Annual Review Online
ログアウト中です。

トップページ皮膚科 > 美容皮膚科ガイドブック

書籍詳細

美容皮膚科ガイドブック

美容皮膚科ガイドブック

川田 暁 編著

A5判 220頁

定価(本体4,800円 + 税)

ISBN978-4-498-06362-4

2017年04月発行

在庫あり

皮膚の美容に興味を持つ初学者に向けて,美容皮膚科診療に必要な基本的知識を分かりやすく解説した入門書.美容皮膚の心構えからスキンケアについて,患者のニーズが高いシミ・シワ・たるみなどの具体的な治療方法までをまとめた.各領域を現在活躍中のエキスパートが丁寧に分かりやすく解説し,医師のみならず美容関係者にとっても理解しやすい内容となっている.美容皮膚に関わる全ての人にお勧めしたい1冊だ.

序文

 本書は皮膚の美容に興味を持っている方々が初めて勉強しようとする時に使っていただけることを目的として企画しました.美容皮膚科を専門にしていない皮膚科医師,他科の医師,美容関係者の方々に読んでいただきたい本です.

 本書の内容ですが,最初が美容を始めるための心構えです.「医師へ」とありますが,全ての職種に通じるものです.「皮膚の基本」では皮膚の構造や機能などの基礎知識をわかりやすく解説してあります.そしてシミ・シワ・たるみの治療では,種類・治療方法が詳しく書いてあります.またニキビでは治療方法だけでなく,病態やガイドラインも紹介しています.最後にさまざまなスキンケアを説明しています.全体を通して,専門にしていない方にも理解ができるよう,出来る限り易しく解説してあります.

 執筆は日本の美容皮膚科領域におけるエキスパートの先生方にお願いしました.どの先生もそれぞれの専門分野でたくさんの経験を持っていますし,最先端の治療や研究を実践されています.現時点で最も新しい内容になったのではないかと思います.

 本書によって美容皮膚に携わる全ての人が基本的知識を得られることを期待しています.読んでいただいた方に美容皮膚科の大きな可能性,面白さ,奥深さ,将来性などに触れていただければ望外の喜びです.


2017年2月
近畿大学医学部皮膚科教授
川田 暁

すべて見る

第1章 美容皮膚科診療を始める医師へ  〈川田 暁〉

  I.美容皮膚科とは?
  II.美容皮膚科診療に必要な皮膚科の知識とは?
  III.美容皮膚科ではどんなことができるか?
  IV.どのように始めたらよいか?
  V.診察の実際

第2章 皮膚の基本  〈水田 綾 大迫順子 楠谷 尚 鶴田大輔〉

  I.皮膚の正常構造
  II.皮膚の正常機能
  III.紫外線と皮膚
  IV.老化と皮膚

第3章 シミの治療

 3—1 シミの種類と治療方法  〈須賀 康〉
  I.日光黒子(老人性色素斑)
  II.雀卵斑(ソバカス)
  III.後天性真皮メラノサイトーシス
  IV.肝斑
  V.炎症後色素沈着症

 3—2 シミのレーザー治療  〈河野太郎〉
  I.表在性色素性疾患に対するレーザー治療
  II.真皮メラノーシス(両側遅発性太田母斑様皮疹)に対するレーザー治療 36
  III.肝斑に対するレーザー治療

 3—3 しみのIPL治療  〈神田弘貴〉
  I.IPLの特徴
  II.治療法
  III.副作用
  IV.まとめ

 3—4 シミの外用療法   〈?田文香 川田 暁〉
  I.美白化粧品
  II.美白主剤

第4章 シワの治療

 4—1 シワの種類と治療方法  〈山田秀和〉
  I.発症機序
  II.シワの種類と分類
  III.予防
  IV.治療

 4—2 シワのレーザー治療  〈根岸 圭〉
  I.シワについて
  II.シワの治療方法
  III.シワのレーザー治療
  IV.シワ治療に有用な患者指導

 4—3 シワの注射治療
  ―ヒアルロン酸注入療法―  〈乃木田俊辰〉
  I.シワの病態と発生機序
  II.ヒアルロン酸製剤の変遷
  III.ヒアルロン酸注入療法の特徴
  IV.ヒアルロン酸注入療法の実際

 4—4 シワの注射治療
  ―ボツリヌストキシン療法―  〈今泉明子 古山登隆〉
  I.ボツリヌストキシン製剤の使用にあたって
  II.中和抗体の産生について
  III.治療の準備と留意点
  IV.注射テクニックと適応
  V.ボツリヌス治療の実際と施術手技

第5章 たるみの治療

 5—1 たるみの種類と治療法  〈宮田成章〉
  I.たるみの病態
  II.各層の変化
  III.たるみの種類
  IV.たるみの治療方法

 5—2 たるみの近赤外線治療  〈田中志保〉
  I.近赤外線
  II.適応
  III.実際の近赤外線治療
  IV.治療法の選択
  V.臨床例

 5—3 RFを用いたたるみ治療  〈中野俊二〉
  I.Monopolar RF(サーマクール®)の皮膚に対する作用機序
  II.Bipolar RF(Aurora SRTM, SRATM, Polaris WRTM, ST reFirm®:sublime, Motif IR Engymed proTM)
  III.部分痩せに用いるRFによるたるみ治療

第6章 ニキビ(痤瘡)の治療

 6—1 ニキビの病態とガイドライン  〈赤松浩彦〉
  I.臨床症状
  II.病態
  III.診断のポイント
  IV.治療方法全般
  V.改訂された尋常性痤瘡治療ガイドライン

 6—2 ニキビの外用治療  〈黒川一郎〉
  I.レチノイド
  II.過酸化ベンゾイル(benzoyl peroxide:BPO)製剤
  III.外用抗菌薬

 6—3 ニキビの内服治療  〈黒川一郎〉
  I.抗菌薬
  II.その他の内服薬

 6—4 ニキビ(痤瘡)のケミカルピーリング  〈上中智香子〉
  I.ケミカルピーリングの分類
  II.ケミカルピーリングの適応
  III.実際の方法
  IV.副作用

 6—5 ニキビの光治療(Blue Light Therapy, ダイオードレーザー)  〈橋本佳子〉
  I.痤瘡に対するBlue Light Therapy
  II.痤瘡に対するダイオードレーザー

第7章 スキンケア

 7—1 スキンケアの基本  〈菊地克子〉
  I.洗顔
  II.保湿
  III.化粧の仕方

 7—2 サンスクリーン剤  〈川田 暁〉
  I.サンスクリーン剤の定義
  II.サンスクリーン剤の有効成分
  III.サンスクリーン剤の剤型
  IV.サンスクリーン剤の評価方法
  V.サンスクリーン剤の使用方法
  VI.サンスクリーン剤の副作用

 7—3 シワとは  〈長濱通子〉
  I.シワと化粧品
  II.抗シワ化粧品とは
  III.レチノイン酸とレチノールについて

 7—4 ニキビ用化粧品  〈黒川一郎〉
  I.背景
  II.化粧について
  III.化粧品でニキビに有効な成分
  IV.化粧品の副作用

 7—5 ファンデーション  〈山本晴代〉
  I.ファンデーションについて
  II.メディカルメイク
  III.ニキビ用メイクアップ
  
  索引

すべて見る

執筆者一覧

川田 暁  近畿大学医学部皮膚科教授 編著
水田 綾  大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学 
大迫順子  大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学講師 
楠谷 尚  大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学病院講師 
鶴田大輔  大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学教授 
須賀 康  順天堂大学浦安病院皮膚科教授 
河野太郎  東海大学医学部外科学系形成外科学准教授 
神田弘貴  三田皮膚科院長 
高田文香  近畿大学医学部附属病院皮膚科 
山田秀和  近畿大学医学部奈良病院皮膚科教授/近畿大学アンチエイジングセンター副センター長 
根岸 圭  東京女子医科大学附属成人医学センター講師 
乃木田俊辰 新宿南口皮膚科院長/東京医科大学皮膚科兼任教授 
今泉明子  東京ミッドタウン皮膚科形成外科クリニック院長 
古山登隆  自由が丘クリニック理事長 
宮田成章  みやた形成外科・皮ふクリニック院長 
田中志保  東京女子医科大学附属女性生涯健康センター 
中野俊二  中野医院院長/久留米大学皮膚科臨床教授 
赤松浩彦  藤田保健衛生大学医学部応用細胞再生医学講座教授 
黒川一郎  明和病院皮膚科部長・にきびセンター長 
上中智香子 和歌山県立医科大学皮膚科学教室 寄附講座光学的美容皮膚科講座准教授 
橋本佳子  三軒医院皮膚科部長 
菊地克子  東北大学病院皮膚科講師 
長濱通子  神戸百年記念病院皮膚科美容皮膚科部長 
山本晴代  近畿大学医学部皮膚科 

すべて見る
  • 考え方・使い方
  • EBMシリーズ
  • J-IDEO
  • EZRでやさしく学ぶ統計学 改訂2版
  • 薬剤ポケットマニュアル
  • 本当にあった医学論文
  • CCUグリーンノート
  • もしも「死にたい」と言われたら
  • Clinical Neuroscienceバナー
  • 中外医学社Facebook
  • 抗菌薬の考え方、使い方

中外医学社 公式Twitter

  • 中外医学社をフォローする
  • 中外医学社についてつぶやく

株式会社中外医学社 〒162-0805 東京都新宿区矢来町62 TEL 03-3268-2701/FAX 03-3268-2722