I.総論
1.PET−CTの原理と技術〈大崎洋充〉 2
1.PET−CTの原理 2
a)PETの原理 2
b)X線CTの原理 5
c)PET−CT装置 6
d)PET−CT装置の現状 9
e)PET−CTのデータ処理 10
f)PET−CT撮影プロトコル 13
2.PET−CT画像に生ずるアーチファクト 17
a)金属アーチファクト 17
b)呼吸アーチファクト 17
c)造影剤によるアーチファクト 18
2.FDGの集積機序と生理的集積〈窪田和雄 伊藤公輝 行廣雅士〉 21
1.FDGの集積機序と特徴,評価法 21
a)PETの特徴 21
b)PET診断薬剤 21
c)FDGの代謝 21
d)FDGの腫瘍集積の特徴 22
e)FDGの全身・腫瘍集積の時間経過 23
f)FDG集積の評価法 25
2.FDGの生理的集積 26
a)FDGの非特異性 26
b)脳 28
c)筋肉 28
d)心筋 30
e)腎,膀胱 30
f)胃・大腸 30
g)腺組織その他 31
h)骨,骨髄 31
i)褐色脂肪 33
j)炎症への集積 33
k)良性腫瘍への集積 35
3.PET検査上の注意点〈窪田和雄 伊藤公輝 行廣雅士〉 37
a)血糖値とPET検査 37
b)水負荷 37
c)安静 37
d)問診 37
4.造影PET−CT総論〈村上康二〉 39
1.造影PET−CTの有用性 39
2.造影PET−CTのプロトコール 40
3.造影PET−CTの臨床 41
症例 41
4.3次元画像への応用 43
5.放射線治療計画への応用 44
II.各論
1.頭部
A.腫瘍―FDGを中心とした臨床応用〈百瀬敏光〉 48
1.FDG−PET検査について 48
2.画像評価法 49
3.脳腫瘍症例のFDG−PET―MET−PETとの比較― 49
症例 50
4.悪性リンパ腫 51
症例 52
5.転移性脳腫瘍 53
症例 53
原発不明癌としての全身検索について 53
症例 53
6.術後腫瘍再発と放射線壊死と鑑別 54
症例 54
B.てんかん病巣診断〈高橋美和子 百瀬敏光〉 57
総論 57
症例 58
FDG−PETのプロトコール 60
C.脳血管障害〈石井一成 坂本 攝〉 62
1.脳血管障害におけるクリニカルPET 62
2.PET−CTの有用性について 62
3.正常脳血流(CBF),酸素消費率(CMRO2)画像 62
4.脳梗塞 64
a)脳血流の自動調整能 65
b)遠隔効果 66
症例 66
5.脳出血 67
6.もやもや病(Willis動脈輪閉塞症) 68
症例 68
7.脳動静脈奇形(AVM) 68
症例 69
8.脳血管性認知症(vasculardementia:VaD) 69
症例 70
D.認知症変性疾患〈加藤隆司 新畑 豊 鷲見幸彦 伊藤健吾〉 71
総論 71
症例 72
脳糖代謝PETによる認知症診断の注意点 76
2.心臓〈中川敬一〉 78
総論 78
1.PETによる心筋血流評価について 78
2.PETによる心プール評価について 79
3.PETによる心筋糖代謝能評価について 79
a)18FDG−PETによる心筋バイアビリティ評価 79
b)18FDG−PETによる虚血心筋の評価 80
c)18FDG−PETによる心機能評価 81
4.PETによるその他の心機能評価について 81
5.疾患別にみたPETの有用性について 81
a)虚血性心疾患―心筋梗塞 81
b)虚血性心疾患―狭心症 82
c)肥大型心筋症 83
d)拡張型心筋症 83
e)心臓悪性腫瘍 83
f)心筋炎・大動脈炎・サルコイドーシスなどの炎症性疾患 83
6.保険適用について 84