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書籍詳細

Annual Review 免疫 2005

Annual Review 免疫 2005

奥村 康 他編

B5判 260頁

定価9,680円(本体8,800円 + 税)

ISBN978-4-498-00670-6

2004年12月発行

在庫なし

免疫学のこの一年の進歩を文献をレビューしてまとめた年刊書。免疫研究に携わる研究者にとって、最新の情報を得ることができる書。

目 次

I.T細胞
 1.ZAP-70によるT細胞選択偏移と関節リウマチ<坂口教子 坂口志文>
 2.FoxP3による免疫制御<堀 昌平>
II.B細胞
 1.イムノグロブリンクラススイッチとヒストン─クロマチンアセチル化<南部由希子 菅井 学 清水 章>
  2.記憶B細胞産生維持と最終分化の分子機構<竹森利忠>
III.MHC,抗原処理提示機構
 1.腫瘍のクラスII発現を制御するCIITA遺伝子の多様性<池田英之 豊田 実>
 2.熱ショック蛋白質(HSP)-ペプチド複合体による新しいMHCクラスI抗原提示経路<田村保明 大浦 淳 佐藤昇志>
IV.自然免疫,マクロファージ・抗原提示細胞
 1.PGE2による皮膚Langerhans細胞機能制御<本田哲也 坂田大治 成宮 周>
 2.TLR4を介するシグナル伝達機構におけるTRIF/TRAMの役割<山本雅裕 審良静男>
 3.ストレス応答キナーゼASK1による自然免疫シグナルの制御機構<松沢 厚 三枝かおる 一條秀憲>
 4.腸粘膜上皮におけるPaneth細胞の自然免疫機能と病原体認識機構<綾部時芳 蘆田知史 河野 透 高後 裕>
V.NK,NKT
 1.内在性リガンド認識とIL-12による自然免疫系と獲得免疫系の橋渡し
    −NKT細胞活性化の新しい分子機構<中山俊憲 橋本香保子>
 2.新規NK受容体KLRE1による同種移植拒絶<若尾 宏>
 3.NKG2Dとそのリガンドの機能と役割<小笠原康悦>
VI.サイトカイン
 1.SOCS3によるTh-2介在アレルギー性反応制御<尾崎暁美 関 陽一 久保允人>
 2.I型インターフェロンによるp53を介した,抗腫瘍作用・抗ウイルス作用の新規制御機構<高岡晃教>
 3.IL-23による免疫制御<佐藤まりも 田原秀晃>
VII.接着,共刺激分子,トラフィッキング,ホーミング
 1.急性骨髄性白血病の予後因子としての接着因子─VLA-4を標的とした白血病制御<松永卓也>
 2.食細胞によるアポトーシス細胞の貪食機構<田中正人>
VIII.免疫組織
 1.胸腺の器官形成−動物モデルによるアプローチ<岩波礼将 高浜洋介>
 2.末梢リンパ器官形成にかかわる細胞と分子について<吉田尚弘>
IX.免疫記憶,免疫調節,寛容
  免疫バランス制御におけるAsialo GM1+Gr-1+CD8+メモリータイプT細胞の重要性<小坂 朱 松崎順子 張 悦 西村孝司>
X.感染と免疫
 1.抗菌性ペプチドとinnate immunity<松崎勝巳>
 2.寄生虫感染症に対する免疫反応<宮平 靖>
XI.腫瘍免疫,移植免疫
 1.ユビキチン-プロテアソームシステムの応用による癌遺伝子免疫<久枝 一 姫野國祐>
 2.T細胞とIgG抗体に認識される癌関連抗原ペプチドと癌ワクチン療法<原田 守>
 3.WT1由来ペプチドによる癌ワクチン臨床試験<杉山治夫>
 4.mRNA-DCを用いた癌免疫治療<日野田裕治>
 5.成人T細胞性白血病/リンパ腫における新規標的分子としてのケモカインレセプター: CCR4<石田高司 上田龍三 設楽研也>
 6.自家メラノーマ─樹状細胞による癌ワクチン第I相臨床研究<山下直秀>
 7.造血細胞特異的に発現する新規マイナー組織適合抗原遺伝子BCL2A1<赤塚美樹>
XII.免疫疾患
  関節リウマチ関連遺伝子としてのPADI4<山田 亮>

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