サルコペニア虎の巻 診療のコツをとことん理解する
吉村芳弘 編著
A5判 440頁
定価7,590円(本体6,900円 + 税)
ISBN978-4-498-05922-1
2021年12月発行
在庫あり
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サルコペニア虎の巻 診療のコツをとことん理解する
吉村芳弘 編著
A5判 440頁
定価7,590円(本体6,900円 + 税)
ISBN978-4-498-05922-1
2021年12月発行
在庫あり
「サルコペニア肥満? なにそれ」というあなたにぴったり! これまでの「サルコペニア解説本」とはひと味違う,これからの診療に必須の実践的内容.全項目ポイントがよくわかる会話形式の導入付きで楽しく読んでしっかり学べる! サルコペニアの基本から,病態別の対策,在宅や新型コロナなど状況に応じた対応まで,臨床で役立つ実践知識をとことんわかりやすく解説.栄養,運動,薬剤,歯科連携などチーム全員に役立つ1冊.
序文
「サルコペニア肥満? なにそれ」
世界の多くの先進国が高齢化社会を迎える中で,日本は高齢者医療のフロントランナーです.私たち日本人が高齢者医療の予防と治療の最高のモデルを構築していくべきである,と私は考えています.その高齢者医療において,健康寿命延伸あるいは不健康寿命短縮を命題として,さまざまな新しいコンセプトが生まれています.特に,フレイルやその主な要因とされているサルコペニアへの関心が急速に高まっています.私自身,つい10年ほど前には,「サルコペニア?なにそれ」と口にしていた記憶があります.2016年10月にサルコペニアがICD-10に疾患として登録され,2017年には世界初の「サルコペニア診療ガイドライン」が本邦から発表されました.2018年には「フレイル診療ガイド」が発表されました.現在では,老年医学やリハビリテーション医学,臨床栄養学をはじめとする多くの医学分野でフレイルやサルコペニアの重要性が認識されています.臨床の最前線の現場でも耳にしないことがないようになりました.もちろん,世界中で急速に研究が進んでいます.身近な学会や研究会でも頻繁に議論されるテーマになっています.
私たち医療人は知識をアップデートするために勉強し続けなければなりません.
本書では,最近注目されている「サルコペニア肥満」と「医原性サルコペニア」の解説に注力しました.臨床での実践に至るまでの準備として,サルコペニアの基本知識から,病態整理,セッティングごとの考え方について,各領域のオピニオンリーダーと呼べる執筆陣が解説しています.これまでの「サルコペニア解説本」とは一味違いますので,基本を学ぶための1冊としてはもちろん,あらためてサルコペニアの最新の知見を見直すためにも役立てていただけると思います.「サルコペニア肥満? なにそれ」と思わず口にしてしまうような方におすすめの一冊です.
今回,このような機会を与えていただいた中外医学社の上岡さん,歌川さんをはじめ編集部の方々,ご多忙な中で質の高い原稿を準備していただいた著者の先生方,それからこれまでご指導いただいたすべての先生方にこの場をお借りして感謝申し上げます.
本書が多くの読者にとって,サルコペニアのさらなる理解と実践に役立つことを執筆者一同心より願っています.
2021年10月吉日
熊本リハビリテーション病院 サルコペニア・低栄養研究センター長
吉村芳弘
目 次
1章 はじめに
1 どうして,サルコペニアを知っておくべきなのか?〈吉村芳弘〉
そもそもサルコペニアって何?
サルコペニアの概念
世界的なサルコペニア診断基準の提唱の流れ
リハビリテーションとサルコペニア
サルコペニアの分類と関連する状態
サルコペニア肥満
医原性サルコペニアとは
[ Pearls ] 日常診療でサルコペニアの啓蒙を
2 超高齢社会の医療〈吉村芳弘〉
これからの医療:疾患モデルから高齢者モデルへ
高齢者がマジョリティとなる時代へ
平均寿命と健康寿命のギャップ
長く生きるからよりよく生きるへ
疾患モデルから高齢者モデルへ
サルコペニアは健康長寿の重要ワード
[ Pearls ] 制御できなかった体重減少:COPDのA氏との対話
3 筋肉は尊い〈吉村芳弘〉
やっぱり筋肉は大事?
横紋筋と平滑筋
骨格筋は遅筋と速筋に分類される
抗重力筋・主動筋・拮抗筋
加齢と筋肉
[ Pearls ] スケボーをはじめました
2章 筋肉の代謝について知っておこう
1 これだけは押さえておきたい筋蛋白代謝〈大村健二〉
たんぱく質の代謝を考えてみよう
骨格筋量の恒常性
摂食と空腹で繰り返される骨格筋蛋白の合成と分解
飢餓状態のたんぱく代謝
侵襲下のたんぱく代謝
医療行為による骨格筋の萎縮とその防止
骨格筋蛋白の合成を促す栄養素の投与
加齢が骨格筋量の維持,および体蛋白の合成に及ぼす影響
[ Pearls ] たんぱく質が足りないよ
[ Pearls ] 「たんぱく質」か「蛋白質」か,それが問題だ
2 加齢と骨格筋〈山田 実〉
加齢による影響を受けやすい筋とは
加齢性筋萎縮と廃用性筋萎縮
加齢により低下しやすい筋
加齢による影響を受けやすい筋線維
骨格筋の量と力
骨格筋の質の加齢変化
[ Pearls ] 抱括的な骨格筋機能評価の重要性
3 病気と筋肉〈鈴木規雄 木田圭亮〉
「学ぶことをやめたら,人間でなくなる」
筋線維の変化
神経筋疾患による筋萎縮,筋力低下
骨格筋の症状と高CK血症
慢性疾患による悪液質
最新のサルコペニアのメカニズム
[ Pearls ] 宇宙からみた筋肉とサルコペニア
4 筋トレとエクササイズ〈牧迫飛雄馬 椎葉竜平〉
「学びをやめるな」
サルコペニアに対する筋力トレーニング・エクササイズの効果
地域での実践例
病院での実践例
[ Pearls ] 運動の3つの原理
5 筋トレと栄養学〈壑山仁子〉
筋トレの効果を最大化するための栄養管理とは
筋蛋白質の合成と分解
筋肉づくりのための栄養
運動と栄養摂取のタイミング
[ Pearls ] NPC/N比も忘れずに
6 筋トレと薬剤〈木田圭亮 鈴木規雄〉
10年後に保険収載されるサルコペニア治療薬?
スポーツにおける蛋白同化薬について
蛋白同化薬の有害作用
サルコペニアの診療で知っておきたい,可能性のある薬剤
サルコペニアの診療で知っておきたい,漢方薬
サルコペニアの診療で知っておきたい,期待されている新規治療薬
[ Pearls ] 運動模倣薬(exercise mimetics, exercise pill)とは?
7 筋肉は量が大事? 質が大事?〈宇野 勲〉
筋肉は量より質だった!?同じ筋肉量でも質で変わる!?
筋肉量は何を意味するか?
筋肉量の評価方法
筋肉量減少によるリスク
筋質は何を意味するか?
筋質の測定方法
筋質低下のリスク
どちらを重視すべきか?
[ Pearls ] 日常に潜む筋質低下
3章 エビデンスから考えるサルコペニア肥満対策
1 サルコペニア肥満とAWGS2019〈吉村芳弘〉
どうしてサルコペニア肥満?
アジア人のサルコペニアの新たなアルゴリズム:AWGS2019
サルコペニア肥満の意義と今後の課題
サルコペニア肥満の今後の研究の展望
おわりに
[ Pearls ] サルコペニア肥満の診断は難しい
2 サルコペニア肥満の病態生理と歴史的変遷〈山田 実〉
筋力低下だけでサルコペニア?
サルコペニアの歴史的変遷
ダイナぺニア
サルコペニア肥満の歴史的変遷
サルコペニア肥満の判定方法
サルコペニア肥満に対する介入
[ Pearls ] 開発途上段階にあるサルコペニア肥満の概念定義
3 サルコペニア肥満とobesity paradox〈木村真希 小川 渉〉
現在進行系の研究領域
肥満の疫学と疾患単位としての肥満症
Obesity paradoxとは
肥満によって生じうる病理学的変化から考える健康障害
BMIに代わる肥満指標の新たな選択肢
サルコペニア肥満とobesity paradoxの関係について
体組成から考えるサルコペニア肥満に対する適切なアプローチ
[ Pearls ] 肥満と死亡率の因果関係と注意点
4 サルコペニア肥満における筋量の部位別加齢変化〈真田樹義〉
肥満者の下半身の筋肉量は維持されるのか?
骨格筋量の部位別加齢変化
肥満者における筋量の加齢
サルコペニア肥満における筋量の加齢低下
[ Pearls ] 肥満者およびサルコペニア肥満者の筋サイズの加齢
5 サルコペニア肥満の対策:予防と治療:地域〈石井好二郎〉
運動療法と栄養療法の組み合わせが効果が高い
[ Pearls ] 日韓の若年女性の多くは隠れ肥満?
6 サルコペニア肥満の対策:予防と治療:病院〈木下かほり〉
サルコペニア肥満対策は多職種チームで!
サルコペニア肥満を合併しやすい疾患
サルコペニア肥満と減量
骨格筋の合成における食事と運動の役割
高齢者肥満の減量目標値と食事・運動療法
高齢者のobesity paradox
サルコペニア肥満の治療
[ Pearls ] 微量栄養素も大切
4章 本当に怖い医原性サルコペニア
1 医原性サルコペニアとは〈吉村芳弘〉
医原性サルコペニアはまず知ることが重要
サルコペニアは入院中に生じてアウトカムを悪化させる
急性期病院で医原性サルコペニアが生じる背景
回復期で医原性サルコペニアを予防するために
高齢者モデルの医療連携のキーワードはサルコペニアとフレイル
[ Pearls ] COVID-19パンデミックと世界の変化
2 急性期の新しい概念:ICU-AWとPICS〈岸原悠貴 安田英人〉
単なる「廃用」ではない
ICU-AWに関して
筋機能の測定
電気生理学的検査
画像検査
呼吸筋の筋機能の測定
PICSに関して
予防
[ Pearls ] リハビリテーションに関連する研究は有意差を示すのが難しい
3 ICUでの早期リハビリテーションのエビデンス:効果と副作用〈飯田有輝〉
早期リハはICU入室後48時間以内に開始する
ICUにおけるリハビリテーションの必要性
早期リハビリテーションとは
早期リハビリテーションの安全性
早期リハビリテーションの効果
PICS対策としての早期リハビリテーション
[ Pearls ] 神経筋電気刺激療法
4 ICUでの早期栄養療法のエビデンス:効果と副作用〈東別府直紀〉
ICUでの早期栄養療法も48時間以内に
重症患者の代謝上の特徴
早期栄養療法とはいつまで?
効果
副作用
[ Pearls ] 早期栄養介入加算について
[ Pearls ] 重症患者における早期経腸栄養:ESICM clinical practice guidelinesでの推奨のまとめ;EN開始を遅らせるべき状況
[ Pearls ] 急性期はたんぱくを制限するべきなのか?
5 ERASとは(手術による二次性サルコペニア対策との関連性)〈丸山直生〉
ERASは術後早期回復を目指す包括的プロトコール
ERASの概要
ERASの実際―待機的結腸手術に見るERASの構成要素―
手術による二次性サルコペニア
ERASによる二次性サルコペニア予防の可能性
[ Pearls ] 日本版ERASのESSENSE
[ Pearls ] 術前炭水化物負荷の実際
6 回復期での運動療法とリハビリテーション〈備瀬隆広〉
回復期リハは多職種で
回復期リハビリテーション
回復期リハビリテーション病棟の対象疾患と特徴
リハビリテーションと運動療法
運動療法の実践
退院後の自主トレーニング
[ Pearls ] 入院患者のリハビリテーションスケジュール例
7 回復期における栄養療法〈西岡心大〉
回復期でこそ栄養管理が重要
サルコペニア治療のための栄養療法
回復期における栄養管理体制
回復期リハ病棟における栄養療法の実際
[ Pearls ] 回復期リハ病棟における体組成分析の注意点
8 薬剤と医原性サルコペニア〈中道真理子〉
ポリファーマシーはサルコペニアと関連する
ポリファーマシーを知る
暮らしをイメージするリハ薬剤の視点
[ Pearls ] 想いはひとつ
5章 病態別のサルコペニア対策の実践
1 呼吸器疾患とサルコペニア(特に急性呼吸不全とCOPDについて)〈永野彩乃〉
COPDなど慢性疾患で骨格筋が減少する
COPDとサルコペニア
急性呼吸不全とサルコペニア
呼吸筋サルコペニアの概念と診断基準
サルコペニア性呼吸障害の概念と診断基準
呼吸器疾患におけるサルコペニアの治療
[ Pearls ] 新しい概念を定義すること
2 心疾患とサルコペニア(特に急性心不全と慢性心不全について)〈松尾晴代〉
心不全では「いかに太るか」も重要
心不全患者におけるサルコペニアの理解
心不全患者のサルコペニアに必要な介入
[ Pearls ] 心不全のサルコペニア対策で大切なこと
3 肝疾患とサルコペニア〈白木 亮〉
肝硬変患者は二次性サルコペニアを高率に合併する
慢性肝疾患患者の栄養障害の頻度と特徴
慢性肝疾患とサルコペニア
肝疾患におけるサルコペニアの治療
[ Pearls ] 慢性肝疾患におけるサルコペニアのガイドライン
4 脳卒中とサルコペニア:急性期と回復期〈長野文彦〉
脳卒中リハではサルコペニア対策を同時に行う
[ Pearls ] 生体電気インピーダンス解析(bioelectrical impedance analysis:BIA)
5 大腿骨近位部骨折とサルコペニア〈竹村健一〉
大腿骨近位部骨折は手術と歩行訓練だけでは足りない
ロコモとサルコペニアの関係
サルコペニアと骨粗鬆症の関係
転倒予防と薬剤
大腿骨近位部骨折と高齢者
栄養サポート
[ Pearls ] 整形外科医の役割
6 癌とサルコペニア〈海道利実〉
癌患者の8割がサルコペニア?
癌患者とサルコペニア
サルコペニア評価
消化器癌治療におけるサルコペニアの意義
周術期栄養・リハビリテーション介入の意義
新たなサルコペニア診断アルゴリズムにおける筋力測定の位置づけ
[ Pearls ] 聖路加国際病院における最新のイノベーション
7 慢性腎臓病とサルコペニア〈加藤明彦〉
CKDのサルコペニア患者ではたんぱく質制限はどうする?
CKD患者はサルコペニアを合併しやすい
CKD患者においてリハビリテーション療法は有効である
サルコペニアを合併しているCKD患者では,たんぱく質制限の緩和を検討する
代謝性アシドーシスの是正はサルコペニア対策として有用である
腎性貧血管理はサルコペニア対策となる
[ Pearls ] CKD(透析)患者の運動目標量
8 2型糖尿病とサルコペニア〈魚永多恵子 野上哲史〉
筋肉が減ると糖尿病になる? 糖尿病で筋肉が減る?
2型糖尿病とサルコペニアは互いに関連が強い疾患である
高齢者糖尿病の血糖コントロール
サルコペニアを有する高齢2型糖尿病の食事療法
運動療法の意義と効果的な運動
サルコペニアを有する高齢2型糖尿病における薬物療法
[ Pearls ] サルコペニアと2型糖尿病
9 摂食嚥下障害とサルコペニア〈前田圭介〉
サルコペニアで嚥下も悪くなる
学術報告の軌跡
全身のサルコペニアと摂食嚥下
サルコペニアの摂食嚥下障害診断基準
典型例と有病率
治療戦略
予防できる摂食嚥下障害
[ Pearls ] 禁食を避けたいなら食事介助技術を磨く
10 認知症とサルコペニア〈堤本広大〉
筋肉や活動量の低下と認知症の深い関係
認知症の概要
認知症の原因疾患
サルコペニアと認知症
運動介入の実施方法
運動介入の効果
[ Pearls ] アルツハイマーの発症メカニズム
[ Pearls ] 軽度認知症(MCI)対策の重要性
[ Pearls ] 認知症の薬物療法
11 排泄とサルコペニア〈嶋津さゆり〉
ウロ・フレイルという考え方も導入されている
排泄とは?
自立排泄支援アセスメント
トイレ動作目標 全介助から軽介助または自立を目指すためのポイント
排泄機能アセスメント
サルコペニア予防と排泄のための栄養管理
排泄のための薬剤
[ Pearls ] 症例:リハビリテーションと栄養管理の協働により排泄自立が可能となった症例
6章 その他の重要事項
1 新型コロナウィルス対策とサルコペニア・フレイル〈藤原 大〉
運動,栄養,人とのつながりを
隔離や外出自粛に伴うフレイル・サルコペニアのリスク
COVID-19によるサルコペニアの発症および悪化のリスク
「ウィズコロナ時代」におけるフレイル・サルコペニア対策
[ Pearls ] 「人とのつながり」が自らを刺激する.
2 在宅ケアとサルコペニア・フレイル〈奥中美早〉
在宅では個別化された対応が必要
より健康に,次の障害リスクを予防するという視点をもつ
セルフマネジメント能力と自己効力感を養うために
医療は予想外の連続,一人一人テーラーメイドで
[ Pearls ] 摂食嚥下障害の情報共有ツール「嚥下手帳」
3 口腔機能障害と医科歯科連携〈白石 愛〉
口腔衛生や口腔機能の維持はフレイルやサルコペニア予防に
病院における歯科と栄養と連携の意味
病棟での食べるための口作りと口腔管理〜その意義と役割
栄養治療における,医科歯科連携
おわりに〜歯科に求められるもの
[ Pearls ] 頑固な患者さんを改心させた主治医の喝!
4 栄養サポートチーム(NST)〈砂原貴子〉
NSTは多職種で,地域へ
栄養サポートチームとは
NST各職種の役割
栄養管理プロセス(栄養スクリーニングとアセスメント)
急性期から在宅へ,シームレスな栄養管理
[ Pearls ] 症例:NST介入後,経腸栄養から経口摂取へ移行できたものの体重増加が難渋し,継続して栄養管理が必要となった症例
5 メタボ対策からフレイル対策へのギアチェンジ:フレイル検診〈杉本 研〉
フレイル対策は何歳からが望ましいか?
死因と健康寿命から考える高齢者医療の現状
高齢者は一様ではない
フレイルを理解する
フレイルを浸透させるための取り組み:フレイル健診
フレイル対策を行う上での課題
[ Pearls ] メタボ対策からフレイル対策への移行がうまくいった症例
6 臨床研究のすすめ〈吉村芳弘〉
どうして医療従事者は臨床研究をすべきか
医療従事者への臨床研究のすすめ
臨床研究はチーム医療から生まれる
クリニカルクエスチョンをストックする場をつくろう
クリニカルクエスチョンをPECOへ
優れた臨床研究の条件とは
論文を効率的に書くために
[ Pearls ] いつでも知識のアップデートを
7 医療者の学習をサポートするSNSのススメ〈若林秀隆〉
SNSは医療情報のインフラ?
書く・発信することでの学習
読む・受信することでの学習
意見交換することでの学習・交流
学会・研究会でのSNS活用
SNSの副作用
[ Pearls ] 中国でのSNS
索引
執筆者一覧
吉村芳弘 熊本リハビリテーション病院 サルコペニア・低栄養研究センター長 編著
大村健二 上尾中央総合病院外科・栄養サポートセンター センター長
山田 実 筑波大学人間系 教授
鈴木規雄 聖マリアンナ医科大学循環器内科 助教
木田圭亮 聖マリアンナ医科大学大学病院薬理学 准教授
牧迫飛雄馬 鹿児島大学医学部保健学科理学療法学専攻基礎理学療法学講座 教授
椎葉竜平 垂水市立医療センター垂水中央病院リハビリテーション室
高山仁子 熊本機能病院栄養部 課長
宇野 勲 医療法人桜十字 桜十字病院 リハビリテーション部
木村真希 神戸大学医学部附属病院 総合臨床教育センター/糖尿病・内分泌内科 特定助教
小川 渉 神戸大学大学院医学研究科内科学講座 糖尿病・内分泌内科学部門 教授
真田樹義 立命館大学スポーツ健康科学部/スポーツ健康科学研究科 教授
石井好二郎 同志社大学スポーツ健康科学部/スポーツ医科学研究センター 教授
木下かほり 国立長寿医療研究センター研究所老年学・社会科学研究センター フレイル研究部研究員
岸原悠貴 自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科
安田英人 自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科 助教
飯田有輝 豊橋創造大学 保健医療学部 理学療法学科 教授
東別府直紀 神戸市立医療センター中央市民病院麻酔科/NST 医長
丸山道生 田無病院 院長
備瀬隆広 熊本リハビリテーション病院リハビリテーション部
西岡心大 一般社団法人是真会長崎リハビリテーション病院 人材開発部副部長・栄養管理室室長
中道真理子 原土井病院薬剤部 科長
永野彩乃 西宮協立脳神経外科病院看護部
松尾晴代 鹿児島市医師会病院看護部 主任
白木 亮 JA岐阜厚生連中濃厚生病院消化器内科 部長 兼 肝臓内科部長
長野文彦 熊本リハビリテーション病院リハビリテーション部
竹村健一 熊本リハビリテーション病院 整形外科
海道利実 聖路加国際病院消化器・一般外科 部長
加藤明彦 浜松医科大学医学部附属病院血液浄化療法部 病院教授
魚永多恵子 熊本第一病院内科
野上哲史 熊本第一病院 名誉院長
前田圭介 国立長寿医療研究センター老年内科 医長
堤本広大 国立長寿医療研究センター プロジェクトリーダー
嶋津さゆり 熊本リハビリテーション病院老人保健施設サンライズヒル 栄養科長 兼務 サルコペニア低栄養研究センター 副センター長
藤原 大 宮城厚生協会坂総合病院リハビリテーション科 診療部長
奥中美早 淀川平成病院リハビリテーション科 部長
白石 愛 熊本リハビリテーション病院歯科口腔外科
砂原貴子 熊本リハビリテーション病院看護部
杉本 研 川崎医科大学総合老年医学 主任教授
若林秀隆 東京女子医科大学病院リハビリテーション科 教授
株式会社中外医学社 〒162-0805 東京都新宿区矢来町62 TEL 03-3268-2701/FAX 03-3268-2722
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