目 次
§1.専門医制度の現状と専門医に求められるもの 〈幕内晴朗〉
1.専門医制度とは
2.心臓血管外科専門医制度発足の経緯
3.専門医制度の改定
4.今後の問題点
§2.専門医に求められる外科解剖と術前・術中・術後管理
1.解 剖 〈新保秀人〉
2.血管の臨床解剖 〈安達秀雄〉
3.術前・術中・術後管理
a.心臓手術の術前・術中・術後管理 〈河内寛治〉
b.大動脈瘤の術前・術中・術後管理 〈磯田 晋 前原正明〉
4.人工心肺
a.人工心肺の構成 〈森田雅教〉
b.人工心肺装置の操作法 〈百瀬直樹〉
5.専門医に求められる安全管理 〈安達秀雄〉
§3.先天性心疾患
A.総 論
1.病型別発生頻度 〈中澤 誠〉
2.術中管理と人工心肺 〈高橋幸宏〉
3.術後管理とリスクマネージメント 〈益田宗孝〉
4.成人期先天性心疾患の特徴と手術適応 〈松尾浩三〉
B.各疾患の要点と外科治療
1.動脈管開存 〈加藤木利行〉
2.血管輪および肺動脈 sling 〈加藤木利行〉
3.大動脈縮窄・大動脈弓離断複合 〈福田豊紀〉
4.心房中隔欠損/Unroofed coronary sinus 〈北川哲也〉
5.心室中隔欠損,VSD+AR,Valsalva 洞動脈破裂 〈龍野勝彦〉
6.房室中隔欠損(心内膜床欠損)
a.部分型 〈石原和明〉
b.完全型 〈麻生俊英〉
7.大動脈肺動脈窓,右肺動脈上行大動脈起始 〈瀬瀬 顯〉
8.肺動脈弁狭窄 〈鈴木章司〉
9.Ross 手術 〈黒澤博身〉
10.大動脈弁上狭窄 〈原田順和〉
11.左冠動脈肺動脈起始 〈饗庭 了〉
12.部分肺静脈還流異常 〈前田正信〉
13.総肺静脈還流異常 〈坂本喜三郎〉
14.Ebstein 奇形 〈村上 新〉
15.Fallot 四徴症
a.総 論 〈高梨吉則〉
b.PA with VSD の治療戦略
b−1.Unifocalization 〈青木 満〉
b−2.VSD PA に対する心内修復術 〈青木 満〉
c.肺動脈弁欠損+心室中隔欠損 〈高梨吉則〉
16.完全大血管転位 〈中野俊秀 角 秀秋〉
17.両大血管右室起始 〈新岡俊治〉
18.総動脈幹症 〈岸本英文〉
19.純型肺動脈閉鎖(肺動脈閉鎖+右室低形成) 〈山口眞弘〉
20.三尖弁閉鎖 〈松田 暉 福嶌教偉〉
21.修正大血管転位 〈饗庭 了〉
22.単心室
a.総 論 〈山岸正明〉
b.術式からみた治療戦略
b−1.Fontan 手術 〈塩川祐一〉
b−2.Damus−Kaye−Stansel 吻合 〈藤原 直〉
23.左心低形成症候群 〈佐野俊二〉
24.内臓心房錯位 〈上村秀樹〉
§4.虚血性疾患
§5.弁膜疾患・不整脈疾患
§6.大動脈疾患
§7.血管疾患
§8.外傷,心膜,腫瘍
§9.移植・補助循環
和文索引
欧文索引