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書籍詳細

Annual Review 血液 2000

Annual Review 血液 2000

高久史麿 他編

B5判 270頁

定価9,460円(本体8,600円 + 税)

ISBN978-4-498-12520-9

2000年01月発行

在庫なし

血液領域の特に注目すべきトピックスを選び,それぞれ第一人者が内外の文献をふまえて,最新の進歩をreviewしている.単なる文献抄録ではなく,その内容,評価が理解できる.どのような業績,文献があったかを毎年確実にフォローできる.主要な文献を網羅していることにより,reference sourceとしても便利.

I.造血幹細胞
 1.造血発生と血管新生  須田年生
 2.造血幹細胞からのリンパ球分化  赤司浩一
 3.ケモカインによる造血の制御  前川 平 石井武文
 4.臍帯血幹細胞の増幅と遺伝子導入  安藤 潔
 5.純化CD34陽性細胞移植の現状  金丸幸代 河野嘉文

II.赤血球系
 1.赤血球産生と転写因子  峯岸直子 山本雅之
 2.Diamond-Blackfan症候群の遺伝子異常  松村 到 金倉 譲
 3.ATG不応の再生不良性貧血の治療  浦部晶夫
 4.骨髄異形成症候群(不応性貧血)の免疫抑制療法  寺村正尚
 5.Fanconi貧血の造血幹細胞移植療法  矢部みはる

III.白血球系
 1.癌抑制遺伝子ARFと白血病  上條岳彦 小池健一 中沢洋三 小宮山淳
 2.小児白血病は生下時に存在する  水谷修紀
 3.原発性骨髄線維症の病態と予後  岡村 孝 徳永康信 仁保喜之
 4.サルを用いた遺伝子治療モデル  花園 豊
 5.biphenotypic acute leukemiaの診断と治療  岩部弘治 溝口秀昭
 6.白血病および悪性リンパ腫の免疫療法 -mini-transplantの意義  町田詩子 東條有伸
 7.急性前骨髄球性白血病の亜砒酸治療  大野竜三
 8.HLAのDNAタイピングによる骨髄移植成績の改善  小寺良尚

IV.リンパ球系
 1.BtkとB細胞分化  渡邊 大 塚田 聡
 2.X連鎖リンパ増殖性症候群(Duncan病)とSLAM/SAP  伯耆原 祥 上松 一永
 3.多クローン性B細胞増多症  待井隆志 山口充洋
 4.リンパ系腫瘍におけるMRD検索の進歩  小椋美知則
 5.抗CD20抗体によるB細胞リンパ腫の治療  飛内賢正
 6.多発性骨髄腫に対する末梢血造血幹細胞移植を用いた治療法  三輪哲義

V.血小板
 1.リゾリン脂質と血小板  矢冨 裕 尾崎由基男
 2.骨髄移植後の血栓性細血管障害:成因と治療の最近の進歩  末廣 謙
 3.明らかになった血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の病態 -von Willebrand 因子cleaving proteaseの役割  窓岩清治 坂田洋一
 4.血小板無力症 -インテグリンαIIbβ3異常症  冨山佳昭

VI.凝固
 1.血栓症と遺伝子多型  宮田敏行
 2.可溶性フィブリンモノマーと血栓準備状態  岡嶋研二
 3.凝固線溶系とSIRS(systemic inflammatory response syndrome)  丸山征郎
 4.止血血栓領域における診断と検査の進歩  渡辺清明
 5.血友病インヒビター症例の治療 -最近の考え方  嶋 緑倫 吉岡 章

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