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書籍詳細

脳神経外科

専門医にきく最新の臨床

脳神経外科

片山容一 他編

B5判 472頁

定価10,780円(本体9,800円 + 税)

ISBN978-4-498-12814-9

2006年05月発行

在庫なし

脳神経外科臨床における疑問点,問題点をQ&A形式でプラクティカルに解説.現場での疑問と悩みに答える実践的な書

■§1.脳血管疾患
◆A.脳動脈瘤・クモ膜下出血
1.未破裂脳動脈瘤に対する手術難易度は画像診断上どのように判断しているのか?手術すべきではない動脈瘤はどういうものか?
2.carotid cave aneurysmとcavernous sinus aneurysmは画像上どのように鑑別するのか?
     ………ほか
◆B.脳動静脈奇形・硬膜動静脈瘻
1.Spetzler分類grade IV , V の脳動静脈奇形に対して手術を行う場合はあるか?その場合どのような手術戦略でのぞむべきか?
2.脳動静脈奇形のnidus摘出術後の合併症であるnormal perfusion pressure breakthroughとocclusive hyperemiaはどのようにして鑑別するのか?治療法は異なるのか?
     ………ほか
◆C.脳内出血
1.高血圧性脳内出血,特発性脳内出血に対する手術適応は現在どのように考えられているのか?
2.高血圧性脳内出血に対して,開頭血腫除去術とCTガイド血腫吸引術はどのように使い分ければよいか?
     ………ほか
◆D.脳梗塞
1.閉塞性脳血管疾患に対する抗血小板療法と抗凝固療法はどのように使いわけるのか?
2.血栓溶解療法の適応にならない症例は?
     ………ほか
◆E.もやもや病
1.無症候性もやもや病に対する手術適応はどのように考えたらよいか?
2.出血発症のもやもや病は長期的にみるとどのように治療していくのがよいのか?

■§2.脳腫瘍
◆A.glioma
1.malignant gliomaの予後を左右する因子は何か?切除範囲を増やすと神経脱落症状が出現すると予想された場合どちらを優先させるのか?
2.malignant gliomaの化学療法においてエビデンスレベルの高い化学療法は何か? 多剤併用療法は効果があるのか?
     ………ほか
◆B.non-glioma
1.初診時にすでに髄腔内播種が認められるgerm cell tumorに対して,どのように治療を進めていけばよいか?
2.中枢神経原発悪性リンパ腫に対して,放射線照射を行わずにmethotrexate(MTX)大量療法単独で治療できるのか?
     ………ほか

■§3.頭蓋底外科
1.両側前頭開頭における開放前頭洞に対する処置はどのようにしたらよいか?
2.前頭蓋底手術に際しての前頭蓋底の骨欠損,硬膜欠損の修復はどのように行うのか?スタンダードとバリエーションが知りたい.
     ………ほか

■§4.外傷
1.軽症の頭部外傷でCTを施行する基準は何か?帰宅させてもよいとする基準は何か?
2.どのような症例でtalk and deteriorateに気をつけるべきか?
     ………ほか

■§5.機能的疾患
1.三叉神経痛に対して神経血管減圧術(MVD)とガンマナイフ(radiosurgery)はどのように使い分けるのか?
2.椎骨動脈による圧迫がfacial spasmの原因と考えられるとき,いかなる手術戦略をとるべきか?
     ………ほか

■§6.小児
1.胎児期水頭症の治療法の選択は診断時期によって異なるのか?
2.圧可変式シャントの導入によって水頭症の治療成績は変化したのか?
     ………ほか

■§7.脊髄
1.atolanto-axial dislocation,odontoid fractureに対する手術法は骨折のタイプによって異なるのか?保存的に治療可能な症例,必ず手術が必要な症例の判断はどのように行うのか?
2.頭蓋底陥入症basilar invaginationに対する前方手術,後方手術はどのように使い分けるのか?それぞれ長所,短所,起こりうる合併症にはどのようなものがあるか?
     ………ほか

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