生きづらさを診る産婦人科学
医師と助産師で考えてきたこと
中井祐一郎 著 / 比名朋子 著
A5判 184頁
定価3,740円(本体3,400円 + 税)
ISBN978-4-498-16038-5
2022年08月発行
在庫あり
生きづらさを診る産婦人科学
医師と助産師で考えてきたこと
中井祐一郎 著 / 比名朋子 著
A5判 184頁
定価3,740円(本体3,400円 + 税)
ISBN978-4-498-16038-5
2022年08月発行
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生物学的には,妊娠によって女性は母となる.もちろん胎児も母も大事との建前はあるものの,実際に優先されるのは胎児であることは言うまでもない.そこに生きづらさを抱いた女性に対し,著者らは多元的な視点からの介入を試みる.目の前の患者を生活人として捉えたとき,すべての症例が特殊事例になることは当然である.身体機械論的に問題点を純化し既存のテンプレートに患者を当てはめようとするのではなく,法学・倫理学・女性学など多くの学問を包括した新たな産婦人科学の構築に挑戦する.