目 次
Arthur Bentonに捧げる
序論
第1章◆歴史を振り返って
A.連合主義者たちのモデル
B.全体論的モデル
C.Norman Geschwindと新連合主義者
D.Luria学派
E.結論
第2章◆失語の分類
A.Luriaの分類
B.新連合主義者分類
C.失語検査
D.新連合主義者理論のいくつかの限界
E.別の臨床的アプローチ
F.結論
第3章◆失語の治療 -- 第一次大戦〜1970年代 --
A.第一次世界大戦〜第二次世界大戦
B.第二次大戦〜1970年代
C.刺激法
D.行動変容アプローチ
E.Luriaの機能再編成アプローチ
F.語用論的アプローチ
G.神経言語学的アプローチ
H.新連合主義者的アプローチ
I.結論
第4章◆失語治療の有効性
A.自然回復
B.コントロール群をおかない臨床研究
C.慢性期の失語患者の治療効果について
D.治療群と非治療群
E.異なる治療法と異なる治療者の比較
F.治療の期間と頻度/程度
G.メタアナリシス
H.グループ研究と症例研究
I.歴史的な展望
J.結論
第5章◆認知神経心理学
A.仮定
B.症候群と単一症例研究
C.連合と乖離
D.エラー分析
E.アクセス障害と貯蔵障害
F.失読失書症候群
G.結論
第6章◆辞書
A.辞書 -- 意味システムの構造
B.内的構造と処理過程
C.損傷の機能的局在の特定
D.結論
第7章◆認知リハビリテーション
A.呼称障害
B.文レベルの障害
C.読みの障害
D.書字障害
E.結論
第8章◆失語治療の理論を求めて
A.機能的障害と正常な認知構造
B.どの機能的障害が改善可能なのか
C.神経学的メカニズム
D.回復に影響を与える因子
E.学習…213
F.実行…217
G.結論
第 9 章◆辞書および文の障害のリハビリテーション
A.聴覚的分析システム
B.抽象的文字同定システム
C.入力辞書
D.意味システム
E.表出辞書
F.出力バッファ
G.変換規則
H.複数の障害
I.文レベル
J.結論
第 10 章◆重度の失語と語用論
A.患者の選択
B.語用論
C.会話の構造
D.知識と状況の共有
E.命題内容
F.リハビリテーション
G.結論
第 11 章◆最終言
A.扱わなかった話題
B.治療の過程
C.治療上の契約
D.現実
E.結語
◆付録
1.系統的な標本抽出と偶然の観察:2つの教訓談
A.単一症例アプローチの教訓談
B.ランダム化された統制実験の教訓談
2.SEMMELWEIS
文献/索引