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書籍詳細

抗HIV/エイズ薬の考え方,使い方,そして飲み方

抗HIV/エイズ薬の考え方,使い方,そして飲み方

岩田健太郎 著

A5判 156頁

定価2,860円(本体2,600円 + 税)

ISBN978-4-498-01782-5

2011年09月発行

在庫なし

非専門医や薬剤師、看護師、保健師、医学生等にむけてHIV感染症の治療薬に関する知識をまとめた書。内容の解り易さにと読み易さに重点を置いたリーダブルな一冊。

目 次

第1章 エイズ治療の世界に触れてみよう
■転ばぬ先の杖−挫折しないためのアドバイス
 何度も挫折した
 名前がややこしい
 組み合わせがややこしい
 ガイドラインがどんどん新しくなっていく
■反復練習と,一歩一歩(one step at a time)
 ツルバダ・ストックリン
 ツルバダ・レイアタッツに発展させる
 なんとかビルという一般名はプロテアーゼ阻害薬
 覚えるのは,まずこの2つ
■ARTとは何か
 抗HIV薬の3つのグループ
 核酸系逆転写酵素阻害薬はNRTI
 非核酸系逆転写酵素阻害薬はNNRTI
 プロテアーゼ阻害薬はPI
 キードラッグとバックボーン
■HIVのしくみ,ARTのしくみ
 HIVとは何か
 実際の治療例
 エイズとは?
 大切なのは,CD4とウイルス量
 HIV感染・エイズの自然歴
 エイズの診断
 いつからARTを始めるか?
 ARTとお金の話
 実際のARTの始め方
 何を目標にするか?
 ARTは役に立つか?
 ARTで全て解決か?
 ARTはいつまで飲む?いつ止めてよい?
 「ARTがうまくいかない」とは?
 耐性検査とは?
 薬剤耐性検査の読み方
 少しARTの選択肢を拡張しよう
 アイリス(IRIS)とは何か?
 ART,さらにもう少しレパートリーを増やそう

第2章 抗HIV薬各論
■NRTI/NtRTI
 レトロビル(AZTあるいはZDV)
 ヴァイデックス(ddI)
 エピビル(3TC),エムトリバ(FTC)
 ゼリット(d4T)
 ザイアジェン(ABC)
 ビリアード(TDF)
■NNRTI
 ビラミューン(NVP)
 ストックリン(EFV)
 レスクリプター(DLV)
 インテレンス(ETR)
■PI
 クリキシバン(IDV)
 インビラーゼ(SQV)
 ノービア(RTV)
 ビラセプト(NFV)
 カレトラ(LPV/r)
 レイアタッツ(ATV)
 レクシヴァ(FPV)
 プリジスタ(DRV)
■インテグラーゼ阻害薬
 アイセントレス(RAL)
■CCR5阻害薬
 シーエルセントリ(MVC)
■その他,海外の抗HIV薬
 Fuzeon(Enfuvirtide)
 Atripla(TDF/FTC/EFV)
 Trizivir(ABC/AZT/3TC)
 Aptivus(Tipranavir)
 Edurant(Rilpivirine)

第3章 さまざまな合併症のことなど
■結核になったら
 リファブチンとPIの併用の仕方
 リファブチンとNNRTIの併用の仕方
 アイセントレスとの併用
 その他の注意
■B型肝炎(HBV感染)の合併時は
■C型肝炎合併例では
■肝機能が悪いときのART
■腎機能が悪いときのART
■妊婦および小児
■急性レトロウイルス症候群
■針刺し対応,レイプ対応
■中枢神経症状がある場合
■脂質異常の治療
■やってはいけない!ここが問題ART
■日和見感染(OI)や,その他の合併症の治療
 予防薬
 OIの治療(コモンなもの)

あとがき
参考文献

索引

[付録1]抗HIV薬一覧表
[付録2]よく使う薬剤組み合わせ

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執筆者一覧

岩田健太郎  著
青木 眞  監

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