目 次
第1章 「てんかん」との出会いに応じた初診時の対応
1. 1. 「けいれんした」
1. 2. 「けいれんしている」
1. 3. 「発作的におかしな行動をとる・意識がなくなる」
1. 4. 「薬が合っていない,薬のせいで調子が悪い」
1. 5. てんかんをもつ人の精神症状
1. 6. てんかんと妊娠・出産,車の運転
1. 7. 小児科からの引き継ぎ
1. 8. 初老期以降のてんかんの初発
1. 9. 単科精神病院
第2章 治療を始める前に
2. 1. てんかん4大ファミリープラス・ワンを診断する
2. 2. てんかんであると考える根拠,てんかんでないかもしれない可能性の根拠を説明する
2. 3. 患者・家族とともに「主訴」をみつけ,治療契約を結ぶ
2. 4. 可能な限り詳細に薬歴を聴取する
2. 5. 治療を開始する場合,開始しない場合のリスク・ベネフィットを説明する
2. 6. セカンド・オピニオンを積極的に勧める
第3章 大人のてんかんを診察するためのミニマム脳波
3. 1. ミニマム脳波用語
3. 2. 非専門医のための脳波判読の原則
3. 3. 脳波から読み取る2つの情報
第4章 代表的な大人のてんかんの診断と治療
4. 1. 側頭葉てんかん
4. 1′. 内側型前頭葉てんかん
4. 1″. 睡眠時大発作
4. 2. その他の新皮質起源の年齢非依存性焦点性てんかん
4. 3. 若年ミオクロニーてんかん
4. 3′. 覚醒時大発作てんかん
4. 3″. 若年欠神てんかん
4. 4. 心因性非てんかん性発作
4. 5. てんかんをもつ人に出現する精神病状態
4. 6. てんかんをもつ人に出現する抑うつ状態
4. 7. 教養としての学童期・乳幼児期発症のてんかん症候群
第5章 フォローアップはどうするか
5. 1. 再来受診の頻度
5. 2. 発作表をつけ,発作の印を決める
5. 3. 血液検査
5. 4. 脳波検査
5. 5. いつ誰をどんなふうにてんかん外科に紹介するか
5. 6. 投薬の終了
第6章 主要抗てんかん薬の薬剤プロファイル
6. 1. 抗てんかん薬の作用機序
6. 2. 有効性,忍容性,安全性
6. 3. 薬剤相互作用,半減期・Tmax,血中濃度
6. 4. バルプロ酸
6. 5. カルバマゼピン
6. 6. ラモトリギン
6. 7. トピラマート
6. 8. レベチラセタム
6. 9. ガバペンチン
6. 10. ゾニサミド
6. 11. クロバザム
6. 12. エトサクシミド
6. 13. フェニトイン
6. 14. フェノバルビタール
6. 15. その他のベンゾジアゼピン系薬剤
索 引