疼痛対策

9.局所療法
[1]熱傷直後の創傷管理
[2]局所治療方針(重症熱傷)
[3]超早期手術と術後管理
[4]植皮術
[5]創傷被覆材
[6]培養表皮
[7]スキンバンク
[8]外来での小範囲熱傷の治療
[9]抗菌薬
[10]熱傷後肥厚性瘢痕予防と治療 
[11]熱傷瘢痕癌
[12]microvision system (Hi-Scope)による早期熱傷深度判定方法

10.気道熱傷

11.小児熱傷

12.高齢者熱傷

13.特殊部位の熱傷
[1]顔面・頸部熱傷
[2]手指熱傷
[3]会陰部・肛門部熱傷
[4]下肢熱傷

14.低温熱傷

15.化学熱傷

16.電撃傷,雷撃傷

17.凍傷

18.放射線による皮膚障害

19.熱傷のクリニカルパス

20.熱傷患者の麻酔

21.熱傷看護

22.熱傷後のリハビリテーション

23.多数熱傷患者を伴う災害への対応

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