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細胞療法・再生医療のための細胞プロセシング
藤井寿一 監
B5判 268頁
定価7,370円(本体6,700円 + 税)
ISBN978-4-498-00844-1
2007年10月発行
在庫なし
本領法にいち早くから取り組んでいた東京女子医科大学輸血・細胞プロセシング部がまとめた最良の手引き書.
I.総 論 A.細胞療法,再生医療の過去,現在,未来 B.細胞プロセシング業務の内容−東京女子医科大学の現状 C.細胞プロセシング業務の実際 1.血液成分分離採血法(サイタフェレシス) 2.細胞純化 3.細胞培養 II.各 論 1.固形腫瘍に対する造血幹細胞移植 A.はじめに B.固形腫瘍に用いられる造血幹細胞移植の種類と特徴 1.骨髄移植と末梢血幹細胞移植 2.骨髄非破壊性同種造血幹細胞移植(ミニ移植)と移植片対腫瘍(GVT)作用 3.タンデム移植 C.造血幹細胞の採取法 1.末梢血への幹細胞の動員法 2.末梢血幹細胞の採取法 D.採取細胞の評価と必要細胞数 1.コロニーアッセイ 2.フローサイトメトリー E.採取細胞の濃縮と凍結 1.造血幹細胞の濃縮法 2.造血幹細胞の凍結法 F.固形腫瘍の造血幹細胞移植前処置に用いられる薬剤 G.細胞の融解と患者への輸注 H.回復までの管理と合併症 I.各疾患における造血幹細胞移植の実際 1.成人を中心とした固形腫瘍 2.小児を中心とした固形腫瘍 2.がんに対する免疫療法−法的規制,CPC,活性化リンパ球療法,樹状細胞療法 A.はじめに B.細胞療法・再生医療における法的規制の現状 1.ヒト細胞を扱う医療に関する法的規制 2.細胞調製における GMP 基準 3.がん免疫療法の施行における法的規制 C.細胞療法・再生医療のための CPC 整備 D.がん免疫療法 E.活性化リンパ球療法 1.LAK 療法 2.TIL 療法 3.CAT 療法 4.CTL 療法 5.γδ型 T 細胞療法 6.NKT 細胞療法 7.がん特異抗体併用 NK 療法 F.樹状細胞療法 1.樹状細胞がんワクチン療法 2.腫瘍内樹状細胞局注療法 3.ATVAC 臨床試験(樹状細胞がんワクチン+活性化リンパ球併用療法) G.がん免疫療法の課題 (以下,小項目は省略) 3.がんに対する免疫療法−γδ型 T 細胞療法 A.意義・原理 B.適応 C.プロトコル作成 D.結核菌抗原類縁体を利用したがん標的免疫療法の確立−γδ型 T 細胞の示す 抗腫瘍作用の臨床応用−(臨床第 I/ II相試験)臨床試験実施計画書 E.自己活性化γδ型 T 細胞注射薬概要書 F.方法・手技 G.連続血球分離装置を用いた単核球分離 H.γδ型 T 細胞の培養 I.細胞の回収 J.細胞の投与 K.品質管理(quality control: QC) L.成績 M.本法を行う際の注意点・問題点 N.細胞療法を目的とした細胞培養液 O.関連事項 4.薬剤抵抗性関節リウマチに対する白血球除去療法 A.意義・原理 B.適応 C.方法・手技 D.成績 E.LCAP に要する医療費 F.今後の展望 5.重症虚血肢に対する血管再生療法 A.再生療法の基礎 B.血管再生療法 6.歯槽骨再生療法−多血小板血漿(PRP)を用いた歯周組織再生治療 A.はじめに B.歯周組織再生の原理 C.多血小板血漿(PRP)を用いた歯周組織再生 D.今後の展望 7.遺伝子治療 A.遺伝子治療とは B.対象疾患 C.遺伝子導入法 D.造血幹細胞を用いた遺伝子治療 E.レトロウイルスによる遺伝子治療 F.レトロウイルスによる白血病発症機構 G.造血幹細胞を用いた遺伝子治療の安全性 H.レンチウイルスベクター I.遺伝子導入時の培養条件 J.レンチウイルスベクターによる挿入部位 K.造血幹細胞の採取と遺伝子導入 L.RNA 干渉を応用した遺伝子治療 索引
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