Annual Review Online
ログアウト中です。

トップページ皮膚科 > 医師・医療スタッフのための化粧品ハンドブック

書籍詳細

医師・医療スタッフのための化粧品ハンドブック

医師・医療スタッフのための化粧品ハンドブック

平尾哲二  千葉科学大学薬学部教授 著

A5判 138頁

定価(本体3,000円 + 税)

ISBN978-4-498-06358-7

2016年12月発行

在庫あり

従来の基礎化粧やスキンケアのみならず,アンチエイジングやボディケアなど,消費者のニーズは広く深くなり,多種多様な化粧品アイテムが増え続けている.また,今や女性だけではなく男性もスキンケアをする時代,化粧品によって皮膚トラブルを起こす人も増加傾向にある.本書ではそんな現状を踏まえ,皮膚科医が知っておくべき化粧品の知識を紹介.教科書的,マニア的な情報は割愛し,実際の患者対応に役立つプラクティカルな書とした.

はじめに

 いつまでも健やかで美しくありたい,多くの人が望むことです.化粧品は健康な人が毎日使うことで緩やかに効くもので,健やかで美しくあるためのお手伝いをしています.治療目的で用いられる医薬品とは異なり,化粧品には楽しさ,華やかさもあり,所有の喜び,嗜好品としての要素も併せ持っています.
 医療と化粧品との関わりを考えると,化粧品による皮膚トラブルで皮膚科にお世話になるケースがあります.一方,最近では医療におけるスキンケアの役割やメークによるQOL向上の認知が高まり,医療現場でも化粧品に関する知識が求められる場面も多くなってきました.
 現在の日本には化粧品があふれており,多様な情報が,宣伝広告やWebなどのメディア,口コミなどで広まっています.時に,アピールポイントを誇張されるケースも散見され,どれが正しい情報なのか判断するためには,専門的な知識が要求されます.
 本書は,化粧品に精通されていない皮膚科医は勿論,薬剤師,看護師など,広く医療スタッフの方々のための入門書的なハンドブックで,化粧品に関する基本的事項を記したものです.日常の診療場面で少しでも参考にしていただければ,望外の喜びです.

  2016年9月
千葉科学大学薬学部教授
平尾哲二

すべて見る

Contents

第1章 化粧品アイテム
 この章のねらい
 I.スキンケア
  (1)洗浄料
  (2)化粧水・乳液・クリーム・美容液
  (3)パック・マスク
  (4)美白化粧品
  (5)抗老化化粧品
  (6)ニキビケア
 II.ボディケア
  (1)入浴剤
  (2)制汗剤
  (3)消臭剤・防臭剤
 III.メーキャップ
  (1)化粧下地
  (2)ファンデーション
  (3)口紅・リップグロス
  (4)アイシャドウ・アイライン
  (5)マスカラ・つけまつげ
  (6)ネイル製品(マニキュア)
 IV.ヘアケア
  (1)シャンプー
  (2)コンディショナー
  (3)抗フケ
  (4)育毛,ハリ・コシ
  (5)染毛料・ヘアマニキュア
  (6)パーマ
  (7)整髪料
  (8)除毛剤

第2章 化粧品の機能性
 この章のねらい
 I.スキンケアの基本機能
  (1)角層の構造と機能
  (2)保湿効果
  (3)皮膚疾患とスキンケア
 II.日焼け止め
  (1)紫外線が皮膚に及ぼす影響? 日焼けのメカニズム
  (2)紫外線が皮膚に及ぼす影響? 光老化のメカニズム
  (3)紫外線防止効果
   Column 1  日焼けサロンとタンニング化粧品
   Column 2  紫外線と活性酸素
   Column 3  タバコと皮膚
 III.美白効果
 IV.抗老化効果
 V.香りの効果
 VI.化粧の心理効果
   Column 4  天然・自然と合成
   Column 5  成分の浸透はどこまで?
   Column 6  食物や内服による抗老化アプローチ
 VII.機能性の追求
   Column 7  皮膚を観る・測る
   Column 8  美容領域における効果判定の方法
 VIII.肌質

第3章 化粧品の薬事規制と品質
 この章のねらい
 I.化粧品の定義・効能効果
 II.医薬部外品(薬用化粧品)
 III.国内化粧品市場と流通
 IV.化粧品の品質
  (1)安全性
  (2)安定性
  (3)使用性
  (4)有用性
   Column 9  保湿効果の実証
   Column 10  光による皮膚内部の観察
  (5)化粧品に求められる価値の多様化

第4章 医療現場との関わり
 この章のねらい
 I.皮膚疾患改善と化粧品
 II.リハビリメイク
  特別寄稿1 資生堂の取り組み —QOL向上と社会参画支援を目指したメーキャップ—〈村井明美〉
  特別寄稿2 パッチテストの実際〈関東裕美〉

第5章 化粧品最前線
 この章のねらい
 I.美容機器
 II.美容医療と化粧品
 III.美容食品[ビタミンと皮膚]
 IV.多様な薬剤
  特別寄稿3 情報収集の多様化(CM,女性誌,Web・ブログ,店頭)〈近藤須雅子〉

文献
おわりに
索引

すべて見る

執筆者一覧

平尾哲二  千葉科学大学薬学部教授  著
村井明美  資生堂ライフクオリティービューティーセンター  
関東裕美  東邦大学医療センター大森病院皮膚科臨床教授  
近藤須雅子 美容ライター エディター  

すべて見る
  • 考え方・使い方
  • EBMシリーズ
  • EZRでやさしく学ぶ統計学 改訂2版
  • 薬剤ポケットマニュアル
  • 本当にあった医学論文
  • CCUグリーンノート
  • もしも「死にたい」と言われたら
  • Clinical Neuroscienceバナー
  • 中外医学社Facebook
  • 抗菌薬の考え方、使い方

中外医学社 公式Twitter

  • 中外医学社をフォローする
  • 中外医学社についてつぶやく

株式会社中外医学社 〒162-0805 東京都新宿区矢来町62 TEL 03-3268-2701/FAX 03-3268-2722