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書籍詳細

妊孕性温存のすべて

妊孕性温存のすべて

柴原浩章 編著

A5判 526頁

定価9,680円(本体8,800円 + 税)

ISBN978-4-498-16016-3

2021年07月発行

在庫あり

医療の発展によるがん患者の生存率の増加と共に重要なテーマとなってきているのが,妊孕性への影響である.妊孕性温存は患者の将来やQOLに大きく関わる問題であるだけに,医療者側もチーム全体で正しい知識と最新のトピックスを共有する必要がある.本書は,そのような現状を踏まえ,現場で活躍しているエキスパートに,基本的知識から実際の方法,最先端の研究トピックスまで網羅した.現場の診療やケアに繋がる,実践書である.

巻頭言

 妊孕性温存(fertility preservation)とは,男女を問わずこの先の人生で妊娠を計画する前に何らかの病気に罹患してしまい,その治療内容によっては妊娠するための手段を喪失する可能性があり,せっかく病気は克服できてもQOLが大きく損なわれるという状況において,当該患者さんやご家族と,主治医を含めた医療チームが将来の妊娠について一緒に考え,あらかじめ男性では精子や精巣を,女性では卵子や卵巣を採取して保存したり,生殖臓器の手術に際してはできる限りその温存をはかる方法です.
 本書では妊孕性温存を必要とするさまざまな場面を想定し,良性婦人科腫瘍や悪性婦人科腫瘍(遺伝性も含む)の治療,異所性・正所性妊娠の治療,最近注目されているがん・生殖医療(oncofertility)については女性側・男性側の現状と実際について,また今後の臨床応用に向けた最先端研究の現況についてなどを中心として取り上げ,各々の方面でご活躍されているご専門の先生方からご執筆をいただきました.
 幅広い領域を網羅できたことは他に類を見ず,また初学者にとっても非常に有用な知識や技術をご紹介いただくことを目標として本書を企画致しましたが,今後は妊孕性温存に関するバイブルとして,末永くお手に取っていただける内容として完成したと考えています.
 最後に本書のご執筆にあたられました先生方,並びに企画・編集をご担当下さいました中外医学社の皆様方に,深甚の謝意を表します.

令和3年5月
兵庫医科大学産科婦人科学講座主任教授
柴原浩章

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目 次

1章 婦人科腫瘍の治療と妊孕性温存
 1 良性腫瘍に対する妊孕性温存手術の留意点
   A 卵巣チョコレート囊胞〔明樂重夫〕
   B 子宮腺筋症〔福井淳史〕
   C 子宮筋腫〔大野田 晋,杉本公平〕
 2 婦人科がんに対する妊孕性温存
   A 子宮頸がん
    1 円錐切除術〔井上佳代〕
    2 子宮頸部・腟前がん病変(CIN,VAIN)に対する薬物焼灼療法(フェノール・トリクロール酢酸:TCA)〔笹川寿之〕
    3 広汎子宮頸部摘出術〔西尾 浩,岩田 卓,青木大輔〕
    4 子宮頸がん治療における卵巣温存手術(卵巣移動術も含む)〔竹中基記,森重健一郎〕
   B 子宮体がん
    1 子宮内膜異型増殖症および子宮体がんの薬物療法〔高橋詳史,藤原寛行〕
   C 卵巣がん
    1 上皮性卵巣がん〔濱西潤三,万代昌紀〕
    2 上皮性境界悪性卵巣腫瘍〔竹井裕二〕
    3 悪性卵巣胚細胞腫瘍〔梶山広明〕
    4 性索間質性腫瘍〔藤原聡枝,大道正英〕
   D 絨毛性疾患
    1 胞状奇胎〔井箟一彦〕
    2 侵入奇胎・絨毛がんに対する治療後の妊娠〔碓井宏和,佐藤明日香〕

2章 遺伝性腫瘍と妊孕性温存
 1 遺伝性腫瘍―最近の動向〔浦川優作,平沢 晃〕
 2 遺伝性腫瘍と妊孕性温存の実践
   A HBOCと妊孕性温存〔矢内原 臨,岡本愛光〕
   B さまざまな遺伝性腫瘍と妊孕性温存〔上田真子〕
 3 遺伝カウンセリングの実践〔神原容子,三宅秀彦〕

3章 異所性妊娠の治療と妊孕性温存
 1 卵管妊娠〔泉谷知明〕
 2 頸管妊娠〔森實真由美〕

4章 子宮内容除去術と妊孕性温存
 1 子宮内容除去術と妊孕性温存〔原 鐵晃〕

5章 社会的適応による妊孕性温存
 1 社会的適応による妊孕性温存〔船曳美也子〕

6章 がん・生殖医療(Oncofertility)
I 医学的適応による妊孕性温存(女性側)
 1 がん・生殖医療に関する世界の動向〔中村健太郎,鈴木 直〕
 2 卵巣の機能
   A 卵の成熟と受精機構〔川合智子,島田昌之〕
   B 女性の生殖内分泌機構〔岩佐 武,鎌田周平〕
   C 思春期における卵の質の変化〔楠原淳子,岸 裕司〕
   D 卵巣機能とその評価〔堀江昭史〕
 3 がん治療による卵巣毒性
   A 放射線照射による卵巣毒性〔上紺屋憲彦〕
   B 抗がん剤による卵巣毒性〔古井辰郎,山本扇里,飯原大稔,寺澤恵子,森重健一郎〕
   C がん治療開始後の妊孕性温存〔前沢忠志〕
   D 化学療法後の卵巣機能の回復〔脇本 裕,荻野奈々〕
   E 薬物療法による卵巣保護〔折坂 誠,宮崎有美子,白藤 文〕
 4 妊孕性温存とチーム医療
   A 医師の役割〔正木希世,杉本公平〕
   B 看護師の役割〔渡邊知映〕
   C 薬剤師の役割〔日置三紀〕
   D 心理士の役割〔奈良和子〕
   E 遺伝カウンセラーの役割〔大瀬戸久美子,吉本有希子〕
 5 妊孕性温存における連携
   A がん治療施設の対応〔山口 聡〕
   B 生殖医療施設の対応〔岡本恵理〕
 6 妊孕性温存の対象疾患
   A 乳がんと妊孕性温存〔文 亜也子,三好康雄〕
   B 女性血液腫瘍疾患と妊孕性温存〔神田善伸〕
   C 小児がんと妊孕性温存〔宮地 充,細井 創〕
   D 骨軟部腫瘍と妊孕性温存〔星 学〕
   E 脳腫瘍と妊孕性温存〔清谷知賀子〕
   F 消化器がんと妊孕性温存〔岡田真央,庄司広和,朴 成和〕
   G 自己免疫・自己炎症性疾患と妊孕性温存〔松井 聖〕
   H 造血幹細胞移植と妊孕性温存〔平光史朗〕
   I POIの原因となる疾患と妊孕性温存〔菊地 盤〕
 7 妊孕性温存とカウンセリング
   A AYA世代の意思決定とその支援〔田中恭子〕
   B 妊娠許可からの支援〔渡邉裕美〕
 8 妊孕性温存の実際
   A 卵子凍結と胚凍結〈卵巣刺激法と合併症〉
    1 卵巣刺激法(short法,long法,antagonist法,PPOS法)〔辻 勲〕
    2 最近の卵巣刺激法(ランダムスタート法,DuoStim法)〔柴原浩章〕
    3 アロマターゼ阻害薬の併用〔塩谷雅英〕
    4 OHSSの発症予防法〔鈴木達也〕
    5 採卵と麻酔法〔吉田 淳〕
    6 精子調整と媒精法(IVF,ICSI)〔泊 博幸,詠田由美〕
    7 卵子および胚の凍結・融解法〔緒方洋美〕
    8 胚移植法〔宇津宮隆史〕
   B 卵巣凍結
    1 腹腔鏡下卵巣切除術・移植術〔高江正道,鈴木 直〕
    2 卵巣凍結・融解法〔桑山正成〕
    3 MRDの診断〔脇本 裕,大杉夕子〕
    4 Onco-IVM:IVMの妊孕性温存への応用〔福田愛作〕
    5 HOPE(日本卵巣組織保存センター)の運営状況〔京野廣一,橋本朋子〕
   C 妊孕性温存の成功
    1 妊娠許可後の治療成績(胚凍結,卵子凍結,卵巣凍結)〔伊藤 歩,片桐由起子〕
    2 妊孕性温存後妊娠における周産期リスクと管理上の留意点〔安岡稔晃,杉山 隆〕
 9 がん・生殖医療のさらなる発展のために
   A がん・生殖医療連携の地域ネットワークシステムの現状〔杉下陽堂,鈴木 直〕
   B 公的助成制度〔重松幸佑,高井 泰〕
   C 登録システム〔筒井建紀〕
   D 安全管理〔古井辰郎,福田愛作,水野里志,山本晃央,森重健一郎〕

II 医学的適応による妊孕性温存(男性側)
 1 精巣の機能
   A 精子の形成と受精機構〔宮本敏伸,宇津野泰弘〕
   B 男性の生殖内分泌機構〔加藤繭子,市川智彦〕
 2 がん治療による精巣毒性
   A 放射線照射による精巣毒性〔上紺屋憲彦〕
   B 抗がん剤による精巣毒性〔千葉公嗣,藤澤正人〕
   C 化学療法後の精巣機能回復〔湯村 寧〕
 3 妊孕性温存の実際
   A 射出精子の凍結・融解法〔堀口菜保子〕
   B 精巣内精子採取術(TESE)における精細管処理と精子凍結・融解法〔水田真平〕
   C 凍結精子を用いるICSIのコツ〔柳田 薫,酒井智康〕
   D 男性悪性腫瘍患者に対するOnco-TESE〔小堀善友〕
 4 妊孕性温存とカウンセリング
   A 男性患者の心理カウンセリング〔小泉智恵〕

7章 GnRH agonistによる卵巣・精巣の休眠療法
 1 GnRH agonistによる卵巣の休眠療法〔堀江昭史〕

8章 臨床応用に向けた最先端研究の現況
 1 未発育卵母細胞の体外発育(IVG)・体外成熟(IVM)〔長谷川昭子〕
 2 人工卵巣〔脇本 裕,児島輝仁〕
 3 POIとIVA(IVAとdrug-free IVA:富山大学での経験)〔伊東雅美,中島彰俊,河村和弘〕
 4 卵子幹細胞(oogonial stem cells:OSCs)を用いた妊孕性温存法の開発〔赤堀太一,高井 泰〕
 5 iPS細胞からの機能的な卵子の分化誘導〔林 克彦〕
 6 核移植技術のがん・生殖医療への応用〔菅原淳史,立花眞仁〕
 7 子宮再生医療〔平岡毅大,廣田 泰,大須賀 穣〕
 8 精巣組織凍結保存〔大坂晃由,岡田 弘,岩端威之,小堀善友,杉本公平〕
 9 In vitro精子形成〔橋本雪司,小川毅彦〕

索引

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執筆者一覧

柴原浩章 兵庫医科大学産科婦人科学主任教授/兵庫医科大学病院生殖医療センター長 編著
明樂重夫 日本医科大学産婦人科学教授 
福井淳史 兵庫医科大学産科婦人科学准教授 
大野田 晋 獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター助教 
杉本公平 獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター教授 
井上佳代 兵庫医科大学産科婦人科学講師 
笹川寿之 金沢医科大学医学部産科婦人科学主任教授 
西尾 浩 慶應義塾大学医学部産婦人科学教室専任講師 
岩田 卓 慶應義塾大学医学部産婦人科学教室専任講師 
青木大輔 慶應義塾大学医学部産婦人科学教室教授 
竹中基記 岐阜大学病院産科婦人科臨床講師 
森重健一郎 岐阜大学大学院医学系研究科産科婦人科学教授 
高橋詳史 自治医科大学産科婦人科学助教 
藤原寛行 自治医科大学産科婦人科学主任教授 
濱西潤三 京都大学医学部婦人科学産科学講師 
万代昌紀 京都大学医学部婦人科学産科学教授 
竹井裕二 自治医科大学産科婦人科学准教授 
梶山広明 名古屋大学大学院医学系研究科産科婦人科学教授 
藤原聡枝 大阪医科薬科大学産婦人科学講師 
大道正英 大阪医科薬科大学産婦人科学教授 
井箟一彦 和歌山県立医科大学産科婦人科学教授 
碓井宏和 千葉大学大学院医学研究院生殖医学准教授 
佐藤明日香 千葉大学医学部附属病院婦人科助教 
浦川優作 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床遺伝子医療学 
平沢 晃 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床遺伝子医療学教授 
矢内原 臨 東京慈恵会医科大学産婦人科学准教授 
岡本愛光 東京慈恵会医科大学産婦人科学主任教授 
上田真子 兵庫医科大学産科婦人科学助教 
神原容子 お茶の水女子大学ヒューマンライフイノベーション研究所特任助教 
三宅秀彦 お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系教授 
泉谷知明 高知大学医学部産科婦人科学准教授 
森實真由美 美ら海ハシイ産婦人科院長 
原 鐵晃 県立広島病院生殖医療科主任部長 
船曳美也子 医療法人オーク会医師 
中村健太郎 聖マリアンナ医科大学産婦人科学助教 
鈴木 直 聖マリアンナ医科大学産婦人科学教授 
川合智子 広島大学大学院統合生命科学研究科助教 
島田昌之 広島大学大学院統合生命科学研究科教授 
岩佐 武 徳島大学大学院医歯薬学研究部産科婦人科学分野教授 
鎌田周平 徳島大学大学院医歯薬学研究部産科婦人科学分野特任助教 
楠原淳子 東京慈恵会医科大学産婦人科学助教 
岸 裕司 東京慈恵会医科大学産婦人科学准教授 
堀江昭史 京都大学大学院医学研究科婦人科学産科学講師 
上紺屋憲彦 明和キャンサークリニック院長 
古井辰郎 岐阜大学医学部附属病院成育医療センター長 
山本扇里 岐阜大学医学部附属病院薬剤部 
飯原大稔 岐阜大学医学部附属病院薬剤部副薬剤部長 
寺澤恵子 岐阜大学医学部附属病院成育医療センター臨床助教 
前沢忠志 三重大学医学部附属病院高度生殖医療センター助教 
脇本 裕 兵庫医科大学産科婦人科学講師 
荻野奈々 兵庫医科大学産科婦人科学 
折坂 誠 福井大学医学部産科婦人科講師 
宮崎有美子 福井大学医学部産科婦人科特命助教 
白藤 文 福井大学医学部産科婦人科特命助教 
正木希世 獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター助教 
渡邊知映 昭和大学保健医療学部看護学科教授 
日置三紀 滋賀医科大学医学部附属病院薬剤部 
奈良和子 亀田メディカルセンター臨床心理室副室長 
大瀬戸久美子 コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン株式会社 
吉本有希子 北野病院ブレストセンター・乳腺外科 
山口 聡 兵庫県立がんセンター診療部長兼婦人科部長 
岡本恵理 英ウィメンズクリニック副院長 
文 亜也子 兵庫医科大学乳腺・内分泌外科学 
三好康雄 兵庫医科大学乳腺・内分泌外科学教授 
神田善伸 自治医科大学附属病院・附属さいたま医療センター血液科教授 
宮地 充 京都府立医科大学大学院医学研究科小児科学学内講師 
細井 創 京都府立医科大学大学院医学研究科小児科学特任教授/同志社女子大学看護学部看護学科特任教授 
星  学 大阪市立大学大学院医学研究科整形外科学准教授 
清谷知賀子 国立成育医療研究センター小児がんセンター医長 
岡田真央 国立がん研究センター中央病院消化管内科 
庄司広和 国立がん研究センター中央病院消化管内科 
朴 成和 国立がん研究センター中央病院消化管内科長 
松井 聖 兵庫医科大学糖尿病内分泌・免疫内科学教授 
平光史朗 東京医科歯科大学大学院生殖機能協関学助教 
菊地 盤 メディカルパーク横浜院長/順天堂大学医学部産婦人科学客員准教授 
田中恭子 国立成育医療研究センターこころの診療部リエゾン診療科診療部長 
渡邉裕美 大崎市民病院メンタルケアセンター・がんセンター主任臨床心理士 
辻  勲 IVF大阪クリニック副院長 
塩谷雅英 英ウィメンズクリニック理事長 
鈴木達也 自治医科大学産科婦人科学准教授 
吉田 淳 木場公園クリニック院長 
泊 博幸 アイブイエフ詠田クリニック培養部長 
詠田由美 アイブイエフ詠田クリニック院長 
緒方洋美 オガタファミリークリニック副院長・培養部門部長 
宇津宮隆史 セント・ルカ産婦人科院長 
高江正道 聖マリアンナ医科大学産婦人科学准教授 
桑山正成 先端生殖技術研究所所長 
大杉夕子 兵庫医科大学血液内科学臨床准教授 
福田愛作 IVF大阪クリニック院長 
京野廣一 京野アートクリニック高輪理事長 
橋本朋子 HOPE(日本卵巣組織保存センター)院長 
伊藤 歩 東邦大学医学部産科婦人科学 
片桐由起子 東邦大学医学部産科婦人科学教授 
安岡稔晃 愛媛大学大学院医学系研究科産科婦人科学助教 
杉山 隆 愛媛大学大学院医学系研究科産科婦人科学教授 
杉下陽堂 聖マリアンナ医科大学産婦人科学・難病治療研究センター診断治療開発法創薬部門准教授 
重松幸佑 埼玉医科大学総合医療センター産婦人科助教 
高井 泰 埼玉医科大学総合医療センター産婦人科教授 
筒井建紀 JCHO大阪病院産婦人科診療部長 
水野里志 IVF大阪クリニック 
山本晃央 岐阜大学医学部附属病院成育医療センター 
宮本敏伸 獨協医科大学医学部産科婦人科学准教授 
宇津野泰弘 旭川医科大学医学部産科婦人科学 
加藤繭子 千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学助教 
市川智彦 千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学教授 
千葉公嗣 神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学講師 
藤澤正人 神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学教授・神戸大学長 
湯村 寧 横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター泌尿器科部長 
堀口菜保子 兵庫医科大学産科婦人科学胚培養士 
水田真平 リプロダクションクリニック大阪・東京培養部部長 
柳田 薫 国際医療福祉大学大学院教授/国際医療福祉大学病院リプロダクションセンター長 
酒井智康 国際医療福祉大学病院リプロダクションセンター 
小堀善友 プライベートケアクリニック東京 東京院院長 
小泉智恵 獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター研究員 
長谷川昭子 兵庫医科大学産科婦人科学非常勤講師 
児島輝仁 脇本産婦人科・麻酔科培養士長 
伊東雅美 富山大学学術研究部医学系産科婦人科学 
中島彰俊 富山大学学術研究部医学系産科婦人科学教授 
河村和弘 国際医療福祉大学医学部産婦人科教授・高度生殖医療リサーチセンター長 
赤堀太一 埼玉医科大学総合医療センター産婦人科講師 
林 克彦 九州大学大学院医学研究院ヒトゲノム幹細胞医学分野教授 
菅原淳史 東北大学医学部産科婦人科学助教 
立花眞仁 東北大学医学部産科婦人科学准教授 
平岡毅大 東京大学医学部附属病院産婦人科 
廣田 泰 東京大学大学院医学系研究科生殖・発達・加齢医学専攻産婦人科学准教授 
大須賀 穣 東京大学大学院医学系研究科生殖・発達・加齢医学専攻産婦人科学教授 
大坂晃由 獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科/リプロダクションセンター助教 
岡田 弘 獨協医科大学名誉教授・リプロダクションセンターチーフディレクター 
岩端威之 獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター助教 
橋本雪司 横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器科学/東京女子医科大学泌尿器科学 
小川毅彦 横浜市立大学医学研究科臓器再生医学教授 

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妊孕性温存のすべて
   定価9,680円(本体8,800円 + 税)
   2021年07月発行
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