目 次
第1章 エイズ治療の世界に触れてみよう
■転ばぬ先の杖−挫折しないためのアドバイス
何度も挫折した
名前がややこしい
組み合わせがややこしい
ガイドラインがどんどん新しくなっていく
■反復練習と,一歩一歩(one step at a time)
ツルバダ・ストックリン
ツルバダ・レイアタッツに発展させる
なんとかビルという一般名はプロテアーゼ阻害薬
覚えるのは,まずこの2つ
■ARTとは何か
抗HIV薬の3つのグループ
核酸系逆転写酵素阻害薬はNRTI
非核酸系逆転写酵素阻害薬はNNRTI
プロテアーゼ阻害薬はPI
キードラッグとバックボーン
■HIVのしくみ,ARTのしくみ
HIVとは何か
実際の治療例
エイズとは?
大切なのは,CD4とウイルス量
HIV感染・エイズの自然歴
エイズの診断
いつからARTを始めるか?
ARTとお金の話
実際のARTの始め方
何を目標にするか?
ARTは役に立つか?
ARTで全て解決か?
ARTはいつまで飲む?いつ止めてよい?
「ARTがうまくいかない」とは?
耐性検査とは?
薬剤耐性検査の読み方
少しARTの選択肢を拡張しよう
アイリス(IRIS)とは何か?
ART,さらにもう少しレパートリーを増やそう
第2章 抗HIV薬各論
■NRTI/NtRTI
レトロビル(AZTあるいはZDV)
ヴァイデックス(ddI)
エピビル(3TC),エムトリバ(FTC)
ゼリット(d4T)
ザイアジェン(ABC)
ビリアード(TDF)
■NNRTI
ビラミューン(NVP)
ストックリン(EFV)
レスクリプター(DLV)
インテレンス(ETR)
■PI
クリキシバン(IDV)
インビラーゼ(SQV)
ノービア(RTV)
ビラセプト(NFV)
カレトラ(LPV/r)
レイアタッツ(ATV)
レクシヴァ(FPV)
プリジスタ(DRV)
■インテグラーゼ阻害薬
アイセントレス(RAL)
■CCR5阻害薬
シーエルセントリ(MVC)
■その他,海外の抗HIV薬
Fuzeon(Enfuvirtide)
Atripla(TDF/FTC/EFV)
Trizivir(ABC/AZT/3TC)
Aptivus(Tipranavir)
Edurant(Rilpivirine)
第3章 さまざまな合併症のことなど
■結核になったら
リファブチンとPIの併用の仕方
リファブチンとNNRTIの併用の仕方
アイセントレスとの併用
その他の注意
■B型肝炎(HBV感染)の合併時は
■C型肝炎合併例では
■肝機能が悪いときのART
■腎機能が悪いときのART
■妊婦および小児
■急性レトロウイルス症候群
■針刺し対応,レイプ対応
■中枢神経症状がある場合
■脂質異常の治療
■やってはいけない!ここが問題ART
■日和見感染(OI)や,その他の合併症の治療
予防薬
OIの治療(コモンなもの)
あとがき
参考文献
索引
[付録1]抗HIV薬一覧表
[付録2]よく使う薬剤組み合わせ