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書籍詳細

統合失調症の前駆期治療

統合失調症の前駆期治療

宮岡 等 他監訳

A5判 184頁

定価3,300円(本体3,000円 + 税)

ISBN978-4-498-12910-8

2006年04月発行

在庫なし

統合失調症の前駆期治療に関する最新の研究成果を鮮やかに解説した書.統合失調症に関心を持つ読者にとっては,知識の整理や研究方法の確立のために必ず役立つ書である.

目 次

第1章◆本書の概観
    用語について
    本書の起源と謝辞

第2章◆予防と早期介入のための前駆症の意義
  1.前駆症には症状があり,みいだしうる
  2.精神病「前駆症」への介入 -- 指向的予防モデル --
  3.要約

第3章◆概念と背景の諸問題
  1.精神病における前駆症状の概念
  2.前駆症状の始まりの定義
  3.精神病の発病の定義
  4.前駆症の特徴
  5.前駆症の特徴(要約)
  6.前駆症を前方視的に認識する
  7.囲い込み戦略
  8.要約

第4章◆超高リスクサービスの開設
  1.臨床のインフラを確立する
  2.対象となる群をみいだし,サービスへの接近を促す
  3.若者をサービスへ導入する
  4.介入方法の開発と,サービス終結へ向けての計画
  5.要約

第5章◆超高リスク患者の臨床ニーズ
  1.臨床資源
  2.超高リスク(UHR)集団の臨床ニーズ
  3.超高リスク(UHR)群への臨床的介入
  4.治療の終結
  5.治療のための臨床ガイドライン案
  6.要約

第6章◆臨床と研究の接点
  1.超高リスク(UHR)研究の倫理
  2.一般的な倫理事項
  3.超高リスク(UHR)研究に関連する事項
  4.超高リスク(UHR)研究に特有な事項
  5.超高リスク(UHR)研究の実践的事項
  6.要約

第7章◆超高リスク研究の成果
  1.超高リスク(UHR)基準の検証
  2.超高リスク(UHR)群における精神病発病に関連する因子の同定
  3.精神病発病の神経生物学
  4.治療研究
  5.精神療法
  6.結論
  7.要約

第8章◆今後の方向性
  1.若年者の精神疾患の増加傾向
  2.重篤な精神疾患の疫学と成人期への移行 -- 陰性の相乗効果
  3.指向的予防 -- 精神障害の予防の最先端?
  4.将来の研究デザイン
  5.神経生物学と神経防御
  6.結論

◆付録
CAARMSの概要
思考内容の障害
知覚の異常
解体した会話
研究への編入基準
精神病閾/抗精神病薬治療閾
研究中断閾
 攻撃性/危険行為
 攻撃性/危険行為 -- 重症度評価尺度
 自殺と自傷

索引

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