目 次
§1◆検査を安全に行うには
1.単純X線撮影 〈立石宇貴秀,佐竹光夫,荒井保明〉
2.CT 〈立石宇貴秀,佐竹光夫,荒井保明〉
3.MRI 〈中島寛人,村上康二,縄野 繁〉
4.気管支内視鏡 〈土田敬明〉
5.蛍光気管支鏡 〈本多英俊〉
6.X線透視下肺針生検・針細胞診 〈平野 隆〉
7.CT下肺針生検・細胞診断 〈平野 隆〉
8.肺動脈造影 〈内田 修〉
9.気管支動脈造影 〈内田 修〉
10.胸腔鏡 〈林 和〉
11.超音波検査 〈宮島邦治〉
§2◆治療を安全に行うには
1.処置
a.IVH挿入 〈坪井正博,加藤治文〉
b.胸腔穿刺 〈池田徳彦〉
c.心嚢ドレナージ 〈渡辺俊一〉
d.経皮的穿刺細胞診 〈梶原直央〉
e.胸腔ドレーン挿入術 〈梶原直央〉
f.気管切開 〈筒井英光〉
g.CTガイド下マーキング 〈長束美貴〉
2.手術 113
a.開胸手術 〈永井完治〉
b.胸腔鏡下手術 〈大平達夫〉
c.縦隔鏡 〈渡辺俊一〉
3.内視鏡下治療
a.PDT,Nd -- YAG焼灼 〈臼田実男〉
b.気道ステント挿入術〈古川欣也,柳田国夫,岩崎賢太郎,三浦豊章,齋藤 誠〉
4.気管支動脈内抗がん剤注入 〈高橋 充〉
5.化学療法 〈仁保誠治〉
6.分子標的治療 〈後藤功一〉
7.化学放射線療法 〈関根郁夫,角美奈子〉
8.術前術後補助療法 〈軒原 浩〉
9.放射線療法 〈角美奈子〉
10.人工呼吸管理 〈菱田智之,吉田純司〉
11.輸血 〈山田公人〉
12.血液製剤および特定生物由来薬剤 〈山田公人〉
§3◆安全管理(リスクマネージメント)
1.外来業務 〈河野貴文〉
2.手術室 〈永田まみこ,西村光世〉
3.病棟 〈葉 清隆〉
§4◆インフォームドコンセント 〈久保田馨〉
1)インフォームドコンセントの成り立ち
2)インフォームドコンセントの理論的背景
3)悪い知らせの伝え方
4)患者の希望をどこまで受け入れるか
5)家族への対処
6)医療上の責任とは何か
7)医療事故/過誤の説明
§5◆承諾書(説明同意文書) 〈吉田純司〉
1)文書の内容
2)説明文書を渡すだけではすまない場合も
3)同意文書について
4)われわれの文書
§6◆医療事故(過誤)が起きたら 〈西内 岳〉
1)はじめに(法的責任)
2)患者側への説明
3)警察への届出
4)事故の公表とマスコミ対策
5)事故検討会の実施
6)カルテなどの診療記録の保管,保全
7)カルテなどの診療記録の開示
8)医師会,保険会社への報告
9)患者側からの説明会の申し入れ
10)賠償(示談,訴訟など)
§7◆肺がん診療における安全対策 -- 裁判例に学ぶ -- 〈古川俊治〉
1)検診
2)良性疾患との鑑別
3)手術適応
4)抗がん剤による副作用死
§8◆Side Memo
1.医療と法律 〈西内 岳〉
2.医療事故と医療過誤 〈古川俊治〉
3.異状死体の届出義務 〈古川俊治〉
4.造影剤使用に関して 〈赤田壮市〉
5.抗生剤テスト 〈長瀬清亮,久保田馨〉
6.治験 〈金尾直美〉
§9◆今後の展望 〈西條長宏〉
索引