1.この本の特徴と使い方
2.2007年供給開始新製剤と旧製剤の比較及び対応
3.注意点
第1章 輸血と輸血検査実施の判断
1─1.輸血のトリアージtriage
1─2.輸血および輸血前検査が必要な患者群
1─3.輸血前検査を実施しておく患者群
1─4.血液型検査を実施しておく患者群
1─5.自己血輸血が選択できる患者群
1─6.輸血を拒否する患者
1─7.外来での輸血
第2章 緊急輸血
2─1.緊急O型輸血
2─2.ノークロス(マッチ)輸血
2─3.生理食塩水法交差適合試験
第3章 輸血前検査
3─1.血液型検査法
3─1─1.ABO式血液型判定
3─1─2.Rh式血液型 試験管法
3─2.赤血球不規則抗体検査
3─3.交差適合試験
3─4.夜間の輸血検査
第4章 輸血開始
4─1.準備
4─2.輸血の説明と同意
4─3.確認と輸血開始
4─4.確認と観察および記録
4─5.輸血の効果判定
第5章 輸血製剤の使用指針と効果
5─1.赤血球製剤
5─1─1.全血製剤
5─1─2.濃赤(RCC)
5─2.新鮮凍結血漿(FFP)
5─3.血小板製剤
5─4.アルブミン製剤
5─5.血漿分画製剤
5─6.2005年改訂 血液製剤使用ガイドラインの要点
5─7.血液製剤の添付文書概要
第6章 輸血事故の防止
6─1.輸血事故の現状
6─2.輸血事故防止策
6─2─1.輸血全般における防止策
6─2─2.ABO型違い輸血副作用発生時の対策
6─3.リスクマネージメント
第7章 副作用と対策
7─1.即時型および急性の副作用
7─2.感染症
7─3.溶血
7─4.免疫反応
第8章 輸血後の検査
8─1.輸血前後の感染症検査
8─2.遡及調査
8─3.赤血球同種抗体検査
第9章 輸血療法手技
9─1.採血手技
9─2.自己血輸血
9─2─1.貯血式自己血
9─2─2.産科の自己血輸血
9─3.交換輸血と血漿交換
9─4.院内製剤
第10章 小児の輸血の注意点
第11章 細胞治療
11─1.HLAとその検査
11─2.骨髄採取・濃縮
11─3.末梢血幹細胞採取
11─4.活性化T細胞療法
基礎・解説
1.輸血管理料認定施設基準への対策
2.血液製剤の薬価,輸血に関する検査料と手技料
3.不規則抗体検査の意味
4.抗グロブリン法,クームステストの意味
5.血液型が異なる輸血が行われる場合
6.母児免疫による病態
7.ウインドウピリオド
8.TRALI
9.GVHD
10.輸血に関する同意書の説明文(見本)
11.輸血に関して近年改訂された事項
文献
索引