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書籍詳細

肝免疫と肝疾患

肝免疫と肝疾患

恩地森一 著

B5判 208頁

定価4,400円(本体4,000円 + 税)

ISBN978-4-498-04294-0

2008年05月発行

在庫なし

肝免疫学研究をライフワークとしてきた筆者が肝臓病学の現在を纏め上げた,肝臓病学の研究に携わる人々に大いなる指針を与えてくれる書.

第1章 臨床免疫学の概要
  ■A.自然免疫と獲得免疫
  ■B.免疫担当細胞の概要
   1.好中球
   2.マクロファージ(MΦ)
  ■C.樹状細胞(DC)
   1.NK細胞
   2.NKT細胞
  ■D.T細胞
  ■E.制御性T細胞
  ■F.B細胞と免疫グロブリン
  ■G.補体
  ■H.サイトカインとレセプター
  ■I.ケモカインとレセプター
  ■J.局所における免疫応答の特性

第2章 肝臓の免疫システム
  ■A.自然免疫と獲得免疫
  ■B.肝の構成細胞と免疫
   1.クッパー細胞
   2.肝星細胞(伊東細胞)
   3.類洞内皮細胞
   4.肝NK細胞(Pit細胞)
   5.リンパ球
   6.樹状細胞
   7.IK-DC(IFN-inducibleDC)
  ■C.免疫グロブリンと補体
  ■D.サイトカイン
  ■E.肝移植と免疫
  ■F.肝免疫のホメオスターシス
  ■G.臓器相関と肝免疫
   1.肝免疫と消化管
   2.脾と肝免疫
   3.内臓脂肪と免疫
  ■H.肝免疫研究の過去,現在と未来

第3章 B型肝炎ウイルス感染症
  ■A.HBV感染症の概要
  ■B.HBV感染の病態と免疫応答
   1.急性肝炎
   2.持続感染の成立機構
   3.免疫療法
  ■C.ワクチン
  ■D.樹状細胞療法

第4章 C型肝炎ウイルス感染症
  ■A.HCV感染症の概要
  ■B.HCV感染の病態と免疫応答
   1.急性肝炎
   2.持続感染の成立機構と肝炎の進展機構
   3.治療と免疫病態

第5章 劇症肝炎
  ■A.概要
  ■B.原因と発症機構

第6章 自己免疫性肝疾患
  ■A.自己免疫性肝炎
   1.概要
   2.病因と発症機構
   3.免疫異常
   4.病型分類
   5.診断
   6.病態と臨床像
   7.治療
   8.予後
  ■B.急性肝炎ないしは急性肝炎様に発症するAIH
   1.小児のAIH
   2.高齢者のAIH
   3.妊娠・出産とAIH
   4.合併症
  ■C.薬物起因性AIH
  ■D.denovoAIH
  ■E.Lupushepatitis
  ■F.IgG4associatedautoimmunehepatitis

第7章 原発性胆汁性肝硬変
  ■原発性胆汁性肝硬変
   1.概要
   2.病因と発症機構
   3.免疫異常
   4.動物モデル
   5.診断
   6.病態と進展機構
   7.治療

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