昭和7年生まれ。昭和30年大阪大学医学部卒業。35年大学院医学研究科終了、医学博士。阪大病院第二内科学教室で脂肪肝の研究に取り組み、昭和38年「肥満外来」を開始。昭和39〜42年米国カリフォルニア州City of Hope Medical CenterのGeorge Rouser博士のもとで脂質分析の開発研究。42年に大阪大学に復帰して「高脂血症外来」を開設。昭和54年国立循環器病センター研究所病因部長、平成元年同研究所副所長となり、「動脈硬化に関連した血漿リポ蛋白異常の遺伝素因と栄養の関連についての研究」を推進した。平成7年定年退職、平成8年から箕面市立介護老人保健施設施設長として高齢者の介護と医療に従事する傍ら、国立循環器病センター研究所名誉所員としてこれまでの動脈硬化に関する研究を老年医学の場に広げてきた。平成21年4月から尼崎介護老人保健施設ブルーベリーに移り、現在同施設の管理医師・施設長を勤める。日本アフェレーシス学会理事長、日本動脈硬化学会理事、国際アフェレーシス学会理事長、アジア太平洋動脈硬化学会理事長などの役職を歴任、平成11年度日本動脈硬化学会大島賞受賞、2004年度国際アフェレーシス協会Cohn de Laval Prizeを受賞。