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書籍詳細

失語症 治療へのアプローチ

失語症 治療へのアプローチ

武田克彦 他訳

A5判 344頁

定価4,730円(本体4,300円 + 税)

ISBN978-4-498-12808-8

2006年04月発行

在庫なし

失語症とその治療を理解するためのすぐれたテキストとして定評あるAphasia and its therapy の全訳.

目 次

Arthur Bentonに捧げる
序論

第1章◆歴史を振り返って
  A.連合主義者たちのモデル
  B.全体論的モデル
  C.Norman Geschwindと新連合主義者
  D.Luria学派
  E.結論

第2章◆失語の分類
  A.Luriaの分類
  B.新連合主義者分類
  C.失語検査
  D.新連合主義者理論のいくつかの限界
  E.別の臨床的アプローチ
  F.結論

第3章◆失語の治療 -- 第一次大戦〜1970年代 --
  A.第一次世界大戦〜第二次世界大戦
  B.第二次大戦〜1970年代
  C.刺激法
  D.行動変容アプローチ
  E.Luriaの機能再編成アプローチ
  F.語用論的アプローチ
  G.神経言語学的アプローチ
  H.新連合主義者的アプローチ
  I.結論

第4章◆失語治療の有効性
  A.自然回復
  B.コントロール群をおかない臨床研究
  C.慢性期の失語患者の治療効果について
  D.治療群と非治療群
  E.異なる治療法と異なる治療者の比較
  F.治療の期間と頻度/程度
  G.メタアナリシス
  H.グループ研究と症例研究
  I.歴史的な展望
  J.結論

第5章◆認知神経心理学
  A.仮定
  B.症候群と単一症例研究
  C.連合と乖離
  D.エラー分析
  E.アクセス障害と貯蔵障害
  F.失読失書症候群
  G.結論

第6章◆辞書
  A.辞書 -- 意味システムの構造
  B.内的構造と処理過程
  C.損傷の機能的局在の特定
  D.結論

第7章◆認知リハビリテーション
  A.呼称障害
  B.文レベルの障害
  C.読みの障害
  D.書字障害
  E.結論

第8章◆失語治療の理論を求めて
  A.機能的障害と正常な認知構造
  B.どの機能的障害が改善可能なのか
  C.神経学的メカニズム
  D.回復に影響を与える因子
  E.学習…213
  F.実行…217
  G.結論

第 9 章◆辞書および文の障害のリハビリテーション
  A.聴覚的分析システム
  B.抽象的文字同定システム
  C.入力辞書
  D.意味システム
  E.表出辞書
  F.出力バッファ
  G.変換規則
  H.複数の障害
  I.文レベル
  J.結論

第 10 章◆重度の失語と語用論
  A.患者の選択
  B.語用論
  C.会話の構造
  D.知識と状況の共有
  E.命題内容
  F.リハビリテーション
  G.結論

第 11 章◆最終言
  A.扱わなかった話題
  B.治療の過程
  C.治療上の契約
  D.現実
  E.結語

◆付録
 1.系統的な標本抽出と偶然の観察:2つの教訓談
   A.単一症例アプローチの教訓談
   B.ランダム化された統制実験の教訓談
 2.SEMMELWEIS

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