ログアウト中です。

トップページ循環器・血管 > EBM循環器疾患の治療 2006-2007

書籍詳細

EBM循環器疾患の治療 2006-2007

EBM循環器疾患の治療 2006-2007

三田村秀雄 他編著

B5判 468頁

定価9,460円(本体8,600円 + 税)

ISBN978-4-498-03488-4

2005年09月発行

在庫なし

虚血性心疾患・心不全・不整脈・高血圧の治療の問題点について,真に有用なエビデンスをピックアップし,問題点と限界,注意点を解説し,治療の指標を提示している.

目 次

◆I.虚血性心疾患
 A.急性心筋梗塞
  1.急性心筋梗塞の診断−トロポニン,H-FABPなど新規生化学マーカーの意義と選択は?
  2.急性期のリスク層別化  救急室−CCUでのハイリスク症例の予測因子−リスクスコアの有用性−
  3.Primary PCI vs ICT
  4.血栓吸引療法,Distal protection deviceの効用と注意点は?
  5.急性期の薬物療法としての抗凝固療法,抗血小板療法をどのように行うのがよいか?(薬剤の選択,投与量,投与期間と予後に関する効果)
  6.大きな合併症のないAMIに対して,β遮断薬はルーチンに投与すべきか?その場合の目安は?
  7.安静時の発作が冠動脈スパズムか不安定プラークの破綻か区別しにくいことが多いが,どのような症例ならばCa拮抗薬投与を考えるべきか?
  8.ACE阻害薬は心不全や心機能低下がなくとも投与すべきか?その場合開始時期はいつ頃からがよいか?
  9.急性期の硝酸薬は予後を改善するか?その場合投与量と投与期間はどうか?
  10.CCU滞在期間あるいは在院期間
  11.急性期に冠動脈造影・PCIを施行した例では退院前にどのような検査を行うか?(非侵襲検査を中心に)
 B.不安定狭心症
  1.救急室-CCUにおいて,どのような臨床所見がある(ない)と高リスク(低リスク)と判断されるか? リスクスコアの有用性は?
    生化学マーカーはどれが一番有用か?
  2.初期治療
 C.安定狭心症
  1.冠動脈疾患診断のための検査
  2.リスク層別化のための検査
  3.薬物療法
  4.冠動脈インターベンション PCIとCABG
  5.冠攣縮性狭心症
 D.無症候性心筋虚血
  1.無症候性心筋虚血の存在は予後に影響するか?
  2.薬物治療により予後を改善できるか?
  3.冠動脈インターベンション(PCI)の適応は?
 E.冠動脈疾患のリスクファクター
  1.高脂血症
  2.糖尿病

◆II.心不全
 A.心不全の診断と予後予測
  1.自覚症状と身体所見は重症度の指標として重要か?
  2.運動負荷試験(6分間歩行を含む)は予後の指標となるか?
  3.血液・生化学データにより予後を推定できるか?
  4.神経体液性因子(ANP/BNP)により予後を推定できるか?
  5.交感神経イメージングは必要か?
 B.慢性心不全の治療
  1.第一選択薬はACE阻害薬か?
  2.ARBはACE阻害薬にとってかわるか?
  3.ACE阻害薬とARBの併用は有用なのか?
  4.抗アルドステロン薬は心不全治療の必須薬か?
  5.β遮断薬はすべての心不全(NYHA I〜IVまで)に有効か?
  6.ジギタリスはもう必要ないのか?
  7.ループ利尿薬の使い方にエビデンスはあるのか?
  8.経口強心薬(ピモベンダン)は心不全治療に必要か?
  9.段階的治療は確立されているのか?
  10.バゾプレッシン2受容体拮抗薬は期待できる治療薬か?
  11.抗血栓薬(ワルファリン/抗血小板薬)は必要か?
  12.拡張障害に有効な治療法は何か?
  13.なぜガイドラインどおり処方されないのか?
  14.合併する貧血は治療する必要があるのか?
  15.合併する睡眠時無呼吸は治療する必要があるのか?
  16.心不全の運動療法は予後とQOLを改善するか?
  17.食事療法(塩分制限,水分制限)は必要か?
  18.心室再同期療法は確立された治療法か?
  19.心不全の外科治療は予後とQOLを改善するか?
  20.補助人工心臓は確立された治療法か?
 C.急性心不全の治療
  1.第一選択薬は利尿薬か血管拡張薬か?
  2.ジギタリス急速飽和は今でも必要か?
  3.ナトリウム利尿ペプチドはどう使う?
  4.カテコラミンとイノダイレーターの使い分けはどうするのか?
  5.NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)は必要であるか?
  6.貧血は急性期に治療すべきか?

◆III.不整脈
 A.ペースメーカー
  1.ペースメーカー患者に対する携帯電話による影響はないといってよいか?
  2.ペースメーカーによって心房細動の発生を減らせるか?
  3.右室ペーシングは左室機能を悪化させるか?
  4.QRS幅が増大している心不全患者は全例,両室ペーシング(心臓再同期療法)の適応となるか?
 B.上室性不整脈
  1.若年者の孤立性心房細動にアスピリンは不要か?
  2.65歳以上の心房細動には全例,アスピリンではなくワルファリンを投与すべきか?
  3.心房細動の除細動前に経食道心エコーは全例に行うべきか?
  4.持続が48時間未満の心房細動の停止に適した静注薬は何か?
  5.持続が1週間を超えた心房細動を停止に導く薬剤は何か?
  6.いったん進行した心房細動のリモデリングを逆行させることは可能か?
  7.心不全に合併した心房細動のリズムコントロールにACEI,ARBは有効か?
  8.若年者の発作性心房細動例には積極的に肺静脈アブレーションを試みるべきか?
  9.持続性心房細動であっても肺静脈アブレーションは有効か?
 C.心室性不整脈
  1.ニフェカラントは器質的心疾患に合併する心室頻拍に対する第一選択薬となり得るか?
  2.慢性心不全例に対するアミオダロンの長期投与は生命予後を改善するか?
  3.血行動態が不安定な心室頻拍でもアブレーション治療は試みるべきか?
  4.器質的心疾患に合併する心室頻拍のアブレーションに成功したらICDは不要か?
  5.左室駆出率30%以下の心筋梗塞例には全例,予防的ICDを植えこむべきか?
  6.失神の既往があり,非持続性心室頻拍を認める拡張型心筋症で,電気生理学的検査で心室性不整脈が誘発されなければICDは不要か?
  7.ブルガダ型心電図症例には全例 I 群薬静注負荷試験を行うべきか?
  8.突然死の家族歴があるブルガダ型心電図症例にはICDを植えこむべきか?

◆IV.高血圧,高脂血症
  1.虚血性心疾患における降圧薬選択はどのようにすべきか?
  2.仮面高血圧の対策はどのようにすべきか?
  3.糖尿病を合併した高血圧に対しての薬剤選択と降圧目標は?
  4.高血圧性左室肥大は降圧薬で退縮可能か,その選択薬剤は?
  5.高血圧の食事療法にエビデンスはあるのか?
  6.心筋梗塞のリスクとして重要なのはLDLコレステロールか中性脂肪か?
  7.女性のコレステロールは高めでもよいか?

索引

すべて見る

執筆者一覧

三田村秀雄  他編著

すべて見る
  • テキスト・教科書
  • 考え方・使い方
  • J-IDEO
  • J-IDEO定期購読
  • ClinicalNeuroscience
  • 広告掲載をお考えの方へ
  • 企画応募フォーム
  • 動画閲覧・ファイルダウンロード
  • 採用情報
  • X
  • note小
  • Facebook
  • JIDEOバックナンバー
  • テキスト・教科書
  • グリーンノート
  • 考え方使い方

株式会社中外医学社 〒162-0805 東京都新宿区矢来町62 TEL 03-3268-2701/FAX 03-3268-2722