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ポケット消化器内視鏡マニュアル
峯 徹哉 編著
B6判 218頁
定価5,720円(本体5,200円 + 税)
ISBN978-4-498-04162-2
2005年10月発行
在庫なし
消化器内視鏡の基本テクニックと検査,治療の実際を実践的に解説したハンディなマニュアル.内視鏡手技のブラッシュアップに役立つ書.
目 次 第1章 総論 A.内視鏡に必要な解剖 1.上部消化管<加川建弘> 1.咽頭 2.食道 3.胃 4.小腸 5.十二指腸 6.空腸・回腸 2.胆膵<高清水眞二> 1.胆嚢と胆嚢管 2.肝内胆管と肝外胆管 3.膵臓 3.大腸<伊東明美> 1.大腸の定義 2.大腸の区分 3.内視鏡検査に必要な大腸の解剖学的特徴 B.検査のための informed consent の書き方<鈴木荘太郎> 1.インフォームドコンセントinformed consentとは 2.消化器内視鏡検査におけるinformed consentの実際 C.安全な内視鏡に必要なモニタリング<長田成彦> D.洗浄・消毒<鄭 義弘> 1.内視鏡器機の基本的構造 2.これまで報告された内視鏡関連感染症 3.日常の現場で求められる滅菌・洗浄の条件 4.実際の洗浄の手順 E.Sedation について<椎名泰文> 1.鎮静薬を用いた内視鏡検査について 2.内視鏡室の設備 3.鎮静薬を用いた内視鏡検査の実際 4.鎮静薬の使用量と拮抗薬の使い方 5.鎮静薬を用いたための偶発症への対応 第2章 内視鏡検査 A.上部消化管内視鏡 1.直視の内視鏡<松嶋成志> 1.直視鏡とは 2.禁忌と適応 3.前処置,前投薬 4.衣服と体位 5.内視鏡の持ち方と作動チェック,挿入前の準備 6.患者への話しかけ 7.挿入法 8.見下ろしと反転 9.観察の手順 2.側視の内視鏡<高安博之> 1.ビデオスコープ各機種の仕様比較 2.検査の方法と注意 3.症例呈示 症例 1〜症例 5 3.生検の仕方<宮澤正行> 1.生検の目的 2.生検時の注意点 B.ERCP<峯 徹哉> 1.ERCPの適応とは 2.ERCP施行の際に気をつけること 3.Key points 4.偶発症対策 C.小腸内視鏡(挿入法)<鈴木孝良> 1.ダブルバルーン式内視鏡 2.偶発症 D.大腸内視鏡(挿入法)<青木 純> 1.大腸内視鏡検査の適応と禁忌 2.大腸内視鏡検査施行の際に気をつけること 3.大腸内視鏡挿入の実際 4.Key points 5.観察の方法 6.偶発症対策 E.超音波内視鏡<小林健二> 1.上部消化管超音波内視鏡 1.上部消化管超音波内視鏡検査の適応 2.観察の実際 3.疾患ごとの所見 2.大腸超音波内視鏡 1.大腸超音波内視鏡検査の適応 2.検査の実際 3.病変の観察 第3章 内視鏡治療 A.異物摘出術(アニサキス,PTP等)<川添一哉> 1.異物の種類 2.異物の診断 3.内視鏡的異物摘出法 B.内視鏡的止血術<渡辺謙一> 1.消化管出血の疫学 2.内視鏡的止血術の適応 3.使用器具と前処置 4.出血源の検索 5.各種止血術の概要 6.代表的止血術の特徴 7.内視鏡的止血法無効例への対応(内視鏡的止血術の限界) 8.止血後管理 C.食道静脈瘤内視鏡治療<渡辺勲史> 1.治療法 2.治療の選択基準 3.手技 4.偶発症とその対策 D.胃静脈瘤内視鏡治療<小嶋清一郎> 1.目的と方法 2.治療の選択基準 3.治療の実際と手技《ヒストアクリルを用いた胃静脈瘤硬化療法》 4.Key points 5.術後管理 6.偶発症とその対策 E.胃ポリペクトミー<西崎泰弘> 1.意義 2.適応 3.禁忌 4.器具 5.前準備 6.手技の実際 7.術後管理 8.経過観察 F.EMRとESD(胃・食道)<渡辺純夫> 1.早期食道癌に対する内視鏡的粘膜切除術 1.絶対適応 2.施行の際に気をつけること 3.E‐EMR法の特徴とコツ 4.術後管理 5.偶発症 2.早期胃癌に対する内視鏡治療 1.内視鏡治療の適応 2.施行の際に気をつけること 3.ESDの特徴とコツ 4.外周切開 5.ITナイフによる粘膜剥離 6.術後管理 7.偶発症 G.大腸EMR<白井孝之> 1.大腸EMRの適応とは 2.施行の際に気をつけること 3.Key points 4.偶発症対策 H.経皮内視鏡的胃瘻造設術<武藤信美> 1.適応と禁忌 2.PEG施行の際に気をつけること 3.Key points I.ESTとEPBD<朴沢重成> 1.内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST) 2.内視鏡的乳頭バルーン拡張術(EPBD) 索引
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