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書籍詳細

BSEとプリオン病

漫画でみる神経内科

BSEとプリオン病

やみくまひろし 編

B6判 170頁

定価1,320円(本体1,200円 + 税)

ISBN978-4-498-02972-9

2002年08月発行

在庫なし

「神経病学は難しい」と言われる.そこで神経病学の解説に漫画をとり入れ,わかり易く,親しみ易くと著されたシリーズである.各テーマ毎に,その症侯,病態,診断,治療のポイントを最新の知見により解説した.内容のレベルは高いが,表現は平易である.神経内科の医師のみでなく,学生,ナース,コメディカルの方々にも広くおすすめしたい.

あとがき

 久しぶりの「漫画でみる神経内科」シリーズ新刊のテーマを「BSEとプリオン病」とした.このプリオン病でノーベル医学生理学賞を受賞したプルシナー博士の講演を20年程前,九州大学脳神経病研究施設の一若手医局員として拝聴した.当時は,博士もまだ無名のNIHの一研究員で,医局からの招待講演ではなく,押し掛け講演(表現は悪いが)だったように記憶している.講演の会場も病院の講堂でなく,研究室のカンファレンスルームであったが,非常にバイタリティ溢れた講演であった.講演後はビッグネームであれば,医局あげての宴席が設けられるのであるが,その時は教官の一人が接待にあてられただけであった.
 さて,世間で騒がれているBSE(いわゆる狂牛病)は我々の領域の疾患クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)などのプリオン病の範疇に入る疾患である.そして,新たなヒトの疾患となった異型CJDのルーツである.異型CJDの国内での発症の報告は現在のところないが,我々神経内科医は心して臨床の場で監視していかなければならないと思う.

2002年夏
やみくま ひろし
ホームページアドレス http://www.kouhoukai.org/yanagawa/

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目 次

プリオンとは?
2種類のプリオン蛋白
プリオン病の分類
孤発性CJD
クールー
医原性CJD
CJD亜型
家族性CJD
GS
致死性家族性不眠症
動物のプリオン病
ヒトプリオン病での感染対策

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執筆者一覧

やみくまひろし  編

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