1章 スクリーニング入門(AVF編) 早期発見!触れて診るシャント診断
まとめページ
Step❶まずはシャントに触れてみよう
1.全体の流れを感じ取る
2.スリルに注目する
3.血管の圧は?
Step❷狭窄部位を診断しよう
1.スリルの増強
2.圧上昇
3.狭窄部位の触診
4.閉塞の所見
Step❸透析時のシャントトラブルから類推しよう
1.脱血不良
2.静脈圧上昇(止血困難)
3.穿刺困難
4.再循環
【Appendix】
狭窄類似病変
こんなところを視てみよう―視診における注目ポイント
聴診器の使いどころ
シャントトラブルスコアリング(STS)
チェックリスト
2章 シャント評価入門 シャントマッピングをやってみよう!
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Step❶エコーを持つ前に
1.ポイントとなる解剖(血管走行)を理解する
2.病変を推定する
Step❷エコーを当ててみよう
1.ルーチンのやり方をつくる
2.病変部位を評価する
3.病変部のエコー所見と理学所見を比べてみよう
Step❸マッピングを完成させよう
1.メインの血流を捉える
2.責任病変を特定する
3.方針を決定する
チェックリスト
3章 エコーの使い方入門? エコーを使いこなせ!:基礎編
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Step❶エコー装置の配置を考える
1.配置例?:初心者向け
2.配置例?:少し慣れてきたら
3.配置例?:だいぶ慣れてきたら
Step❷エコープローブの扱い方
1.エコープローブの持ち方・当て方
2.長軸像の描出に慣れよう
【Appendix】
カラードプラってなに?
Step❸パルスドプラ
チェックリスト
4章 エコーの使い方入門? エコーを使いこなせ!:穿刺編
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Step❶エコーガイド穿刺は短軸が基本
Step❷シミュレーターを使ってやってみよう
1.シミュレーターで刺し方の基本的な操作を練習する
2.透析の穿刺時と同じ配置にして練習する
3.実際の穿刺と同じ手順で練習する
Step❸本番に挑戦しよう
1.エコーガイド穿刺が比較的簡単な症例は「少し深めで太い血管」
2.実際の患者さんとシミュレーターの違いを理解する
チェックリスト
5章 グラフトのみかた トラブルから逆算して評価する
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Step❶グラフトの評価方法
1.血流評価は聴診器とエコーでフォローする
2.透析中の静脈圧をモニタリングする
Step❷狭窄のパターンを知っておく
1.流出路
2.穿刺部
3.動脈吻合部
Step❸見逃してはいけないトラブル
1.グラフト感染
2.仮性瘤
3.血清腫
【Appendix】
グラフトの材質とエコー
チェックリスト
COLUMN 手技の心得
6章 手術プランを立てる 手術の成功はプランニングにあり
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Step❶シース:どこからアプローチするかを考える
1.シースの位置を見極める
2.シースの種類を見極める
Step❷バルーンの選択
1.何を考えて選択するか
2.その他の基本的な項目
3.バルーン選択の手順
Step❸トラブルシューティングを想定する
1.患者さんの状態変化―シャントだけに気をとられない
2.手技の中で起きるトラブル
【Appendix】
手術準備―上手な手術はよい準備から
チェックリスト
7章 エコーガイドPTAをやってみよう エコーのデメリットは理学所見でカバー
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Step❶ガイドワイヤーの操作
1.シースの先端から出てくるガイドワイヤーをみつける
2.分岐部を通過させる
【Appendix】
瘤
3.狭窄部を通過させる
4.吻合部の通過
Step❷バルーンカテーテルを描出する
1.カテ先を描出する
2.角度が急な部位のカテーテルの通過
3.バルーンの位置を合わせる
4.バルーン拡張
【Appendix】
特殊バルーンのブレード
吻合部の拡張
バルーンの拡張圧・拡張時間と開存期間の関係
スローインフレーション・ロングインフレーション
Step❸拡張後の状態を評価する
1.合併症の有無を評価する
2.治療効果を評価する
チェックリスト
PTA道場
1.麻酔
2.穿刺・シース
3.ガイドワイヤー・シース挿入
4.止血
5.閉塞病変
6.トラブルシューティング
COLUMN 患者さん目線のアウトカム
8章 術後評価・経過フォロー 振り返りが上達への近道
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Step❶手術を振り返ろう
1.手術記録を作成する
2.手術記録に反省点を書き加える
Step❷術後経過を観察しよう
Step❸長期的なプランを考えよう
1.AVF,AVG,表在化,長期留置など多面的な治療を考える
2.アクセスの種類を検討する
チェックリスト
COLUMN 開存期間延長のための一手