目　次

§1．総論
　　　1．抗癌剤の種類と特徴 〈中野絵里子〉　
　　　　1．乳癌における化学療法の目的
　　　　2．抗癌剤の作用部位と作用機序
　　　　3．抗癌剤の種類
　　　　　代謝拮抗薬
　　　　　アルキル化薬
　　　　　白金製剤
　　　　　トポイソメラーゼI阻害薬
　　　　　トポイソメラーゼII阻害薬
　　　　　抗腫瘍性抗菌薬
　　　　　微小管阻害薬
　　　2．乳癌初期化学療法の概念 〈濱岡　剛〉　
　　　　1．乳癌初期化学療法の概念
　　　　2．術前化学療法か術後化学療法か
　　　　3．適応に関する新しい選択肢
　　　　4．薬物選択
　　　3．進行再発乳癌の治療指針における化学療法の役割 〈中野絵里子〉　
　　　　1．進行再発乳癌治療の概念
　　　　2．適応に対する新しい選択肢―分子標的治療薬の役割
　
§2．プリプリンテッド・オーダー集と解説
　A．化学療法
　　1）注射薬 〈松田直子，中野絵里子〉　
　　　1．FEC療法
　　　2．EC療法
　　　3．AC療法
　　　4．Weeklyパクリタキセル：PTX療法，Tri-Weeklyパクリタキセル療法
　　　5．（Tri-Weekly）ドセタキセル（DOC）療法
　　　6．ナベルビン(R)（VNR）療法
　　　7．TC（術後化学）療法
　　　8．Tri-Weeklyハーセプチン(R)（HER）療法
　　　9．Weeklyハーセプチン(R)（HER）療法
　　2）経口薬 〈桑山隆志〉　
　　　1．カペシタビン（ゼローダ(R)）
　　　2．TS-1
　　　3．ラパチニブ（タイケルブ(R)）
　　　4．今後期待される薬剤
　　　　a．ネラチニブ(R)（HKI-272）
　　　　b．エベロリムス(R)（RAD001）
　　　　c．ベバシズマブ（アバスチン(R)）
　　　　d．ポリ（ADP-ribose）ポリメラーゼ（PARP）1阻害剤（BSI-201）
　　　　e．ペルツズマブ
　　　　 f．スニチニブ（スーテント(R)）
　B．内分泌治療薬 〈北野敦子，中野絵里子〉　
　　　1．抗エストロゲン薬
　　　2．LH-RHアナログ
　　　3．アロマターゼ阻害剤
　C．骨転移に対する治療 〈濱岡　剛〉
　　　ビスホスホネート製剤

§3．副作用
　　　1．嘔気・嘔吐 〈尹　玲花，中野絵里子〉　
　　　2．口内炎 〈尹　玲花，中野絵里子〉　
　　　3．白血球減少 〈尹　玲花，中野絵里子〉　
　　　4．貧血 〈尹　玲花，中野絵里子〉　
　　　5．脱毛 〈尹　玲花，中野絵里子〉　
　　　6．皮膚障害 〈尹　玲花，中野絵里子〉　

§4．付録
　　　1．肝炎合併時の抗癌剤治療 〈中野絵里子〉　
　　　2．腫瘍マーカー 〈中野絵里子〉　
　　　3．漏出性皮膚障害時の対応 〈中野絵里子〉　
　　　4．心毒性 〈中野絵里子〉　
　　　5．放射線リコール 〈中野絵里子〉　
　　　6．遺伝子検査 〈小野田敏尚〉　
　　　7．レジメン管理 〈高山慎司〉　
　　　8．CTCAE grading 〈中野絵里子〉　

索引

執筆者一覧

中村清吾　昭和大学医学部教授昭和大学病院ブレストセンター長　監
中村絵里子　聖路加国際病院ブレストセンター　編著
濱岡　剛　聖路加国際病院ブレストセンター，桜新町濱岡ブレストクリニック院長　
松田直子　聖路加国際病院ブレストセンター　
桑山隆志　聖路加国際病院ブレストセンター，東京医科歯科大学乳腺外科　
北野敦子　聖路加国際病院ブレストセンター　
尹　玲花　聖路加国際病院ブレストセンター　
小野田敏尚　聖路加国際病院ブレストセンター　
高山慎司　聖路加国際病院薬剤部