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書籍詳細

気管支鏡ベストテクニック改訂2版

気管支鏡ベストテクニック改訂2版

浅野文祐  編著 / 宮澤輝臣  編著

B5判 292頁

定価(本体9,500円 + 税)

ISBN978-4-498-03203-3

2017年04月発行

在庫あり

日本呼吸器内視鏡学会受賞者・セミナー講師が執筆した,気管支鏡手技を学ぶすべての医師のためのテキストが,読者の好評を受け,待望の大幅改訂!「誌上でハンズオンを行う」という初版からの理念を継承し,動画が追加され,さらにわかりやすく進化した.エキスパートから一挙手一投足まで直接指導を受けているかのように,スムーズな上達を約束する一冊.

改訂2版 はじめに


気管支鏡ベストテクニックは,「第一線のオーソリティから学ぶ呼吸器内視鏡ハンズオンテキスト」として2012年に初版が発行されました.おかげさまで多くの呼吸器内視鏡診療に携わる方々からのご支持をいただき,新たに動画を導入した改訂版を発行することとなりました.
本書は,基本的な手技から最新手技まで幅広く網羅してきましたが,初版発行以降,新しい手技が開発され臨床に導入されてきました.改訂版では,新たに挿入部回転機能付き気管支鏡,機能的気管支鏡,共焦点顕微内視鏡,エラストグラフィーなどの項目を加えました.執筆は国内,海外で活躍されている各手技を代表するエキスパートにお願いしました.改訂にあたり各執筆者には,情報を最新の状態にするだけでなく,動画と説明文を加えて実際のハンズオンセミナーのようにわかりやすく記載していただきました.さらに診断率や治療成績を上げるためのコツやピットフォール,創意工夫などを記載したMEMOも大幅に入れ替えていただきました.ご多忙の中,趣旨に賛同しご寄稿頂いた執筆者の方々にあらためて御礼申し上げます.
本書の構成は,最初に手技の概要,重要ポイント,目的,適応を列記することで,各手技が一目でわかるような記載になっています.次に,準備するもの,手技,合併症と対策,文献の順に記載してあります.手技の欄では図やイラストを多用し,動画と説明文を加えることで初級者から上級者までが現場で実践的に活用できるように工夫してあります.百聞は一見に如かずと言いますが,動画の追加により格段に手技が理解しやすくなったと思います.
本書の内容は,執筆者の多数の診療実績と長年の経験に基づいて記載されている部分も多く,これらは通常の教科書では得られないノウハウ,いわゆる「匠の技の伝授」と言えます.困難な症例に対応を迫られた時に,きっと効果を発揮することと思います.一方で,中には必ずしも標準的とはいえない方法や,現時点で保険認可されていない手技も含まれています.患者,術者,施設などの状況を安全対策の面からも考慮したうえで,読者の皆様のご判断で有用と思われる点は積極的に模倣していただき,その上でオリジナルの工夫を加えていただければと思います.
本書が多くの呼吸器診療に従事する方々に利用され,内視鏡手技の体系的な理解,現場での安全対策,診断率,治療成績の向上につながることを心から望んでいます.

2017 年3月
岐阜県総合医療センター呼吸器内科 部長
浅野文祐

改訂2版 序
気管支鏡は1966 年に池田茂人先生が開発した経緯もあり,我が国の呼吸器内視鏡治療の臨床のレベルは高く,先端技術を有する医工学と連携して世界に先駆けて各種内視鏡機器を開発し,海外に大きなインパクトを与えて続けてきた.気管支鏡によるインターベンション(IP: Interventional Pulmonology)とは気管支鏡を使用した治療手技(レーザーやステントなど)と高度の診断手技(ナビゲーション,AFI, NBI, EBUS-GS, EBUS-TBNA)の総称で,これらを取得するには通常の呼吸器領域のトレーニングにエキスパートから追加の専門的トレーニングを受けないといけないとされている.1990年代からIPは急速な発展をとげ,肺癌の気道狭窄に対するレーザーやステンのみでなく,近年,ハイブリッドステント,重症気管支喘息のサーモプラスティや重症COPDのバルブ,コイルなど新しい内視鏡治療の導入が注目されている.
ゆえに今回の気管支鏡ベストテクニック改訂版は座学のテキストと写真に加え,本邦のIPのエキスパートによる豊富な手技ビデオを解説に追加した画期的な試みとしてのハンズオンテキストが皆様に最新知見として強いインパクトを与えることを願っている.次世代にすべてを伝えたいという熱意がこもった気管支鏡ベストテクニック改訂版が完成した.ぜひ我が国の呼吸器内視鏡技術の最新の手引書“How I do it” として手技ビデオを参考にしながら是非ご覧いただきたい.

2017 年3月

聖マリアンナ医科大学呼吸器内科 特任教授
宮澤輝臣

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改訂2版 出版によせて


このたび「気管支鏡のベストテクニック 改訂第2版」の刊行にあたり推薦の言葉を述べさせていただくことを誠に光栄に感じる次第である.本書の題名が示すとおり,普遍的な知識や技術はもとより最先端の診断,治療の内容まで気管支鏡に関するあらゆる必要な事項が網羅されている.
軟性気管支鏡が故池田茂人先生によって開発されて50年余である.気管支鏡は気管支内腔の観察,病巣からの検体採取,治療など診断,治療の両面で機能的に進化し続けてきた.近年は末梢小型肺癌が増加し,気管支鏡診断にも一層の正確性が必要となり,ナビゲーションシステムや超音波ガイドシースなどの新たな技術が用いられるようになった.
癌診療も個別化治療が導入され,腫瘍の生物学的特性に基づいて薬剤を決定する時代が到来した.生検組織から病理診断と遺伝子診断を同時に行う必要があり,従来にもまして気管支鏡下の検体採取は重要である.また,超音波気管支鏡はリンパ節の組織診断に有用であり,縦隔鏡に代わって低侵襲な病期診断,あるいは原発巣とリンパ節の診断を一連の検査で行うことが増加している.
このように基本的な知識と技術の習得と並行して,日進月歩の新しい分野の内容も身に付けることが呼吸器領域の専門的な診療には不可欠である.各章とも第一線で活躍する執筆者によって詳細な記載がなされているが,誌上でハンズオンを行うという著者のコンセプトが貫かれている.特に本刊より動画が追加され,コメント,メモを参考にしつつ一挙手一投足まで直接指導を受けていると感じるに至った.日本を代表する指導者の多くの後進を育成した経験が本書に凝縮されていることを強調したい.
「気管支鏡ベストテクニック 改訂2版」は完成度の高い名著である.レベルの高い技術,知識は正確な診断,適切な治療,そして安全な臨床に直結する.己の技量を磨きつつ後進の指導を行うための必携の書として強く推薦するものである.

2017年3月
日本呼吸器内視鏡学会 理事長
東京医科大学呼吸器・甲状腺外科学分野 主任教授
池田徳彦

初版 はじめに
呼吸器内視鏡診療は,術者の技量に依存する部分が多い分野です.技術の習得には,マンツーマン的な指導が必須ですので,指導を受けた施設によって手技にバリエーションが生じます.さらにこの分野の発展はめざましく,習得すべき手技も増加しました.近年,手技の標準化や新しい手技を安全に導入するために講習会が開催されています.しかし短時間でふれることができる内容には限りがあり,そもそも忙しい日常診療の中では参加できないのが現状と思います.
本書は,「第一線のオーソリティから学ぶ,呼吸器内視鏡ハンズオンテキスト」をイメージして企画いたしました.項目は,基本的な手技から近日中に日本へ導入予定の最新手技まで幅広く網羅し,執筆は,国内だけでなく海外でも活躍されている,各手技を代表するエキスパートにお願いいたしました.執筆者は,日本呼吸器内視鏡学会主催ハンズオンセミナーなどの講師も経験されており,さらには各手技自体を考案し学会学術賞(池田賞)を受賞された方も多数含まれております.ご多忙の中,趣旨に賛同しご寄稿頂いた執筆者の方々へあらためて御礼申し上げます.
本書の構成は,概要,重要ポイントで各手技の大切な点を示すとともに,具体的な手順を図やイラストを多用してわかりやすく解説し,初級者から上級者まで実践的に活用できるように工夫いたしました.さらに合併症と対策はもちろん,診断率や治療成績を上げるコツやピットフォール,創意工夫などをMEMOとして可能な限り述べて頂きました.文献にはkeyとなる論文が紹介されています.執筆者は,手技の指導法や普及のための課題も熟知していますので,きっと皆様の疑問にお答えできることと思います.
本書の内容は,執筆者の多数の診療実績と長年の経験に基づいて記載されている部分が多く,中には必ずしも標準的とはいえない方法も記載されています.また現時点で保険認可されていない手技も含まれています.患者,術者,施設などの状況を安全対策の面からも考慮したうえで,読者の皆様のご判断で有用と思われる点を積極的に模倣して頂き,その上でオリジナルの工夫を加えて頂ければと思います.その結果として,新たな手技の開発やエビデンスの確立につながれば幸いです.
本書が多くの呼吸器診療に従事する方々に利用され,診断率,治療成績の向上,安全啓発につながることを心から望んでいます.

2012年4月
岐阜県総合医療センター呼吸器内科部長
浅野文祐

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目次
  
Chapter 1 気管支鏡の基本手技〈品川 尚文〉
   概要
   準備するもの
   術前検査
   前処置
    1)絶食
    2)静脈ルート確保
    3)喉頭・気管内麻酔
    4)硫酸アトロピン
    5)ミダゾラム
   機材の配置
   術中管理
   気管支鏡の操作
    1)患者の姿勢
    2)ファイバーの持ち方
    3)気管支鏡の挿入
    4)声帯の越え方
    5)気管支鏡操作中のリドカイン麻酔のかけ方
    6)末梢へ挿入する時の術者の姿勢
    7)気管支鏡の回転操作
    8)気管支鏡の先端の位置を保持する時
   可視範囲の観察方法
   検査終了後
   気管支鏡の洗浄,消毒と保管方法
   合併症と対策
    1)低酸素
    2)出血
    3)リドカイン中毒
    4)気管支喘息
  コメント1 基本手技のコツ1 〈浅野 文祐〉
   気管支鏡挿入時のコツ
   「たるみ(弛み)」と「たわみ(撓み)」に留意
   気管支鏡の先端位置を意識
  コメント2 基本手技のコツ 2 〈坂 英雄〉
   経鼻挿管のすすめ
   噴霧カテーテルによる気道麻酔のすすめ
  コメント3 挿入部回転機能付き気管支鏡 〈姫路大輔〉
   気管支鏡の基本操作における回転操作の重要性
   挿入部回転機能付き気管支鏡
   回転機能が有用と思われる臨床上のポイント
   回転機能を使用する際の注意点
  コメント4 機能的気管支鏡 〈西根広樹 宮澤輝臣〉
   呼吸器インターベンションにおける呼吸機能評価の重要性
   気道内圧測定
   呼吸困難
   症例提示
  
Chapter 2 所見のとらえ方,分類〈清嶋 護之〉
  
   概要
   気管・気管支の構造・正常所見
    1)気道の構造
    2)気管支分岐と分岐異常
   既存構造に着目した気管支鏡所見のとらえ方
    1)気管・気管支分岐角
    2)狭窄および拡張性変化
    3)軟骨輪,軟骨
    4)粘膜縦走襞
    5)粘膜輪状襞
6)上皮下血管
   肺癌の進展様式と気管支鏡所見
    1)粘膜(主体)型増殖
    2)粘膜下(主体)型増殖
   気管支鏡所見による組織型の鑑別
    1)扁平上皮癌
    2)腺癌
    3)小細胞癌
    4)腫瘍と鑑別を要する注意すべき病変
  
  コメント 所見解析に必要な気管支壁の層別用語 〈雨宮 隆太〉
   気管支鏡所見の解析に必要な解剖学とは
   気管支壁の層別レベルの内視鏡的所見
   気管支壁の層別レベルと内視鏡所見の関連性
  
Chapter 3 検体採取〈沖 昌英〉
  
   概要
   準備するもの
    1)TBB/TBLB/EBB
    2)TBNA
    3)ブラシ擦過
    4)気管支洗浄/BAL
   手技
    1)TBB/TBLB
    2)EBB
    3)TBNA
    4)ブラシ擦過
    5)気管支洗浄/BAL
   合併症と対策
    1)リドカイン中毒
    2)出血
    3)気胸
    4)発熱・感染症
  コメント1 大量出血 〈笹田 真滋〉
   中枢病変からの大量出血
   末梢病変からの大量出血
   合併症を有する場合
  コメント2 細胞診用検体の採取と評価 〈石田 卓〉
   検体作成技術=最重要
   病理診断医・細胞検査士とのコミュニケーション=次に重要
   擦過による検体採取
   ブラシ擦過ができないときの穿刺細胞診
  コメント3 安全対策─呼吸器内視鏡2010年全国調査─ 〈浅野 文祐〉

Chapter 4 狭帯域光観察:NBI〈澁谷 潔〉
   概要
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
  コメント1 聖マリアンナ医科大学におけるNBIのコツ 〈栗本 典昭 半田 寛〉
  コメント2 共焦点レーザー顕微内視鏡 〈出雲 雄大〉

Chapter 5 自家蛍光気管支鏡〈池田 徳彦 前原 幸夫〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)麻酔
    2)観察
    3)生検
   合併症と対策

Chapter 6 極細径・細径気管支鏡〈坂 英雄〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)同意
    2)前処置,術中管理
    3)挿入
    4)局所麻酔の追加
    5)操作・生検
    6)検体の処理
    7)検査終了後
   合併症と対策
    1)気胸
    2)出血
    3)感染症
  コメント 末梢病変に対する気管支鏡検査のコツ 〈浅野 文祐〉
   EBUS-GS
   極細径気管支鏡
   CTガイド下気管支鏡
  
  
Chapter 7 中枢気道に対する気管支腔内超音波断層法:EBUS〈栗本 典昭 峯下 昌道 宮澤 輝臣〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)バルーンプローブの準備
    2)バルーンの拡張
    3)超音波画像の回転
    4)EBUS画像の評価
   合併症と対策

Chapter 8 Guide sheathを用いた気管支腔内超音波断層法:EBUS-GS〈栗本 典昭 森田 克彦 峯下 昌道 宮澤 輝臣〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)GSの準備
    2)GSの末梢気管支への誘導
    3)EBUSの描出
    4)GSの留置
    5)GSからの細胞・組織採取
    6)GSの抜去
   合併症と対策

Chapter 9 EBUS-TBNA〈中島 崇裕 稲毛 輝長 吉野 一郎〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)胸部CTの読影
    2)EBUS-TBNAの準備
    3)EBUS-TBNAの実際
   合併症と対策
  コメント1 聖マリアンナ医科大学におけるEBUS-TBNAのコツ〈栗本 典昭 井上 健男〉
   EBUS-TBNAを成功させるためのコツ   
   最新の超音波観測装置(EU-ME2,オリンパス)で追加されている機能
  コメント2 エラストグラフィー 〈出雲 雄大〉
  
Chapter 10 ナビゲーション:VBN〈浅野 文祐〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)CT DICOMデータの準備と確認
    2)仮想画像作成(DirectPathの場合)
    3)ナビゲーション
    4)擬似透視画像の利用
   合併症と対策
  
Chapter 11 局所麻酔下胸腔鏡〈石井 芳樹〉
  
   概要
   準備するもの
   検査の準備
    1)実施場所
    2)術者の準備
    3)システムのセットアップ(レイアウト)
    4)体位
   手技
    1)術前検査
    2)前処置
    3)術中管理
    4)トロッカーの留置
    5)胸水ドレナージ
    6)胸腔内の観察
    7)生検
    8)ドレナージチューブの留置
    9)術後管理
   治療への応用
    1)急性膿胸のドレナージ
    2)胸膜癒着術
    3)難治性気胸の治療
   合併症と対策
    1)出血
    2)気胸
    3)再膨張性肺水腫
    4)感染
    5)その他
  コメント1 ITナイフによる胸腔鏡下全層胸膜生検 〈笹田 真滋〉
   適応
   準備するもの
   手技の実際
   全層胸膜生検の限界と対策
  コメント2 タルク懸濁液注入による胸膜癒着術(Slurry法) 〈坂 英雄〉
   タルクによる胸膜癒着術
   タルクSlurry投与法の実際
  コメント3 胸腔鏡下タルク噴霧による胸膜癒着術(Poudrage法)〈石田 敦子 宮澤 輝臣〉
   タルクによる胸膜癒着術
   タルクPoudrage法の実際

Chapter 12 異物除去〈坂 英雄〉
   概要
  1.軟性気管支鏡の場合
   準備するもの
   手技
  2.硬性気管支鏡の場合(成人)
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
    1)出血
    2)気道損傷
  コメント 異物の種類と摘出器具の選択 〈木田 博隆 宮澤 輝臣〉
  
Chapter 13 硬性気管支鏡手技〈古川 欣也〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)硬性鏡手技の麻酔法
    2)硬性鏡挿入法
    3)硬性鏡下気道拡張術
    4)硬性鏡下異物除去術
   合併症と対策
  コメント 呼吸器インターベンション用硬性気管支鏡 〈宮澤 輝臣 延山 誠一〉
  
Chapter 14 気管・気管支ステント治療〈宮澤 輝臣 半田  寛 西根 広樹〉
   概要
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
    1)バイオメカニカル・ジレンマ
    2)肉芽形成
    3)腔内超音波断層法
  コメント ステント治療のポイント 〈坂 英雄〉
   ステント留置は危険を伴う処置である
   右上葉の温存
  
Chapter 15 高周波凝固法・マイクロ波凝固法〈古川 欣也〉
   概要
  1 高周波凝固法
  1-a アルゴンプラズマ凝固法
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
  1-b 高周波スネア
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
  1-c 高周波凝固子,ホットバイオプシー,高周波ナイフ
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
  2 マイクロ波凝固法
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
  
Chapter 16 Nd-YAGレーザー〈吉井 直子 丹羽 宏〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)CT画像による狭窄・閉塞部の確認
    2)麻酔
    3)レーザー照射
    4)良性腫瘍性病変に対する治療
   合併症と対策
    1)気管支穿孔
    2)血管穿孔
    3)肺炎・呼吸不全
    4)発火
    5)眼損傷
  
Chapter 17 光線力学的治療:PDT〈臼田 実男〉
   概要
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
  
Chapter 18 気管支充填術─EWSⓇを用いた気管支充填術を中心に─〈佐久川 亮〉
   概要
   準備するもの
   手技
    1)EWSⓇを用いた気管支充填術の実際
    2)EWSⓇの抜去
    3)気管支充填術後の治療
   合併症と対策
  コメント1 集学的気管支充填術が有効であった難治性気胸症例 〈笹田 真滋 西根 広樹 宮澤 輝臣〉
   症例提示
   気管支造影の活用
   バルーンカテーテルを用いたフィブリノーゲン加第XIII因子充填
  コメント2 EWSⓇのカスタマイズと充填方法の工夫 〈宮澤 秀樹〉
   EWSⓇのカスタマイズ
   充填方法
   抜去方法
  コメント3 新たなEWSⓇ充填方法:Side-grasping method 〈木田 博隆 宮澤 輝臣〉

Chapter 19 気管支サーモプラスティ:BT〈峯下 昌道 宮澤 輝臣〉
   概要
  喘息に対する気管支サーモプラスティ
   準備するもの
   手技
   合併症と対策

Chapter 20 気腫型COPDに対する気管支鏡による肺容量減量術〈峯下 昌道 宮澤 輝臣〉
   概要
  1.気管支内一方行弁(EBV)留置術
   準備するもの
   手技
   合併症と対策
  2.気管支内lung volume reduction(LVRC)留置術
   準備するもの
   合併症と対策

Chapter 21 Cryotherapy〈坂 英雄〉
   概要
   準備するもの
   手技
   合併症

索引

【メモ一覧】
Chapter 1.気管支鏡の基本手技
    気管支鏡検査の禁忌について
    口腔内のサクション
    経口気管チューブ挿管
    挿入部回転機能付き気管支鏡
    左舌区への挿入方法
    見落としやすい部分
Chapter 3.検体採取
    TBB/TBLBの際のX線透視使用
    縦隔病変診断に対するTBNAとEBUS—TBNA
    肺癌診断における生検,ブラシ,洗浄の順番について
    BALにおける注入生理食塩水の回収率
    気管支鏡検査前に低用量アスピリン(バイアスピリンⓇ)中止は必要か?
    経気管支肺生検と経皮肺生検との比較
Chapter 4.狭帯域光観察:NBI
    気管支粘膜の観察手法
    肺門部早期肺癌の診断・治療プログラム
    Narrow band imaging(NBI)
    画像強調内視鏡
    高解像度気管支ビデオスコープ
    ハイビジョン対応気管支ビデオスコープ(BF-H290)
    NBIにて観察された点状血管,螺旋型あるいはスクリュー型腫瘍血管
Chapter 5.自家蛍光気管支鏡
    自家蛍光気管支鏡検査の実際
    白色光の所見のとらえ方を習熟する
    自家蛍光
    AFB+EBUSで精密な診断を行う
Chapter 6.極細径・細径気管支鏡
    Watanabe現象
    極細径気管支鏡のよい適応
    細径気管支鏡の臨床研究
Chapter 7.中枢気道に対する気管支腔内超音波断層法:EBUS
    EBUSによる気道壁の層構造
    EBUSによる深達度診断
    EBUSによる食道癌の気管支・気管浸潤診断
Chapter 8.Guide sheathを用いた気管支腔内超音波断層法:EBUS-GS
    気管支鏡をうまくなるためには“こだわり”を
    EBUS-GSの基本的な考え方
    プローブが病巣に入らない場合の解決法
    GSによるEBUS画像の減衰をみる
    肺末梢病変に対するEBUS-GSの診断能の評価
Chapter  9.EBUS-TBNA
    Conventional TBNAとEBUS-TBNA
    リンパ節? 血管?
    穿刺針の選択
    麻酔法の違い
    気管支鏡操作とトレーニング
    穿刺針の操作,動かし方
    陰圧はかけるのか?
    軟骨に当たって,針が刺さらない場合
    EBUS-TBNAはチームワークが要求される検査
    EBUS-TBNAの合併症はEBUSに特有のものか?
    CP-EBUSの画像解析技術と穿刺支援
Chapter 10.ナビゲーション:VBN
    VBNシステム
    余分なCT被曝を避ける
    自分で仮想画像を作成する効能
    ナビゲーションのコツ
    診断率を上げる工夫−気管支抽出確認と追加抽出
    ナビゲーションと組み合わせる手技
    Electromagnetic navigation(EMN)
Chapter 11.局所麻酔下胸腔鏡
    適応疾患と呼吸機能
    大量胸水貯留は検査前にあらかじめある程度廃液しておく
    観察時のオリエンテーションの付け方
    胸膜下注入麻酔法(SPI)
    代表的疾患の胸腔鏡所見と特徴
Chapter 12.異物除去
    三脚鉗子
    末梢異物
    食物の誤嚥
    生検鉗子の破損
Chapter 13.硬性気管支鏡
    硬性鏡手術は手術室で行う
    軟性気管支鏡を準備する意義
    麻酔管理のコツ
    術者と麻酔科医との連携が治療成功の秘訣
    ECMOは必要か?
    安全に気道確保を行うコツ
    Core outのコツ
    硬性鏡は金属ステント留置においても有用である
    術後管理とfollow up
Chapter 14.気管・気管支ステント治療
    良性気管閉塞
    ステントの選択
    スタッフ編成
    AEROステントの留置の実際
    シリコンYステント挿入法のコツ
    将来展望
Chapter 15.高周波凝固法・マイクロ波凝固法
    凝固法は姑息的,根本的にも施行される
    凝固法施行時の酸素濃度?
    APCとレーザー焼灼術との比較
    マイクロ波凝固法の特徴
Chapter 16.Nd-YAGレーザー
    全身麻酔,硬性気管支鏡は安全で患者さんに優しい
    照射による組織の変化を見極める
    挿管後気管狭窄に対する治療
    治療時間の短縮を目指す
    他の装置を併用して効率的な焼灼術を心がける
Chapter 17.光線力学的治療:PDT
    中心型早期肺癌とは?
    中心型早期肺癌の内視鏡分類
    中心型早期肺癌の中で,PDTの適応となる病変
    腫瘍親和性光感受性
    レーザー装置
    光線力学的診断(PDD)
    レーザー照射が簡単な症例
    病巣が気管支壁からやや末梢側まで進展する症例
    病巣が1.0 cmを超えるやや大きめの症例
    レーザー照射が接線方向になる症例
    腫瘍が結節状で腫瘍径が1.0 cmを超える症例
    腫瘍は平坦型で腫瘍径が1.0 cmを超える症例
    日焼け止めクリームの塗布
    側射・ファイバーによる狭窄
    進行肺癌に対するPDTとその問題点
    末梢型肺癌に対するPDT
Chapter 18.気管支充填術−EWS®を用いた気管支充填術を中心に−
    スライディングチューブと硫酸アトロピン
    胸腔造影
    難しい気管支へのEWS®充填の工夫,コツ
    気管支鏡基本手技の見直しのすすめ
Chapter 19.気管支サーモプラスティ:BT
    気管支サーモプラスティ臨床応用の道程
    AIR2 トライアルについて
    長期間の安全性
Chapter 20.気腫型COPDに対する気管支鏡による肺容量減量術
    側副換気評価
    閉塞方法について
    LVRC留置位置について
Chapter 21.Cryoth
    気道の分泌物や凝血塊を凍結して摘出


【動画一覧】
Chapter 1.気管支鏡の基本手技
    動画1) 気管支鏡の良い握り方
    動画2) 気管支鏡の悪い握り方
    動画3) 気管支鏡操作の基本
    動画4) 挿入部回転機能付き気管支鏡を用いたEBUS-GS
    動画5) 挿入部回転機能付き気管支鏡を用いたEWSⓇ充填術
    動画6) 気道内圧測定による治療効果判定
    動画7) カプノグラフィーによる血流の評価
Chapter 6.極細径・細径気管支鏡
    動画  極細径気管支鏡検査
Chapter 9.EBUS-TBNA
    動画1) CP-EBUSによるリンパ節観察
    動画2) EBUS-TBNAによるリンパ腫診断
Chapter 10.ナビゲーション:VBN
    動画  VBN
Chapter 11.局所麻酔下胸腔鏡
    動画1) ITナイフによる胸腔鏡下全層胸膜生検
    動画2) 胸腔鏡下タルク噴霧法—1
    動画3) 胸腔鏡下タルク噴霧法—2
Chapter 13.硬性気管支鏡
    動画1) 硬性気管支鏡の挿入方法
    動画2) 硬性気管支鏡によるcore outの手技
    動画3) 呼吸器インターベンション用硬性気管支鏡
Chapter 14.気管・気管支ステント治療
    動画1) AEROステント挿入法
    動画2) デュモンステント挿入法
    動画3) 硬性気管支鏡によるステント抜去
    動画4) チョークポイント
Chapter 15.高周波凝固法・マイクロ波凝固法
    動画1) アルゴンプラズマ凝固法
    動画2) 高周波スネア
    動画3) マイクロ波凝固法
Chapter 16.Nd-YAGレーザー
    動画  良性腫瘍性病変に対するNd-YAGレーザー焼灼術

Chapter 18.気管支充填術−EWS®を用いた気管支充填術を中心に−
    動画1) EWSⓇ充填手技(症例    1)
    動画2) EWSⓇ充填手技(症例    2)
    動画3) EWSⓇ充填手技(鉗子先行法)
    動画4) EWSⓇ充填術(Body-grasping法)
    動画5) EWSⓇ充填術(Heel kick法)
    動画6) EWSⓇ充填術(Side-grasping法)
    動画7) EWSⓇ充填術(Curette stick法)
    動画8) EWSⓇ充填術(Push & slide法)
    動画9) EWSⓇ充填術(Thread traction法)
    動画10) 抜去方法
    動画11) EWSⓇ充填術(Side-grasping法)
Chapter 19.気管支サーモプラスティ:BT
    動画  気管支サーモプラスティ
Chapter 20.気腫型COPDに対する気管支鏡による肺容量減量術
    動画  気管支鏡的肺容量減量術(バルブ留置)
Chapter 21.Cryotherapy
    動画  Cryotherapy

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執筆者一覧

浅野文祐  岐阜県総合医療センター 呼吸器内科 部長 編著
宮澤輝臣  聖マリアンナ医科大学 呼吸器内科 特任教授 編著
品川尚文  北海道大学病院 内科I 講師 
坂 英雄  国立病院機構名古屋医療センター がん総合診療 部長 
姫路大輔  宮崎県立宮崎病院 内科 医長/感染管理科 科長 
西根広樹  聖マリアンナ医科大学 呼吸器内科 講師 
清嶋護之  茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 呼吸器外科 部長 
雨宮隆太  茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 名誉がんセンター長 
       /東京医科大学 客員教授,雪谷大塚クリニック 院長 
沖 昌英  国立病院機構名古屋医療センター 呼吸器科 医長 
笹田真滋  東京都済生会中央病院 呼吸器内科 医長 
石田 卓  上海グリーンクリニック 院長 
澁谷 潔  千葉大学医学部附属病院 成田赤十字病院肺がん治療センター 特任教授 
       /成田赤十字病院 呼吸器外科 部長 
栗本典昭  聖マリアンナ医科大学 呼吸器外科 病院教授 
半田 寛  聖マリアンナ医科大学 呼吸器内科 講師 
出雲雄大  日本赤十字社医療センター 呼吸器内科 
池田徳彦  東京医科大学 呼吸器甲状腺外科 主任教授 
前原幸夫  東京医科大学 呼吸器甲状腺外科 
峯下昌道  聖マリアンナ医科大学 呼吸器内科 教授 
森田克彦  下関医療センター 呼吸器外科 部長 
中島崇裕  千葉大学大学院 医学研究院 呼吸器病態外科学 講師 
稲毛輝長  千葉大学大学院 医学研究院 呼吸器病態外科学 
吉野一郎  千葉大学大学院 医学研究院 呼吸器病態外科学 教授 
井上健男  聖マリアンナ医科大学 呼吸器内科 准教授 
石井芳樹  獨協医科大学 呼吸器・アレルギー内科 教授 
石田敦子  聖マリアンナ医科大学 呼吸器・感染症内科 非常勤講師 
木田博隆  聖マリアンナ医科大学 呼吸器内科 
古川欣也  東京医科大学 茨城医療センター 呼吸器外科 教授 
延山誠一  国際医療福祉大学 熱海病院 呼吸器内科 教授 
吉井直子  聖隷三方原病院 呼吸器センター 外科 医長 
丹羽 宏  聖隷三方原病院 呼吸器センター 院長補佐 
臼田実男  日本医科大学大学院 医学研究科呼吸器外科学分野 教授 
佐久川亮  岡山赤十字病院 呼吸器内科 副部長 
宮澤秀樹  富山県立中央病院 呼吸器外科 

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   2017年04月発行
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