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書籍詳細

医系免疫学 14版

医系免疫学 14版

矢田純一 著

B5判 940頁

定価(本体8,400円 + 税)

ISBN978-4-498-10605-5

2016年05月発行

在庫あり

1989年の初版刊行以来,免疫学の正統的な入門書として長年にわたり定評を得ている本書.体系的な知識のみならず,免疫学の魅力をも伝える充実の内容はそのままに,日夜目まぐるしく進歩するこの領域の最新の動向に対応するため,最新の知見をふまえて加筆・修正しバージョンアップされた.医学生・臨床家ばかりでなく,他分野の専門職にも役立つ改訂14版.

改訂14版の序


 本書の初版は1989年に出版されたが,免疫学が急激に発展していることを踏まえ,なるべく新しい情報を提供したいと考え,およそ2年ごとに全面的に改訂することを続けてきた.したがって27年経過した今年,改訂14版を出版させて頂くことになった.それを可能にしたのは,ひとえに出版社の御好意によるものであるし,多くの愛読者を得ることができたおかげと感謝している次第である.

 本書の主旨は,とかく難解といわれる免疫学を医学の視点からなるべく平易に解説したいということであった.そのため本文の記載は基本的な内容を中心にわかりやすい表現に心を砕いたつもりである.しかし一方では,あまり表面的な解説では真の理解がえられない可能性もあり,機構が明確にされてきているものについては少し詳細に述べた方がかえって理解を助けると思われる.また,胸を踊らせるような先端的な話題も伝えたい思いもある.そこで本文においては基本的な内容を中心にし,より詳しい知識,興味を引く話題については,註やAdvanced Knowledgeとして別に記すこととした.本文を読んで頂き,特に関心を持った事項については註やAdvanced Knowledgeの欄を参照して頂ければと思う.なお,註のうち青字で示したものは基本的なものなので一応目を通して頂きたい.また全体を大まかに把握して頂くという目的で章ごとに要約をつけた.およその内容をさっと把握して頂くことや試験直前の頭の整理などに利用されたい.なお図,表の中にはかなり専門的なものもあり,それには表記番号にアンダーラインを引いてあるので適宜取捨して活用して下さればと思う.

 本書もまた多くの方の御要望に応えられるものであることを祈ってやまない.


2016年4月
著者

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初版の序


 免疫学の教科書はすでに多くの優れたものが出版されている.あえて本書を世に送ろうと意図した理由にはいくつかある.とかく難解であるといわれるので,なんとか内容を噛みくだいて読む人がアプローチしやすいようにしたいということがひとつである.難解であるとされる理由の一部は,いきなり新しい概念の用語が出てくることにあると思われるので,なるべく簡単な用語の説明をそえながら記載することとした.また免疫学に固有な概念については,卑近な例をひいて説明を加えるようにした.さらに,なるべく多くの模式図や表を載せて理解を助けるようにした.

 もうひとつの本書の特徴は臨床医学にたずさわる方を念頭においたという点である.臨床の場では免疫学を応用した検査や治療が数多く行われているし,疾患の病態の理解に免疫学の知識が要求されることも多い.基礎的な事項であっても,それが臨床にどう結びついていくのかということに常に留意した.しかし一方では,なるべく最新の免疫学の知見も盛り込むよう心がけた.

 各章の冒頭に要約をかかげる試みも行った.重要なポイントをまとめてある.本文を読んだ後に知識を整理するのに役立つであろうし,時間のない方は,この部分だけ読み本文中の図表だけを参照することでも,ある程度の知識が得られるであろう.学生諸君には試験直前の追い込みに有用と思う.

 なお,本書は単行本として上梓すべく,まず雑誌「臨床医」に1987年11月号より1989年12月号まで連載し,その後の新しい知見を加え,また読者の便宜のために「序説」や「要点」の項を追加したものである.

 臨床医学を学ぶにあたっては基礎医学の知識が欠けていては充分な理解は不可能である.逆に,臨床の場において何が求められているかという動機に導かれて基礎医学を学ぶこともまた重要である.免疫学のこのような基礎と臨床との橋渡しに本書が役立てばと願っている.


1989年8月
著者

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目 次


1 免疫とは―免疫系概説―
  1.免疫系の生体における役割
  2.どうやって“非自己”を識別するか
  3.無数に近い種類の抗原レセプターをどうやって用意するのか
  4.“非自己”の認識から“非自己”の排除へ
  5.反応の増幅と制御
  6.リンパ球にはいくつかの異った性質のグループがある
  7.“非自己”の認識と排除の即戦力的な機構(自然免疫),獲得免疫との相異
  8.免疫ができるとは(獲得免疫の成り立ち)
  9.粘膜免疫系と全身免疫系
  10.“非自己”の排除には“自己”の犠牲も伴う ―アレルギーとの関係
  11.免疫と臨床

2 抗体についての基礎知識
 ■要 点
   1.抗体とはどのようなものか
   2.抗原とはどのようなものか
   3.抗体の分子構造
   4.免疫グロブリン
   5.免疫グロブリン各クラスの特性
   6.血清免疫グロブリン値と疾患
  Advanced Knowledge
    (1) 抗原と抗体との特異的結合
    (2) FcRnの役割

3 抗体のもたらす反応とそれを利用した検査
■要 点
   1.凝集反応
   2.赤血球凝集反応
   3.菌凝集反応
   4.受身凝集反応
   5.沈降反応
   6.ゲル内沈降反応
   7.補体結合反応
   8.免疫溶菌反応
   9.細胞傷害試験
   10.免疫粘着反応
   11.中和試験
   12.標識抗体法
   13.ラジオ イムノアッセイ (RIA)
   14.エンザイム イムノアッセイ (EIA)
   15.その他のイムノアッセイ
   16.ウエスタン ブロット法
   17.免疫画像診断

4抗体を利用した疾患の予防と治療
 ■要 点
   1.抗体をどのようにして入手するか
   2.ウイルス感染症の発症予防
      註 : 二重特異性抗体
   3.細菌感染症の治療
   4.無・低γグロブリン血症の感染予防
   5.血液型不適合妊娠における感作の予防
   6.がんの治療
   7.血小板減少性紫斑病の治療
   8.自己免疫病,免疫複合体病の治療
      註 : 免疫グロブリン製剤によるマクロファージ機能抑制の機序
      註 : 投与抗体の使用目的に応じた修飾操作
   9.川崎病の治療
   10.免疫抑制療法
   11.アレルギーの治療

5 リンパ球の働き
 ■要 点
   1.体液性免疫と細胞性免疫
   2.T細胞の発生
   3.T細胞の抗原認識
   4.T細胞の機能
      註 : アポトーシスとネクローシス
   5.B細胞の発生と機能
   6.K細胞
   7.NK 細胞
   8.NKT 細胞
      註 : MAIT
   9.LAK 細胞
   10.自然リンパ球
   11.リンパ組織
  Advanced Knowledge
    (1) ヘルパーT細胞によるキラーT細胞の補助
    (2) T細胞による細胞傷害の機序
    (3) Th 1細胞とTh 2細胞の分化
      Th 1細胞,Th 2細胞の機能
      Tr 1細胞とTh 3細胞
      Th 17細胞の分化と機能
      Th 1細胞・Th 2細胞・Tr 1細胞・Th 17細胞の誘導と抗原提示細胞など
      Th 1細胞,Th 2細胞の性状の違い
    (4) 樹状細胞の分化と動態
    (5) NK細胞のサブセット
    (6) NK細胞表面のレセプター
      NK細胞を活性化するサイトカイン
    (7) 古典的NKT細胞の由来と機能
    (8) 腸管リンパ組織における免疫応答
    (9) 末梢リンパ組織の器官形成
    (10) 粘膜免疫系
    (11) リンパ球の動態とケモカイン・接着分子
       註 : リンパ球のリンパ組織からの流出とS1P

6 細胞表面機能分子―接着分子など―
 ■要 点
   1.細胞表面分子の CD 表示
   2.接着分子の種類
   3.接着分子の役割
  Advanced Knowledge
    (1) ケモカインによる接着分子インテグリンの変化
    (2) 接着分子によるT細胞の活性化

7 B細胞の分化と機能発現
 ■要 点
   1.免疫グロブリン可変領域遺伝子の再編成
   2.免疫グロブリンのクラススイッチ
   3.B細胞系の分化過程
   4.自己反応性B細胞の除去
      註 : receptor editingの機序
   5.B細胞の由来と種類
   6.B細胞の活性化
   7.B細胞の増殖・分化へのT細胞の関与
   8.抗体産生
  Advanced Knowledge
    (1) 免疫グロブリン可変領域遺伝子再編成の機序
    (2) 免疫グロブリン可変領域遺伝子の体細胞突然変異の機序
    (3) 免疫グロブリン対立遺伝子排除
    (4) 免疫グロブリンのクラススイッチ機構
    (5) pre-B細胞レセプターの役割
    (6) B細胞系への分化と転写因子
    (7) 自己反応性B細胞がアネルギーとなったりアポトーシスを起こす機序
    (8) B1a細胞とB1b細胞の相違
    (9) B細胞活性化の細胞内シグナル伝達
      註 : NF-κBの活性化
    (10) TLRによるB細胞の活性化
    (11) 細胞内シグナル伝達にかかわるチロシンキナーゼ群とアダプター分子
    (12) BAFF(Blys)・AIPRILのB細胞への作用
    (13) 胚中心におけるB細胞の反応
    (14) 濾胞ヘルパーT細胞
    (15) 形質細胞・記憶B細胞への分化
    (16) 辺縁帯B細胞の役割

8 T細胞の分化と機能発現
 ■要 点
   1.T細胞レセプター(T細胞抗原レセプター)
   2.T細胞の抗原認識
   3.T細胞の活性化
   4.抗原の処理と提示(抗原提示細胞)
   5.T細胞の分化過程
   6.T細胞の分化と胸腺
      註 : 胸腺における自己抗原の提示
   7.T細胞の機能的分化
   8.T細胞の動態
  Advanced Knowledge
    (1) T細胞レセプターの多様性の形成
    (2) ヒトT細胞レセプター多様性の実測値
    (3) 脂質抗原のCD1分子による提示とそれに対するT細胞の応答
    (4) γ64 T細胞の抗原認識
    (5) T細胞レセプターとリガンドの結合
    (6) T細胞の活性化とシグナル伝達およびその制御
       註 : 蛋白のユビキチン化
    (7) T細胞の活性化とGEM/raft
    (8) 共刺激なしに抗原と反応したT細胞がアナジー(不応状態)に陥る機序
    (9) T細胞レセプターからのシグナルによる細胞内骨格の機能誘導
    (10) T細胞レセプターからのシグナルによるインテグリンの接着能増強
    (11) 樹状細胞の成熟と性状の変化
    (12) 抗原提示における樹状細胞とT細胞の相互作用
    (13) 樹状細胞の抗原物質の取り込みおよび成熟とパターン認識レセプター
    (14) T細胞が活性化されるかトレランス(不応状態)になるかと樹状細胞
    (15) 抗原の処理と提示の機序
    (16) プロテアソームの構造
    (17) cross presentationの機序
       註 : autophagyの機序と役割
    (18) MHCクラスIIの発現とC II TA,MHCクラスIの発現とNLRC5(CITA)
    (19) 免疫学的シナプス
    (20) 樹状細胞などが産生する活性型ビタミンとリンパ球のホーミングおよびレギュラトリーT細胞の誘導
    (21) T細胞の分化とNotchレセプター,E蛋白,Id蛋白,転写因子
    (22) T細胞のCD4+,CD8+への分化とMHCクラス㈼/MHCクラス㈵拘束性
    (23) innate T細胞
    (24) 胸腺におけるT細胞の動態とケモカイン・接着分子
    (25) 胸腺T細胞における正の選択・負の選択とT細胞レセプターからのシグナル
    (26) γδ型T細胞の機能
    (27) CD8+メモリーT細胞の生存とキラーIg様レセプター
    (28) 皮膚へ侵入した抗原に対するT細胞の反応
    (29) ナイーブT細胞とメモリー(記憶)T細胞
        註 : T細胞の消耗

9 リンパ球の検査
 ■要 点
   1.リンパ球系の状態の把握
   2.リンパ球亜群の測定
   3.T細胞サブセット
   4.T細胞のクロナリティ
   5.リンパ球の機能検査
   6.特定抗原に対するリンパ球の感作の有無の測定

10 補体とその働き
 ■要 点
   1.補体とは
   2.活性化補体の作用
   3.補体の活性化
   4.活性化補体の不活化
   5.補体レセプター
   6.補体の産生と消費

11 サイトカインとその働き
 ■要 点
   1.インターロイキン
   2.TNF(腫瘍壊死因子)
   3.インターフェロン (IFN)
      註 : インターフェロンγの免疫細胞への作用
   4.その他のリンホカイン
   5.TGF-β
   6.細胞増殖因子
   7.オステオポンチン
   8.BAFF(Blys)・APRIL
   9.白血球遊走にかかわるサイトカイン(ケモカイン)
   10.造血に関与するサイトカイン
   11.サイトカインのレセプター
   12.サイトカインの治療への応用
  Advanced Knowledge
    (1) IL-1β,IL-18,IL-33の分泌とinflammasome
    (2) IL-2レセプターからのシグナル伝達
    (3) サイトカインによるリンパ球の生存維持
    (4) IL-10によるT細胞・樹状細胞・マクロファージの抑制
    (5) IFNの抗ウイルス作用
    (6) TGF-βレセプターからのシグナル伝達
    (7) 細胞の遊走とケモカインレセプターシグナル
    (8) サイトカインレセプターからのシグナル抑制機構

12 食細胞―好中球とマクロファージ
 ■要 点
   1.好中球の貪食作用
      註 : 好中球の細胞質顆粒
   2.好中球の殺菌物質
   3.好中球による組織傷害
      註 : NETs
   4.マクロファージとその働き
      註 : 死細胞のfind me,eat meシグナル
      註 : マクロファージとメタボリック症候群など
   5.マクロファージの活性化
      註 : M1細胞とM2細胞
   6.マクロファージの多様な機能
      註 : マクロファージ活性化症候群
  Advanced Knowledge
    (1) 食細胞のFcγレセプターを介する活性化
    (2) 細胞質顆粒内容の放出とSNARE
    (3) 細胞の種類と表出Toll様レセプター(TLR)
    (4) 細胞質のパターン認識レセプター
    (5) LPSによるマクロファージの活性化
    (6) 各TLRからのシグナル伝達
    (7) マクロファージ・樹状細胞活性化の制御
    (8) DAMPsと炎症反応

13 感染防御免疫機構
 ■要 点
   1.局所免疫
      註 : 腸内共生菌の免疫系への効果
   2.ウイルスの排除
   3.ウイルスの拡散の阻止
   4.ウイルス感染の予防
   5.クラミジアの防御
   6.化膿菌の防御
   7.細胞内寄生性細菌の防御
      註 : 結核菌の防御機構
   8.真菌の防御
   9.寄生虫の防御
   10.感染防御における自然免疫と獲得免疫
   11.感染症診断のための免疫学的検査
  Advanced Knowledge
    (1) 皮膚から侵入してくる微生物に対する免疫応答
    (2) ウイルス核酸による樹状細胞,マクロファージの活性化と細胞内核酸感知分子
    (3) heterologous immunityおよびantigenic sinとウイルス感染に対する免疫応答
    (4) ウイルスの免疫回避機構
    (5) アジュバントの作用機序
    (6) 細菌DNA CpG配列のアジュバント作用
    (7) マスト細胞の感染防御における役割
    (8) 腸管粘膜における共生菌との共存と病原菌との戦い
    (9) 尿路粘膜における細菌防御
    (10) 細菌の免疫回避機構
    (11) 原虫の免疫回避機構
    (12) 蠕虫の免疫回避機構
    (13) 発熱と感染防御免疫反応

14 免疫不全
 ■要 点
   1.免疫不全とは
   2.免疫不全と感染
   3.免疫不全症の成因
   4.原発性免疫不全症の主な病型
      註 : SAPファミリーとSLAMファミリー
   5.免疫不全症の治療
   6.免疫不全症の検査
   7.好中球異常症
   8.好中球機能検査
   9.好中球異常の治療
   10.補体欠損症
   11.続発性免疫不全症
  Advanced Knowledge
    (1) 副腎皮質ステロイドの免疫抑制作用の機序
    (2) ストレスによる免疫機能の変化
       註 : ノルアドレナリンの免疫制御作用
    (3) 蠕虫感染の免疫系への影響

15 免疫応答の制御および免疫トレランス
 ■要 点
   1.抗イディオタイプ抗体
   2.免疫制御T細胞
   3.T細胞以外の免疫制御細胞
      註 : レギュラトリーB細胞
   4.Fcレセプターを介する免疫抑制
   5.細胞死による抑制
   6.抑制シグナルを送る表面分子
      註 : Galectinの免疫抑制作用
      註 : PIR(paired Ig like recepter)
   7.シグナル伝達制御分子
   8.可溶性サイトカインレセプターによるサイトカイン作用の抑制
   9.神経ペプチドによる抑制
   10.miRNAによる制御
   11.免疫トレランス
   12.自己抗原に対して免疫トレランスが成立しやすい理由
  Advanced Knowledge
    (1) CD4+CD25+Foxp3+レギュラトリーT細胞の性質
    (2) 免疫機能とアポトーシス制御分子Bcl-2ファミリー
    (3) 神経ペプチドによる炎症と免疫反応の抑制
    (4) 活性化かトレランスかを決定するシグナル

16 アレルギー
 ■要 点
   1.I型アレルギー
   2.I型アレルギーの検査と治療
   3.II型アレルギー
   4.III型アレルギー
   5.免疫複合体の測定
   6.IV型アレルギー
      註 : クローン病の成因仮説
  Advanced Knowledge
    (1) Fcεレセプター㈵の架橋によるマスト細胞の活性化
        註 : 炎症の抑制と組織修復にかかわる脂質メディエーター
    (2) TSLP・IL-18・IL-33・IL-25とアレルギー
    (3) アレルギー発症の個人差
    (4) 遅発喘息反応と気道リモデリングにおける好酸球とT細胞の関与
    (5) 抗原物質中のプロテアーゼやMD2様物質とアレルギーの誘導
    (6) アレルギーの免疫学的治療・研究段階の治療

17 自己免疫現象と自己免疫疾患
 ■要 点
   1.自己免疫と自己免疫疾患
   2.自己免疫の成因
   3.臓器特異的自己免疫疾患
      註 : 多発性硬化症の発症機序仮説
   4.抗核抗体
   5.全身性自己免疫疾患
   6.自己免疫疾患の治療
  Advanced Knowledge
    (1) 前眼房における免疫抑制の機序
    (2) SLEの病態と㈵型インターフェロンおよびDNA・抗DNA抗体免疫複合体
    (3) 自己免疫疾患の免疫学的治療の試み

18 輸血と臓器移植
 ■要 点
   1.血液型
   2.輸血反応
   3.血液型不適合妊娠
   4.組織適合抗原
   5.HLA 抗原の決定法(タイピング)
   6.拒絶反応の機序
   7.移植細胞対宿主反応
   8.移植拒絶反応の抑制
      註 : mTORの活性化とその作用
   9.各臓器の移植
   10.免疫応答遺伝子と組織適合抗原
   11.HLA 抗原と病気の発症危険率
   12.血液型,組織適合抗原以外の同種抗原
  Advanced Knowledge
    (1) NK細胞による同種骨髄細胞の拒絶
    (2) 移植片対白血病効果
    (3) 研究段階の免疫学的な移植拒絶反応抑制法

19 腫瘍と免疫
 ■要 点
   1.腫瘍に対する免疫は存在するか
   2.腫瘍関連抗原
   3.抗腫瘍免疫のメカニズム
   4.抗腫瘍免疫が回避されてしまう機序
   5.腫瘍の免疫療法
  Advanced Knowledge
    (1) 腫瘍関連抗原の同定法
    (2) 腫瘍関連抗原の提示とストレス蛋白

20 生殖と免疫
 ■要 点
   1.胎児の免疫学的拒絶(流産)の阻止機構
      註 : 妊娠の維持とNK細胞
   2.原発性習慣性流産
   3.妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
   4.胞状奇胎
   5.抗精子抗体と不妊
   6.抗卵透明帯抗体と不妊
   7.自己免疫性卵巣炎,精巣炎と不妊
   8.母親からの抗体やリンパ球による児の疾患
   9.児のリンパ球の侵入による母の病気
   10.妊婦の免疫機能

21 免疫系の発達と老化
 ■要 点
   1.免疫系の系統発生
   2.ヒトにおける免疫系の個体発生
   3.免疫系の老化
 

附.遺伝子の発現機構 ―遺伝子の転写と翻訳―

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