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書籍詳細

臨床医のためのパブリックヘルス

臨床医のためのパブリックヘルス

和田耕治 編

A5判 178頁

定価(本体2,800円 + 税)

ISBN978-4-498-07110-0

2010年10月発行

在庫あり

臨床医が公衆衛生の視点を持つことの重要性と、公衆衛生を現場で役立てるための知識・情報のエッセンスを平易に解説。現場で活躍する臨床医に大いに役立つ一冊である。

目 次

第1章集団の健康をとらえる公衆衛生の視点〈和田耕治〉
  氷山の一角に対するハイリスクアプローチ
  集団全体へのポピュレーションアプローチ
  集団の健康を守る公衆衛生の変遷
  公衆衛生の枠組み
  臨床医が公衆衛生の視点を持つこと

第2章健康危機管理
 1.健康危機管理とは? 〈星 佳芳 緒方裕光〉
  目の前の患者を見つつ,世界を考える.think globally,act locally
  公衆衛生行政担当者と協調的に行動する
  臨床医が経験した,健康危機の実例
  情報を収集する
 2.感染症と公衆衛生〈高橋亮太〉
  「気付く」ためのツール: サーベイランス
  「異常な増加」への対応: アウトブレイク調査
  危機管理としての感染症対策
  リスクコミュニケーション(risk communication)
 3.災害医療と公衆衛生〈中出雅治〉
  災害医療の歴史と現状
  なぜ災害医療に公衆衛生?
  公衆衛生の視点からみた災害医療
  豆知識

第3章日本の医療を動かす仕組み
 1.厚生労働省の役割,業務とは? 〈渋谷克彦〉
  厚生労働省で働く人たち
  厚生労働省の業務
  政策決定
  国(厚生労働省)と都道府県(保健所),市町村の役割
  厚生労働省における医系技官
  臨床医と厚生労働省の接点
  臨床医と公衆衛生行政官との連携
 2.保健所の役割〈古屋好美〉
  保健所の業務その1 ―法令に基づく定型的業務
  現在の業務その2 ―地域医療連携
  現在の業務その3 ―健康危機管理
  保健所の役割の変遷
 3.健康保険と医療費〈富塚太郎〉
  保険というもの
  保険の目的
  リスク選択,逆選択,リスク調整
  応能負担と応益負担
  自己負担分の意図
  健康保険制度の国際比較
  日本の医療財源と医療費
 4.臨床におけるプライマリ・ヘルスケアの実践〈高山義浩〉
  プライマリ・ヘルスケアの5 原則
  事例: 佐久地域におけるエイズ拡大防止に取り組む
 5.産科医師の減少と産科医療を救うための制度設計〈太田 寛〉
  立ち去り型サボタージュ
  産婦人科における病院の集約化
  産科施設数の推移,産婦人科医数の推移
  なぜ,産科の現場から立ち去るのか
  産婦人科の救急現場からの撤退を促進した「事件」について
  産科医療体制の有効な対処とは

第4章臨床データの活用
 1.診療の質と公衆衛生の考え方〈東 尚弘〉
  診療の質の評価がなぜ必要か
  評価における構造・過程・結果の視点
  過程の評価のススメ
  診療ガイドラインと診療の質評価指標(quality indicator: QI)
  がん診療における診療の質評価指標(quality indicator: QI)の作成研究
  どうやって診療の質の評価結果を生かしていくのか
 2.臨床研究支援と公衆衛生(ナショナルセンターの独立行政法人化を通して)〈田中 剛〉
  独立行政法人国立精神・神経医療研究センター(National Center of Neurology and Psychiatry)とは
  Translational Medical Center(TMC)の試み
  生体試料管理について
  患者登録について
  臨床研究者の育成支援について
  知的財産(知財)管理について

第5章最近のトピック
 1.エビデンスに基づく公衆衛生(Evidence Based Public Health)〈和田耕治〉
  エビデンスに基づく医療と公衆衛生の違い
  公衆衛生のエビデンスの種類
  エビデンスに基づくガイドラインができるまで
  地域や現場で実施する際に留意すべきこと
  新型インフルエンザでの公衆衛生施策
 2.臨床に活かす行動変容の理論〈坂本宣明〉
  行動変容とは何か
  各個人の健康認識を高める方法
  個人や集団には行動変容を起こす準備段階(ステージ)がある
  人とのかかわりの中で行動を変えていく
  環境改善による行動変容
  集団に健康情報を伝えていく,教育を実施する
 3.臨床医が知っておきたい「健康の社会的決定要因」〈近藤尚己〉
  社会経済的地位と健康
  雇用形態・就労環境と健康
  社会的ネットワーク: 人とのつながりが命を救う
  社会のあり様と健康: 住む街で健康が決まる
  SDH を臨床にどう生かすか
 4.政治と医療との接点〈冨岡慎一〉
  戦時中から終戦後まで
  戦後拡大路線の時代
  医療費抑制政策の時代
  日本医師会について

第6章キャリア―臨床医がさらに公衆衛生を学ぶためには―
 1.公衆衛生をさらに学ぶ場―総論〈和田耕治〉
  学会に参加してみる
  短期セミナーに参加してみる
 2.東京大学大学院公衆衛生学修士課程の紹介〈坂本宣明〉
  コースの概要
  大学院生の状況と修了後の進路
  修了者としての感想
 3.海外で公衆衛生を学ぶ〈北川 洋〉
  米国公衆衛生大学院へ向けての準備
  臨床医が海外の公衆衛生大学院で学ぶメリット
  臨床医にとってのキャリア上の位置づけ

索引

コラム
知っておきたいデータ
(1)医療従事者数と医療費〈太田 寛 和田耕治〉
(2)患者についての主なデータ〈太田 寛 和田耕治〉
(3)国民全体のデータ〈太田 寛 和田耕治〉
知っておきたい法律
(1)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)と予防接種法〈渋谷克彦〉
(2)法律と政令と省令の違いは?通知と通達と告示とは? 〈渋谷克彦〉
(3)医師法と医療法〈渋谷克彦〉
産業保健〈河津雄一郎〉
病気の決定要因「BIGGEMS」〈和田耕治〉

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執筆者一覧

和田耕治 北里大学医学部衛生学公衆衛生学講師 編
太田 寛 北里大学医学部衛生学公衆衛生学 編
相澤好治 北里大学副学長 監
星 佳芳 北里大学医学部衛生学公衆衛生学講師 
緒方裕光 国立保健医療科学院研究情報センター長 
高橋亮太 自衛隊中央病院内科・感染症科 
中出雅治 大阪赤十字病院呼吸器外科部長兼国際医療救援部長 
渋谷克彦 飯塚病院総合診療科医長 
古屋好美 山梨県中北保健所長 
富塚太郎 国立保健医療科学院政策科学部主任研究官 
高山義浩 沖縄県立中部病院感染症内科 
東 尚弘 東京大学大学院医学系研究科健康医療政策学准教授 
田中 剛 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター企画経営部企画医療研究課長 
坂本宣明 こころとからだの元氣プラザ 
近藤尚己 山梨大学大学院医学工学総合研究部社会医学講座講師 
冨岡慎一 松下政経塾 
北川 洋 東京大学医学部附属病院呼吸器内科 
河津雄一郎 株式会社平和堂健康管理室統括産業医 

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