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書籍詳細

エキスパートを目指す心臓弁膜症診療ハンドブック

エキスパートを目指す心臓弁膜症診療ハンドブック

大門雅夫 編著

A5判 182頁

定価4,840円(本体4,400円 + 税)

ISBN978-4-498-13672-4

2022年07月発行

在庫あり

画像診断を中心とした診断のポイントから,侵襲的治療法の選択・適応,術後のフォローアップまで,基本の必須知識と1歩踏み込んだ実践的内容を一挙両得! 日本・米国・欧州それぞれの最新版ガイドラインを反映した,進化し続ける治療法に対応する内容.各疾患の病態・診断基準・重症度分類,手術法の選択,手技の実際など弁膜症診療の必須知識をわかりやすく解説した,読めばすぐに役に立つ弁膜症診療の必読書.

編著者略歴

大門 雅夫(だいもん まさお)
東京大学医学部附属病院検査部 講師

【略歴】
1994年 千葉大学医学部卒業
1995年 公立長生病院内科
1997年 船橋市立医療センター循環器科,救急救命センター
1999年 大阪市立大学吉川純一教授のもとで心エコー図を学ぶ
2001年 千葉大学循環器内科 文部科学教官助手
2003年 米国クリーブランドクリニックに留学,心エコー図や弁膜症の研究に従事する
2005年 千葉大学循環器内科医員
2007年 順天堂大学循環器内科学講座 准教授
2013年 現職

【主な学会活動】
日本循環器病学会正会員(FJCS),日本心臓病学会特別正会員(FJCC),米国心臓病学会正会員(FACC),欧州心臓病学会正会員(FESC),日本心エコー図学会理事,日本心臓弁膜症学会幹事(第6回学術集会会長),日本心血管画像動態学会理事など
日本循環器病学会「感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2018年改訂版)」,「弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2019年改訂版)」,「循環器超音波検査の適応と判読ガイドライン(2020年改訂版)」作成委員会班員などとして活動.そのほかCirculation Journal associate editor,International Heart Journal editorial board,月刊心エコー責任編集者などを務めている.

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序文

 近年の弁膜症診療の進歩には目覚ましいものがあります.弁膜症の新たな病態解析が進み,心房性機能性僧帽弁逆流や低圧較差重症大動脈弁狭窄などの新たな概念が提唱され,より細やかな治療指針が示されるようになりました.こうした病態解析の進歩に併せて,3次元心エコー図や負荷心エコー図,CTなど,より高度な画像診断が要求されるようになりました.治療においても,経カテーテル治療が大きく発展し,さらに自己弁を温存した弁形成術など外科治療もさまざまな進歩を見せています.そして,こうした治療法の進歩により,これまで外科治療の恩恵を受けられなかったハイリスク症例まで侵襲的治療の恩恵を受けられるようになり,治療適応の拡大も広がり続けています.こうした進歩の中で,弁膜症治療のゴールは,心不全症状の改善だけでなく長期の予後改善を目指すものになりました.こうした弁膜症診療の進歩に併せて,2020年には日本循環器学会と米国ACC/AHA,2021年には欧州ESC/EACTSの弁膜症診療ガイドラインが大幅に改訂されています.
 このように急速に進歩する弁膜症診療においては,常に最新の知識をアップデートし,さらに今後の展望も見据えた治療を行うことが専門家には求められます.本書は,画像診断を中心とした診断のポイントから,侵襲的治療法の選択・適応,術後のフォローアップなどを中心に,ガイドラインよりも踏み込んだ実践的な知識の習得を目指しました.まず総論では,これまでの弁膜症診療の発展を振り返るとともに,現在の診療,そして今後の発展性を展望しました.続いて各論では各疾患の病態や治療指針を解説し,さらにコラムとして,ガイドラインには収載されていない実践的知識や,未だ議論の必要なトピックについて取り上げました.これら本書の内容を通して,弁膜症における最新の診断や治療までを学び,今後の弁膜症診療の方向性をも展望していただけるものと思います.また,ご執筆いただいた先生方は,現在の弁膜症診療をリードするエキスパートの先生方ばかりを厳選しています.是非とも本書を手に取っていただき,明日からの弁膜症診療にご活用いただくことを,著者・編集者一同願っております.

2022年4月
東京大学医学部附属病院検査部 講師
大門雅夫

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目次

I 総論

心臓弁膜症診療の歩み〈桐山皓行 大門雅夫〉
1 時代とともに変遷する心臓弁膜症の病態
2 診断の進歩と変化する疾患概念
3 進歩する心臓弁膜症治療
4 今後の展望
  >コラム1 診療ガイドラインをどう使い分けるか〈桐山皓行〉


II 各論

Chapter 1 大動脈弁狭窄症(Aortic Stenosis: AS)〈天野雅史〉

1 ASの病因・病態と予後
2 ASの診断と重症度評価
3 ASの治療
  >コラム2 TAVI手技の実際〈三浦瑞樹〉
  >コラム3 ATTRアミロイドーシスを合併したASの治療方針〈滝口 洋 三浦瑞樹〉
  >コラム4 TAVI後の抗血栓療法と血栓症〈桐山皓行〉
  >コラム5 Sutureless Valveの適応とは〈真鍋 晋〉
  >コラム6 ASにおける消化管出血とHeyde症候群〈桐山皓行〉

Chapter 2 大動脈弁閉鎖不全症/大動脈弁逆流(Aortic Regurgitation: AR)〈泉 佑樹〉

1 ARの病態と予後
2 ARの診断と重症度診断のポイント
3 ARの治療
  >コラム7 Marfan症候群と大動脈基部拡大〈八木宏樹 武田憲文〉
  >コラム8 大動脈弁自己弁温存手術の実際〈國原 孝〉
  >コラム9 大動脈二尖弁の疫学と病態〈藤原隆行 武田憲文〉

Chapter 3 僧帽弁閉鎖不全症/僧帽弁逆流(Mitral Regurgitation:MR)〈出雲昌樹〉

1 MRの病態と予後
2 MRの診断と重症度評価
3 MRの治療
  >コラム10 MitraClipⓇの実際〈渡邊雄介〉
  >コラム11 僧帽弁形成手術の実際〈真鍋 晋〉
  >コラム12 心房性機能性MRとは〈阿部幸雄〉
  >コラム13 弁膜症における負荷心エコー図の役割〈太田光彦〉

Chapter 4 僧帽弁狭窄症(Mitral Stenosis:MS)〈大林祐樹 三宅 誠〉

1 MSの病態と予後
2 MSの診断と重症度診断
3 MSの治療
  >コラム14 巨大左房とその弊害〈大林祐樹 三宅 誠〉

Chapter 5 三尖弁閉鎖不全症/三尖弁逆流(Tricuspid Regurgitation: TR) 〈大門雅夫〉
1 TRの病態と予後
2 TRの診断と重症度評価
3 TRの治療
  >コラム15 左心系弁手術後に増悪するTRとは?〈大門雅夫〉
  >コラム16 TRに対する経カテーテル治療の現在地と展望 〈岡本真希 渡邊雄介〉

索引

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執筆者一覧

大門雅夫 東京大学医学部附属病院検査部 講師 編著
桐山皓行 東京大学医学部附属病院循環器内科/トランスレーショナルリサーチセンター 特任助教 
天野雅史 国立循環器病研究センター心臓血管内科部門心不全科 
三浦瑞樹 東京大学医学部附属病院循環器内科 助教 
滝口 洋 東京大学医学部附属病院循環器内科 
真鍋 晋 国際医療福祉大学医学部心臓外科 教授 
泉 佑樹 榊原記念病院循環器内科 医長 
八木宏樹 東京大学医学部附属病院循環器内科 助教 
武田憲文 東京大学医学部附属病院循環器内科 助教 
國原 孝 東京慈恵会医科大学附属病院心臓外科 主任教授 
藤原隆行 東京大学医学部附属病院循環器内科 特任助教 
出雲昌樹 聖マリアンナ医科大学循環器内科 准教授 
渡邊雄介 帝京大学医学部循環器内科 准教授 
阿部幸雄 大阪市立総合医療センター循環器内科 副部長 
太田光彦 虎の門病院循環器センター内科 医長 
大林祐樹 京都大学大学院医学研究科循環器内科学 
三宅 誠 天理よろづ相談所病院先天性心疾患センター 副部長 
岡本真希 帝京大学医学部附属病院循環器内科 

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エキスパートを目指す心臓弁膜症診療ハンドブック
   定価4,840円(本体4,400円 + 税)
   2022年07月発行
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エキスパートを目指す心臓弁膜症診療ハンドブック
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