目 次
はじめに─本書のコンセプトと使い方 〈畠 清彦〉
1章 研修医・レジデントの心得─よい医師になるために
(1)研修における目標と評価 〈伊藤良則〉
(2)がんの薬物療法専門医になるには,いかに研修するか〈三嶋裕子〉
(3)腫瘍内科医を目指す前の初期研修 〈小林 心〉
(4)診療技術とバイタルサインのチェック 〈久保木恭利〉
(5)内科認定医試験 〈朝井洋晶〉
2章 研修医,レジデントでできるとよい処置
(1)消毒,血液培養 〈明星智洋〉
(2)点滴確保,抗がん剤注射,IVH 〈後藤宏顕〉
(3)アナフィラキシーショックへの対応,輸血〈明星智洋〉
(4)ポートに対する投与,胸水,腹水 〈徳留なほみ〉
(5)インフォームド・コンセント,がん薬物療法の同意書,説明資材の作成 〈小倉真理子〉
(6)口内ケア 〈仲野兼司〉
(7)消化器毒性 〈水沼信之〉
(8)好中球減少,G-CSF,貧血,感染症の対応,発熱性好中球減少症 〈明星智洋〉
(9)血小板減少 〈勝部敦史〉
(10)抗がん剤治療を行うことができる条件とは?〈高木浩一〉
(11)高齢者に行う化学療法 〈久保木恭利〉
(12)効果判定,RECIST 〈末永光邦〉
(13)ガイドラインについて 〈小坂泰二郎〉
(14)病理検体の対応と提出方法について 〈横山雅大〉
3章 おさえておくべき検査の知識
(1)フローサイトメトリーとsurface marker〈竹内賢吾,大田泰徳〉
(2)FISH 〈岩崎玲子〉
(3)HER2 〈三浦弘善〉
(4)cHER2(circulating HER2) 〈三浦弘善〉
(5)BCR/ABL遺伝子 〈三嶋裕子〉
(6)c-kit 〈尾阪将人〉
(7)EGFR 〈篠崎英司〉
(8)KRAS遺伝子 〈篠崎英司〉
(9)CD20 〈三嶋雄二〉
(10)CD33 〈上田響子〉
(11)CD22 〈照井康仁〉
(12)Bcl-2,Bcl-6,CD10,MIB1 〈遠西大輔〉
4章 個々のがん
(1)頭頸部腫瘍 〈五月女隆〉
(2)消化器癌
a食道癌 〈小倉真理子〉
b胃癌 〈小倉真理子〉
c大腸癌 〈篠崎英司〉
d肝臓癌 〈小倉真理子〉
e膵癌 〈尾阪将人〉
f GIST 〈尾阪将人〉
(3)肺癌
a小細胞肺癌 〈宮内栄作〉
b非小細胞肺癌 〈工藤慶太〉
(4)乳癌
a乳癌総論─疫学・病期・治療─ 〈服部正也〉
b生検,画像診断,局所処置, リンパ浮腫対応 〈杉原 勉〉
c術後薬物療法 〈服部正也〉
d転移乳癌 〈小坂泰二郎〉
eホルモン療法 〈細永真理〉
(5)血液腫瘍領域
a悪性リンパ腫
1)ホジキンリンパ腫 〈横山雅大〉
2)非ホジキンリンパ腫(DLBCL,FL,MCL) 〈横山雅大〉
3)T細胞リンパ腫 〈朝井洋晶〉
b白血病
1)CML 〈三嶋裕子〉
2)AML 〈勝部敦史〉
3)ALL 〈上田響子〉
c MDS 〈上田響子〉
d 多発性骨髄腫 〈山田修平〉
(6)原発不明癌 〈高橋俊二〉
(7)婦人科領域
c子宮体癌 〈飯塚千祥,岩瀬春子,滝澤 憲〉
b子宮頸癌 〈松村眞紀,岩瀬春子,滝澤 憲〉
c卵巣癌 〈尾松公平〉
(8)泌尿器癌
a腎細胞癌 〈公平 誠〉
b膀胱癌,尿管癌 〈五月女隆〉
c前立腺癌 〈五月女隆〉
(9)転移性骨腫瘍 〈三浦弘善,高橋俊二〉
(10)CTCAE 〈服部正也〉
事項索引
薬品名索引