トップページ > 泌尿器科 > 泌尿器科 専門医にきく最新の臨床
泌尿器科 専門医にきく最新の臨床
北村唯一 編著
B5判 320頁
定価9,020円(本体8,200円 + 税)
ISBN978-4-498-06414-0
2008年05月発行
在庫なし
泌尿器科の診療のさまざまな疑問点,問題点について第一人者が自身の考えとエビデンスをもとに最新の知見を踏まえ簡潔かつ具体的に解説するQ&A形式で分りやすい臨床書.
§1 腎臓悪性良性腫瘍 1.2004年WHOの成人腎腫瘍の組織分類について教えて下さい.〈小田秀明〉 2.腎腫瘤のCT診断について: CTで組織型はどの程度わかるのでしょうか? また比較的頻度の少ない組織型のCT所見について教えて下さい.〈後閑武彦〉 3.透析患者にMRIの造影剤が使えなくなったと聞きましたが?〈鈴木 誠 青木茂樹〉 4.手術ではなく経過観察をすべき腎腫瘤はどのようなものがありますか.また腎癌で諸事情のため手術せず経過観察の場合の注意点は?〈武内 巧〉 5.Complicated cystの診断と手術適応に関して教えて下さい.〈栗本重陽〉 6.下大静脈腫瘍栓を有する腎癌について教えて下さい.〈佐藤悠佑 久米春喜〉 7.von Hippel-Lindau(VHL)病について教えて下さい.〈執印太郎 山崎一郎 蘆田真吾 田村賢司〉 8.転移を有する腎細胞癌における腎摘除術,いわゆるcytoreductive nephrectomyの適応と意義について教えて下さい.〈久米春喜〉 9.肺転移のみを有する腎細胞癌の治療方針について教えて下さい. 〈亀山周二〉 10.腎細胞癌の骨転移に対する治療について解説して下さい.〈久米春喜〉 11.腎細胞癌の脳転移に対する治療について教えて下さい.〈川原信隆〉 12.転移を有する腎癌に対するインターフェロン療法の意義について教えて下さい.〈篠原信雄〉 13.最近,いくつかの分子標的薬が登場しましたが,その近況は?〈大家基嗣〉 14.腎癌に対する細胞免疫療法−LAK療法から樹状細胞療法,ミニ移植まで−について教えて下さい.〈立神勝則 江藤正俊〉 15.小径腎癌に対するアブレーション治療とは?〈中川 健〉 §2 腎臓良性疾患 1.腎動脈瘤の手術適応について教えて下さい.〈石川 晃〉 2.腎外傷の治療について教えて下さい.〈新垣義孝〉 §3 尿路移行上皮癌 1.TURでの病理がG3pT1でした.このような症例での次の治療は,どのようにしたらよいですか?〈田中良典〉 2.BCG療法中/後に38℃以上の発熱が続くなどの症状が出た場合,抗結核薬に関し投薬量と投与期間について教えて下さい.〈河合弘二〉 3.浸潤性膀胱癌に対しての膀胱温存療法(動注化学放射線療法)について教えて下さい.〈住吉義光〉 4.浸潤性膀胱癌に対する根治的手術におけるリンパ節郭清: 郭清の意義と郭清領域について教えて下さい.〈塚本泰司 舛森直哉 北村 寛 本間一也〉 5.高齢者または全身状態不良(合併症)のため膀胱全摘術ができない症例への対応とその治療成績について教えて下さい.〈大谷幹伸〉 6.膀胱全摘出術,代用膀胱(自然排尿型回腸新膀胱)造設術後の管理について,特に外来での生活指導について教えて下さい.〈黒岡雄二〉 7.回腸導管−患者にとってよいストーマとは?〈宇野光子〉 8.浸潤性膀胱癌(転移のない)における術前neoadjuvantおよび術後adjuvant化学療法の意義について教えて下さい.〈新美文彩〉 9.尿路上皮癌の全身化学療法のregimenについて教えて下さい.〈堤 雅一〉 10.膀胱癌術後(TUR,全摘)の標準的なFollow計画について教えて下さい.〈湯浅 健 羽渕友則〉 11.表在性膀胱癌再発予防とLactobacillus caseiについて教えて下さい.〈野宮 明 冨田京一〉 12.表在性膀胱癌術後の膀胱内注入療法に使用する抗癌剤・BCGの使い分けについて教えて下さい.〈宮永直人〉 13.BCG failureとなった症例への対応について教えて下さい.〈近藤靖司〉 14.膀胱癌の特殊な状況,例えば腹膜播種による腹水への対応などについて教えて下さい.〈水谷 隆〉
執筆者一覧
無敵の腎臓内科
谷口智基 著
定価5,940円(税込)
救急外来 ただいま診断中! 第2版
坂本 壮 著
定価7,040円(税込)
抗不整脈薬の考え方,使い方
小竹康仁 編著 / 永嶋孝一 編著
定価3,520円(税込)
日常診療で臨床疑問に出会ったとき何をすべきかがわかる本 第2版
片岡裕貴 著
定価3,080円(税込)
これで心配ない電解質異常 若手医師/腎臓内科医が市中病院で困らないために
久道三佳子 著 / 柴垣有吾 監修 / 木村健二郎 監修 / 市川大介 監修
定価3,960円(税込)