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CLINICAL NEUROSCIENCE Vol.41 (23年) 03月号 ALS―どこまでわかり,どこまで治るか
AB判 144頁
定価2,970円(本体2,700円 + 税)
2023年03月発行
在庫あり
病態解明を背景に,続々と新薬の開発が進む筋萎縮性側索硬化症(ALS).大きな変貌を遂げつつあるALSの歴史,広がり,発症機序,診療・治療・介護の現状を網羅的に取り上げた特集となっています.
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Main Theme ALS―どこまでわかり,どこまで治るか CONTENTS A.総論 ALS―その歴史と現在●祖父江 元 孤発性ALSの臨床像●中山宜昭 他 前頭側頭型認知症を伴うALS●市川博雄 紀伊ALS●小久保康昌 グアム島と西ニューギニアのALSとPDCとは何であり,医学はそれらから何を学んだのか●小柳清光 他 B.原因と発症機序 遺伝性ALSオーバービュー●森野豊之 他 SOD1●青木正志 他 TDP-43●小出眞悟 他 FUS●石垣診祐 C9orf72―どこまでわかっているか? どこまで治療に繋がりうるか?●富山弘幸 AMPA受容体と運動ニューロン死●日出山拓人 他 グリア細胞の関与●堀内麻衣 他 プリオン機序●勇亜衣子 他 C.検査所見と診断基準 電気生理所見●高橋和沙 他 脳の画像所見●島野 薫 他 日本の診断基準(ガイドライン,指定難病)●澁谷和幹 国際診断基準●大崎裕亮 他 D.現在の治療とケア リルゾール●狩野 修 他 エダラボン●山下 徹 高用量メチルコバラミン●和泉唯信 他 栄養・代謝異常●清水俊夫 呼吸●荻野美恵子 コミュニケーション●成田有吾 他 E.開発中の治療 ロピニロール塩酸塩●森本 悟 他 ボスチニブ―ALSに対するSrc⊘c—Abl阻害薬の動向●今村恵子 他 遺伝子治療●村松慎一 核酸医薬●中山東城 他 ワクチン・抗体療法●漆谷 真 連載 細胞のメカニズムと神経疾患 慢性疼痛におけるERKシグナル●佐藤泰司 臨床中枢神経生理A to Z [体性感覚誘発電位(7)]体性感覚誘発電位の回復曲線(SEP–R)●望月仁志 他 臨床医のための神経病理 再入門(編集協力:亀井 聡) 腸管出血性大腸菌による急性脳症●種市尋宙 脳と神経の医学の歴史 古代ローマのガレノス(2)―神経系の病気●坂井建雄 検査からみる神経疾患 検査からみる脳脊髄液減少症●荒木信夫 他 ニューロサイエンスの最新情報 SUDEP(sudden unexpected death in epilepsy)●井林賢志 他 Q & A―神経科学の素朴な疑問 優柔不断な人はどのような意思決定をするのでしょうか?●高橋英彦 素顔のニューロサイエンティスト John C. Morris●井原涼子
執筆者一覧
水澤英洋 国立精神・神経医療研究センター理事長特任補佐・名誉理事長/東京医科歯科大学名誉教授・特命教授 編集委員宇川義一 福島県立医科大学名誉教授/同 ヒト神経生理学講座教授 編集委員小林 靖 防衛医科大学校教授 編集委員鈴木則宏 湘南慶育病院院長/慶應義塾大学名誉教授 編集委員齊藤延人 東京大学教授 編集委員北澤 茂 大阪大学教授 編集委員
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