目次
chapter 1 過誤・事故・事件・判例・法律─突発した医療事故への対応
1.転倒事故
a.スタッフから離れたところでの転倒 〔佐藤房郎〕
b.スタッフが近くにいる時の転倒 〔島田真一〕
2.骨折事故
a.転倒による骨折 〔佐藤房郎〕
b.セラピストによる人為的骨折 〔前野里恵〕
3.離棟・離院事故
a.離棟 〔萩野 浩〕
b.離院 〔近藤健男〕
4.心停止事故
a.運動療法中の心停止事故 〔松永篤彦〕
b.脳卒中リハビリ中の心停止事故 〔井田雅祥〕
5.窒息・誤嚥事故 〔野崎園子〕
6.物理療法による事故 〔坂口 顕〕
7.各種ルートの抜去,感染の危険があるものが外れた時の対応 〔藤盛啓成〕
8.感染症患者の血液や唾液,分泌物に触れた,口に入った,
被ったなどの時の対応 〔藤盛啓成〕
chapter 2 倫理・モラル・人権
1.リハビリテーション場面でのセクシュアルハラスメント 〔金谷さとみ〕
2.リハ場面で患者からの暴力・暴言などの業務妨害を受けた場合 〔上月正博〕
3.(患者家族による)虐待を発見した場合 〔金澤雅之〕
4.外国人に対する配慮 〔伊藤 修〕
5.視覚障害,聴覚障害,言語障害,内部障害者(ストマやHIV)に対する配慮 〔長坂 誠〕
6.患者の写真やデータを講演や原稿に使う場合 〔森 信芳〕
chapter 3 情報公開・診断書作成
1.情報開示に関わる問題─診療録の開示を求められたら 〔上月正博〕
2.診断書作成に対する患者・家族の不満 〔上月正博〕
chapter 4 社会・福祉・政策・保険
1.一人暮らしを希望する障害者の社会生活上の問題 〔岩澤直子〕
2.高齢者で身寄りがない場合のゴールの設定 〔岩澤直子〕
3.患者を家族が受け入れてくれない─その時のキーパーソンは? 〔岩澤直子〕
4.認知症である場合 〔森 悦朗〕
chapter 5 組織・運営・防衛・リスクマネジメント・クオリティアシュアランス
1.根拠に基づく安全性の高い医療の提供のために各種ガイドラインをどう使うか? 〔長澤 弘〕
2.リスクマネジャーの役割─院内リスクマネジメント委員会の組織化と効果的な運営方法は? 〔藤盛啓成〕
3.医療安全管理室の役割は? 〔藤盛啓成〕
4.救急に備えた備品をどうするか? 〔室谷嘉一〕
5.CPRのトレーニングはどうするか? 〔室谷嘉一〕
6.チームワークをよくするにはどうするか?(チームアプローチの阻害因子は何か?) 〔高橋哲也〕
7.医療職種が効果的な連携を図るための方策は? 〔島村耕介〕
8.やる気のないスタッフに対してどう対応するか? 〔渡辺 敏〕
9.院内教育をどう進めるか? 〔渡辺京子〕
chapter 6 臨床実践での接遇・対応
1.インフォームドコンセントを効果的に行うにはどうするか? 〔上月正博〕
2.理学療法技術に対してこだわる患者にはどう対処するか? 〔香川真二〕
3.治療方針に従わない患者にはどう対処するか? 〔上月正博〕
4.リハビリテーションの受け入れが悪い人にはどう対処するか? 〔児玉典彦・道免和久〕
5.やる気のない患者への対応は? 〔石原俊一〕
6.不定愁訴が多くみられる患者,痛みの訴えが多い患者にはどう対処するか? 〔金澤雅之〕
7.運動処方を守ってくれない人にはどう対処するか? 〔横地正裕〕
8.患者が「もっと強い運動を」と要求した際にどう対応するか? 〔熊丸めぐみ〕
9.身体機能以上のADLを希望する人にはどう対応するか? 〔佐野恭子〕
10.運動療法を長続きさせるためのコツは? 〔吉田一徳〕
11.医療不信のある家族にはどう対処するか? 〔上月正博〕
12.カウンセリングの具体的な方法は? 〔石原俊一〕
13.モンスターペーシャントにどう対処するか? 〔石原俊一〕
14.高齢の患者にはどう対処するか? 〔上月正博〕
15.異性の患者にはどう対処するか? 〔上月正博〕
16.不機嫌で怒りっぽい人への対応は? 〔長谷川恵美子〕