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書籍詳細

解剖学 改訂3版

コメディカルのための専門基礎分野テキスト

解剖学 改訂3版

五味敏昭  編集 / 岸 清   編集

A5判 404頁

定価(本体4,600円 + 税)

ISBN978-4-498-07690-7

2018年02月発行

在庫あり

編著者略歴

五味敏昭(ごみ としあき)

1947年(昭和22年)5月生まれ.医博
東邦大学医学部助教授(解剖学),ベルギー国アントワープ大学客員研究員Visiting Research Fellow,埼玉県立大学保健医療福祉学部教授,埼玉県立大学大学院研究科長を経て2013年4月より現職(東京有明医療大学看護学部特任教授).埼玉県立大学名誉教授
所属学会:日本解剖学会学術評議員,ドイツ解剖学会会員,米国解剖学会会員



岸  清(きし きよし)

1940年(昭和15年)1月生まれ.医博
東京医科歯科大学医学部助教授(解剖学),米国ワシントン大学客員研究員Visiting Research Fellowを経て,1989年4月より2005年3月まで東邦大学医学部解剖学第1講座教授.東邦大学医学部名誉教授
所属学会:日本解剖学会学術評議員,日本神経科学会会員,米国神経科学会会員

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改訂3版の序

 本書は2004年(平成16年)に,解剖学をこれから学ぶ初学者のために,簡潔な文章とわかりやすい図を用いて,解剖学教育の経験豊富な執筆陣によって出版され,早くも13年余が経過した.

 今回の改訂では,解剖学用語の足の指,頚,𦙾などの文字を趾,頸,脛などに書き改めた.さらに本文および図に若干の加筆を行い,また索引に関しては,配列に考慮し,引き易く充実させた.

 解剖学は医学・医療分野の中で,最も重要な基礎科目のひとつであり,本書が関係諸兄のご意見を賜り,少しでも学生諸君の勉学にお役に立てば幸いです.

 本書を上梓するにあたり,終始ご指導を頂いた中外医学社の小川孝志氏,弘津香奈子氏,沖田英治氏,また原稿の編集協力を頂いた佐藤(近藤)恵子氏(理学療法士)にお礼を申し上げます.

2018年(平成30年) 新春
著者たち



はじめに

 20年後の2025年には,我が国の人口構成は4人に1人が65歳以上という世界にも類をみない超高齢化社会を迎えようとしている.医療については,保健・医療・福祉による三位一体の強力な医療システムが求められていて,ひとりの患者さんの治療には多数の医療専門職の協力が必要である.このようにチーム医療に参加するメディカルスタッフには高度な知識および確かな技術が要求されている.

 解剖学が医学・医療の中で最も重要な基礎科目であることは言うまでもないことであるが,医療系の大学・専門学校では講義時間数が極めて少ない.それに対して解剖学の内容は時間数に比して膨大であり,国家試験の問題も広範多岐に亘り学生にとっては難しい科目のひとつであると思われる.

 今回,このような状況を鑑みて,医療系の学生にとって「わかりやすい解剖学」を執筆した.この本を執筆するにあたり以下の3点に重点を置いた.まず第1は,担当の執筆者が解剖学教育・研究歴が20年以上の専門家であること.第2は,項目立てを多用し,文章は出得る限り短く簡潔にして読みやすくした.第3は「解剖学は図が生命」の観点から,多数の図の中から理解しやすい図を厳選した.その他に,解剖学用語には難読なものも多く,特に難読な用語は一覧表をつくり,さらに索引の解剖学用語には振り仮名を付けて,慣れない初学者の便を図った.

 解剖学をマスターする方法は普段からの着実な努力が大事である.本書が解剖学の教科書・参考書として,また国家試験対策用のまとめとして学生諸君の学習の手助けとなれば著者たちの望外の喜びであります.本書が関係諸兄のご意見を得て,より充実することにより,少しでも学生諸君の勉学のお役に立てればと考えております.

 本書を上梓するにあたり,終始ご指導を頂いた中外医学社の荻野邦義氏,秀島悟氏,また原稿の整理・校正等の編集協力をして頂いた埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科の石川美帆先生および埼玉県立大学保健医療福祉学部の卒業生である小川綾乃さん(看護師),近藤恵子さん(理学療法士)にお礼を申し上げます.

2004年(平成16年) 初秋  
著者たち

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目 次

I 解剖学総論
 I.解剖学序論
  A.人体解剖学とは
  B.解剖学の歴史
  C.解剖学の分類
  D.解剖学的正常位
  E.解剖学用語
  F.人体各部の名称(大区分)
  G.体表区分(細区分)
  H.体表の方向線
 II.細胞
  A.核
  B.細胞小器官
  C.細胞膜
  D.細胞の接着装置
  E.タンパク質合成
  F.細胞分裂
 III.組織
  A.上皮組織
  B.支持組織
  C.筋組織
  D.神経組織
 IV.器官と器官系
 V.人体の発生

II 骨格系
 I.総論
  A.骨の役割
  B.骨の形状による分類
  C.骨の構造
  D.骨の発生と成長
  E.骨表面の形状(性状)についての用語
  F.骨の連結
 II.各論
  A.脊柱
  B.胸郭
  C.上肢骨
  D.上肢の関節
  E.下肢骨
  F.下肢の関節
  G.頭蓋

III 筋系
 I.概説
  A.筋の総数と重量
  B.筋の構造
  C.筋の形態
  D.筋の各部の名称
  E.筋の起始,停止
  F.筋の作用
  G.拮抗筋と協力筋
  H.筋の補助装置
  I.骨格筋の神経支配
 II.頭部の筋
  A.表情筋
  B.咀嚼筋
 III.頸部の筋
 IV.胸部の筋
  A.浅胸筋
  B.深胸筋
  C.横隔膜
 V.腹部の筋
  A.前腹筋
  B.側腹筋
  C.後腹筋
 VI.背部の筋
  A.浅背筋第1層
  B.浅背筋第2層
  C.深背筋第1層
  D.深背筋第2層
 VII.上肢の筋
  A.上肢帯の筋
  B.上腕の筋
  C.前腕の筋
  D.手の筋
 VIII.下肢の筋
  A.下肢帯の筋
  B.大腿の筋
  C.下腿の筋
  D.足の筋

IV 循環器系
 I.血管
  A.血管壁
  B.動脈
  C.静脈
  D.毛細血管
  E.吻合血管
  F.動脈血と静脈血
 II.心臓
  A.心臓の位置と外景
  B.心臓壁
  C.心臓の4つの部屋
  D.心臓の4つの弁
  E.心臓の栄養血管
  F.刺激伝導系
  G.心臓の神経
 III.血液の循環系
  A.肺循環(小循環)
  B.体循環(大循環)
  C.体循環の動脈系
  D.体循環の静脈系
  E.胎生期の循環系
 IV.リンパ系
  A.主要なリンパ本幹
  B.主要なリンパ節
  C.リンパ節の構造
  D.リンパ小節
  E.胸腺
 V.脾臓
  A.脾臓の位置と形状
  B.脾臓の実質
  C.脾臓の血管系

V 消化器系
 I.総論
  A.臓器の一般構造
  B.消化器系の構成
 II.口腔
  A.口唇
  B.口蓋
  C.歯
  D.舌
  E.口腔腺(唾液腺)
 III.咽頭
  A.咽頭の区分
  B.ワルダイエルの咽頭輪
 IV.食道
  A.食道の区分
  B.生理的狭窄部
  C.食道壁の筋層
 V.胃
  A.胃の各部の名称
  B.胃の筋層
  C.固有胃腺(胃底腺)
 VI.小腸
  A.十二指腸
  B.空腸および回腸
  C.小腸粘膜の特徴
 VII.大腸
  A.盲腸
  B.結腸
  C.直腸
 VIII.肝臓
  A.肝臓の位置と形状
  B.肝臓の下面(臓側面)
  C.肝臓の微細構造
  D.肝内の血液循環
  E.胆路
 IX.胆嚢
 X.膵臓
 Ⅺ.腹膜
  A.組織
  B.壁側腹膜,臓側腹膜,腹膜腔
  C.間膜
  D.大網と小網
  E.網嚢
  F.腹膜腔の陥凹部
  G.臍ヒダ
  H.腹膜後器官

VI 呼吸器系
 I.鼻
  A.外鼻
  B.鼻腔
  C.副鼻腔
 II.咽頭
 III.喉頭
  A.喉頭軟骨
  B.喉頭筋
  C.喉頭腔
 IV.気管および気管支
  A.気管
  B.〔主〕気管支
  C.気管支樹
 V.肺
  A.肺の形態
  B.肺区域
  C.肺の血管
 VI.胸膜
 VII.縦隔

VII 泌尿器系
 I.腎臓
  A.腎臓の位置と形状
  B.腎臓の固定装置
  C.腎臓に隣接する臓器
  D.腎臓の各部
  E.腎臓の前頭断面
  F.腎臓の微細構造
  G.腎臓の血管系
 II.尿管
  A.狭窄部
  B.尿管壁
 III.膀胱
  A.膀胱の形状
  B.膀胱の各部
  C.膀胱壁
 IV.尿道
  A.男性尿道
  B.女性尿道

VIII 生殖器系
 I.生殖器の分化
 II.男性生殖器
  A.精巣と精巣上体
  B.精管,精索,精嚢,射精管
  C.前立腺
  D.尿道球腺(カウパー腺)
  E.陰茎
  F.陰嚢
  G.精液
 III.女性生殖器
  A.卵巣
  B.卵管
  C.子宮
  D.腟
  E.外陰部
 IV.会陰
  A.会陰の区分
  B.尿生殖隔膜を構成する筋
  C.骨盤隔膜を構成する筋
  D.陰部神経管(アルコック管)
  E.縫線

IX 内分泌系
 I.総論
  A.内分泌系に属する器官
  B.内分泌腺と外分泌腺
  C.内分泌腺の機能
  D.ホルモンの種類
 II.下垂体
  A.位置と形状
  B.腺下垂体
  C.神経下垂体(後葉)
  D.前葉ホルモンの分泌調節
 III.松果体
  A.位置と形状
  B.分泌ホルモン
 IV.甲状腺
  A.位置と形状
  B.分泌ホルモン
 V.上皮小体(副甲状腺)
  A.位置と形状
  B.分泌ホルモン
 VI.副腎(腎上体)
  A.位置と形状
  B.皮質
  C.髄質
 VII.膵島(ランゲルハンス島)
  A.位置と形状
  B.分泌ホルモン
 VIII.精巣
 IX.卵巣
 X.その他

X 神経系
 I.神経系総論
 II.神経組織の構成
  A.神経細胞(ニューロン)
  B.シナプス
  C.神経細胞の種類
  D.支持細胞
  E.神経系に特有な名称
 III.神経系の発生
 IV.脳室系と髄膜
  A.脳室系と脳脊髄液
  B.髄膜
 V.終脳(大脳半球)
  A.大脳皮質
  B.大脳白質
  C.大脳核(大脳基底核)
 VI.間脳
  A.視床
  B.視床下部
 VII.中脳,橋,延髄
 VIII.小脳
 IX.脊髄
  A.脊髄と脊髄神経の関係
  B.脊髄の内部構造
 X.伝導路
  A.反射路(反射弓)
  B.上行性伝導路
  C.下行性伝導路
 Ⅺ.末梢神経系総論
 Ⅻ.脳神経
 XIII.脊髄神経
 XIV.頸神経叢
 XV.腕神経叢
 XVI.胸神経
 XVII.腰神経叢
 XVIII.仙骨神経叢
 XIX.陰部神経叢
 XX.自律神経系
 XXI.交感神経系
 XXII.副交感神経系

Ⅺ 感覚器
 I.感覚器総論
 II.外皮
  A.皮膚
  B.皮膚の感覚受容器
  C.皮膚に付属する角質器
  D.皮膚の腺
 III.深部感覚受容器
 IV.関連痛(連関痛)
 V.視覚器
  A.眼球
  B.眼球の付属器
 VI.聴覚・平衡覚器
 VII.味覚器
 VIII.嗅覚受容器

Ⅻ 映像解剖
  A.単純X線
  B.造影X線
  C.コンピュータ断層(CT,MRI)
  D.超音波断層
  E.核医学検査

XIII 体表解剖と触察
 I.体表解剖と触察
 II.観察と触察の手順
 III.骨指標の観察と触察
  A.前方(腹側)
  B.後方(背側)
  C.側方
 IV.関節の位置と運動の確認
  A.頭部と体幹
  B.上肢帯・上肢
  C.下肢
 V.筋の観察
  A.顔面部と側頭部
  B.頸部
  C.胸部・腹部
  D.背部
  E.上肢
  F.下肢
 VI.神経の触察
  A.頭部の神経
  B.頸部の神経
  C.上肢の神経
  D.下肢の神経

索引

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執筆者一覧

五味敏昭  東京有明医療大学特任教授/埼玉県立大学名誉教授 編集
岸 清   東邦大学医学部名誉教授 編集
木村明彦  前東京有明医療大学保健医療学部 
成瀬秀夫  東京有明医療大学保健医療学部 
林 弘之  埼玉県立大学保健医療福祉学部 
金村尚彦  埼玉県立大学保健医療福祉学部 
田中淳司  埼玉医科大学医学部放射線科 
牛見尚史  埼玉医科大学医学部放射線科 
藤縄 理  埼玉県立大学保健医療福祉学部 

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   2018年02月発行
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