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Annual Review 免疫 2006
奥村 康 他編
B5判 244頁
定価9,680円(本体8,800円 + 税)
ISBN978-4-498-00674-4
2005年12月発行
在庫なし
注目すべきトピックを選び,その分野の第一人者が内外の文献を踏まえて最新の進歩を展望する.定評ある年刊書の最新版.
目 次 I.T細胞 Tリンパ球分化における運命決定─シングルポジティブへの道<鈴木春巳> II.B細胞 B細胞の分化─形質細胞への分化とストレス応答<磯部健一 羽根田正隆 石田佳幸 伊藤佐知子> III.MHC,抗原細胞提示機構 1.制御性樹状細胞によるGVHD抑制<佐藤克明 松山隆美> 2.MHCクラスIbファミリーの多様性<梶川瑞穂 笠原正典> 3.腫瘍組織におけるHLA class I down-regulationと免疫逃避<五十嵐健史 廣橋良彦 鳥越俊彦> 4.MHCとフェロモン<石井智浩> IV.自然免疫から獲得免疫へのリンク 1.オートファジー(自食作用)による感染防御─宿主と微生物の新たな戦いの場<中川一路> 2.ペプチドグリカンの構造と宿主免疫反応<上原亜希子 高田春比古> 3.アジュバントの作用機序とワクチン適用への基礎研究<瀬谷 司 松本美佐子> 4.自然免疫の構造生物学─IRFファミリー転写調節ドメインの構造生物学<高橋清大 稲垣冬彦> 5.IRF-5(IFN-regulatory factor-5)と生体防御機構<高岡晃教> V.NK,NKT NKT系による自然免疫と獲得免疫のリンク<石川栄一 中山俊憲> VI.サイトカイン 1.IL-12関連サイトカインによる免疫調節機構<多田浩之 樗木俊聡> 2.IL-18<星野友昭> 3.IL-27とIL-12サイトカインファミリー<吉田裕樹 宮崎義之> 4.STAT3 Ser727リン酸化を制御するキナーゼ系とその役割研究に関する最近の進展<中嶋弘一> VII.接着,共刺激分子,トラフィッキング,ホーミング リンパ球接着分子DNAM-1(CD226)のリガンドの同定とその機能 <田原聡子 渋谷和子 渋谷 彰> VIII.免疫組織 1.粘膜M細胞の新機能<寺原和孝 清野 宏> 2.胸腺ストローマをつなぐタイト結合の役割<一宮慎吾 小島 隆> IX.免疫記憶,免疫調節,寛容 1.メモリーTh2細胞におけるTh2サイトカイン産生維持のメカニズム<山下政克 中山俊憲> 2.メモリーB細胞受容体とシグナル<安達貴弘> 3.CD8+CD122+制御性T細胞の免疫ホメオスタシス維持における役割<鈴木治彦> X.感染と免疫 ウイルス感染に応答した自然免疫誘導のメカニズム<米山光俊 藤田尚志> XI.腫瘍免疫,移植免疫 1.Hsp90-癌ペプチド複合体ワクチンの高CTL誘導性機構の解析<大浦 淳 田村保明 佐藤昇志> 2.プロテイン(ペプチド)スプライシングと腫瘍抗原<花田賢一> XII.免疫疾患 1.アレルゲン免疫療法の現状と展望<佐藤長人 永田 真> 2.膠原病のゲノム病理─病像多様性のポリジーンネットワーク<能勢眞人 小森浩章> 3.新しいリウマチモデルとしてのSKGマウス─単一遺伝子突然変異が生む自己免疫性関節炎<田中 聡 坂口志文> 4.免疫系に作用する天然薬物の探索と創薬への応用<小林淳一 石山玄明> 索引
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