メインテーマ
よくわかる遺伝子治療―実用化の現状と展望

A.　遺伝子の基礎
284　遺伝子とは　　鈴木友子　他
288　バリアント（variant）と疾患　　後藤雄一

B.　遺伝子治療総論
291　薬事における遺伝子治療とは　　石塚量見
293　遺伝子治療の歴史　　岡田尚巳
299　遺伝子治療の現状と課題（世界と日本）　　内田恵理子　他
304　ウイルスベクター　　小野寺雅史
310　核酸医薬治療　　兒玉哲也　他
314　核酸医薬のドラッグデリバリー　　内藤　瑞　他
319　DNA／RNAヘテロ核酸による遺伝子発現抑制　　柳平　貢　他
323　ゲノム編集技術の発展とその神経・筋疾患への応用　　北　悠人　他

C.　遺伝子治療各論
330　脊髄性筋萎縮症　　齋藤加代子
332　Duchenne型筋ジストロフィー　　橋本泰昌　他
336　遺伝性ATTRアミロイドーシス（家族性アミロイドポリニューロパチー）　　関島良樹
339　AADC欠損症　　小島華林　他
343　Charcot—Marie—Tooth病　　中川正法
348　パーキンソン病　　村松慎一
351　アルツハイマー病　　八田大典　他
354　ALS　　郭　伸
359　脳腫瘍　　伊藤博崇　他
365　脊髄小脳失調症　　田中ひかり　他

D.　遺伝子治療と細胞治療とのコラボレーション
369　iPS細胞とゲノム編集工学を駆使した神経・筋難病に対する治療法の探索　　丸山理香　他
373　多発性骨髄腫に対する新規「CAR T細胞療法」　　保仙直毅

連載
268　Stereologyへの招待　
　細胞のカウント：disector法　　清蔭恵美，樋田一徳
270　神経筋診断A to Z
　［神経伝導検査　３］　時間的分散（temporal dispersion）　　三澤園子
272　融合3次元画像を用いた脳神経外科手術戦略
　海綿状血管奇形（中脳）　　金　太一，齊藤延人
276　臨床医のための神経病理　再入門
　中枢神経に発生する間葉系腫瘍　　北原大地　他
280　分子から迫る神経薬理学（編集：櫻井　隆）
　プロスタノイド受容体をターゲットとした臨床応用　　森本和志
378　ニューロサイエンスの最新情報
　他者の報酬が気になる神経機構　　則武　厚　他
381　検査からみる神経疾患
　ミニマル肝性脳症の画像診断　　伊藤賢司
385　神経疾患治療ノート
　ビタミンB6欠乏症　　桑原宏哉
388　素顔のニューロサイエンティスト
　Andrea Antal　　代田悠一郎
389　Q & A―神経科学の素朴な疑問
　飛行機の中で味覚が落ちるのはなぜですか？　　武藤多津郎

390　バックナンバー

392　次号予告