目 次
序章
A.婦人科がんで用いられる抗がん薬 〈谷山智子 勝俣範之〉
1.婦人科がんで使用される抗がん薬
2.婦人科がんで使用する代表的抗がん薬の歴史と薬理作用
B.導入が期待される分子標的薬 〈藤原恵一〉
1.Bevacizumab
2.Pazopanib
3.BIBF1120
4.AMG386
5.PARP阻害薬
6.MORAb-003(Farletuzumab)
7.mTOR inhibitor
1 外陰・腟がん 〈駒井 幹 牛嶋公生〉
A.外陰がん
1.総説
2.外陰がんに対する化学療法
3.外陰がんの抗がん薬
4.外陰がんに対する放射線同時化学療法
B.腟がん
1.総説
2.腟がんの抗がん薬
3.腟がんに対する放射線同時化学療法
2 子宮頸がん
2-A.総説 〈三上幹男〉
1.概要
2.子宮頸がん治療における化学療法の位置づけ
3.今後の頸がんに対する化学療法の新たな取り組み
2-B.進行・再発がん 〈島田宗昭 紀川純三〉
1.対象
2.有効な薬剤は何か
3.標準的に行われているレジメンは何か
4.研究的に行われているレジメンは何か
2-C.CCRT 〈藤原久也〉
1.対象
2.有効な薬剤
3.標準的・研究的に行われているレジメン
2-D.術前・術後化学療法 〈竹島信宏 瀧澤 憲〉
1.対象
2.有効な薬剤とレジメン
3.CPT-P療法・CPT-NDP療法における投与期間
3 子宮体がん
3-A.総説 〈青木陽一〉
1.子宮体がんに対する化学療法
2.子宮肉腫に対する化学療法
3.妊孕性温存例に対するmedroxyprogesterone acetate(MPA)療法
3-B.術後化学療法 〈中西 透〉
1.術後化学療法の適応
2.子宮体がんに有効な薬剤
3.標準的,研究的レジメン
4.研究的レジメンの概説
3-C.進行・再発がんに対する化学療法 〈大槻健郎 伊藤 潔 八重樫伸生〉
1.単剤化学療法
2.多剤併用療法
3.今後の展望
3-D.子宮肉腫 〈江本 精〉
1.子宮がん肉腫
2.子宮平滑筋肉腫
3.子宮内膜間質肉腫
3-E.妊孕性温存例におけるMPA療法 〈進 伸幸 平沢 晃 阪埜浩司 青木大輔〉
1.対象
2.治療法
3.治療中〜後のfollow upの実際
4.治療後の妊娠について
4 卵巣がん
4-A.総説 〈杉山 徹〉
1.化学療法の目的
2.初回化学療法:現在の標準と最近の動向
3.卵巣がん治療ガイドライン2010年改訂版
4-B.上皮性・間質性腫瘍(卵管・腹膜がんを含む)
a.初回化学療法 〈熊谷晴介 庄子忠宏〉
1.対象
2.有効な薬剤は何か
3.標準的・研究的に行われているレジメンは何か
4.標準的なレジメン
5.知っておくべきレジメン
6.組織型別治療
b.再発卵巣がんに対する化学療法 〈梶山広明 吉川史隆〉
1.プラチナ抵抗性再発卵巣がんに対する主な化学療法
2.知っておくべきレジメン
4-C.胚細胞腫瘍 〈横山良仁〉
1.標準的なレジメンの図示
4-D.性索間質性腫瘍 〈田部 宏 岡本愛光〉
1.標準的なレジメンの図示
2.臨床研究であるが知っておくべきレジメン
5 絨毛がん 〈兼城英輔 小林裕明〉
6 化学療法に対する支持療法
6-A.適切なG-CSF製剤の投与法 〈竹内 聡〉
6-B.Chemotherapy-induced nausea and vomiting(CINV)に対する標準的な制吐療法〈杉山 徹〉
6-C.緩和医療 〈鈴木 直 戸澤晃子 大原 樹 木口一成〉
索引