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書籍詳細

精神科処方ノート 5版

精神科処方ノート 5版

上島国利  編著

B6変型判 390頁

定価(本体4,300円 + 税)

ISBN978-4-498-12978-8

2015年10月発行

在庫あり

精神科領域における疾患・症状に対する治療指針と処方の実際を,簡潔かつ具体的に示すベッドサイドのためのハンディな手引書.有効で安全な薬物療法指針のスタンダード.

第5版の序


 本書の初版発刊は2001年であり,既に15年近くが経過した.さらに第4版発刊は2010年であり,5年近くが経とうとしている.初版で,精神医学の進歩に遅れが生じないよう本書は適切な改定を加えることを約束しており,幸い諸先生から支持を受けており,今回第5版の刊行を行った.
 精神医学・精神医療は遅々としているが着実な進歩を続けておりその治療においても有用で安全,採用すべきものは積極的に行うべきであり,その際には,その道で経験のある臨床医が自らの経験を交えた良質な情報の提供を参考にするべきである.
 わが国の精神科医も日常臨床で使用することの多いDSMの第5版が2013年アメリカ精神医学会から出版された.診断や治療に大きな影響を与えるこれらの内容は十分本書に反映されており世界水準の妥当な治療のために本書がお役に立つことを願っている.

2015年10月
上島 国利

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 私共は1999年に向精神薬の総てを解説した「精神科治療薬ハンドブック」を出版した.便利な手引き書として,多くの臨床医が使用されていると聞く.その姉妹篇として,精神科領域の疾患や,精神症状の治療について,それぞれの疾患や症状の簡単な解説と,その薬物療法の実際を処方例を中心に記述したのが本書である.
 各疾患に適応を有する薬剤を可能な限り単剤で用いるのが私共の治療の原則である.しかしながら事情によっては,正式な適応がなくても日常臨床で多くの治療者が用いて有効かつ安全な薬剤については,処方実例が記載されているが,「保険適応外」の断り書きがそえられている.
 有効で安全な薬物療法を施行する際の1つの指針として本書が何らかのお役に立つことを願っている.

2001年3月
上島 国利

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目 次



I.向精神薬の合理的な用い方〈上島国利〉
   1.薬物療法の開始に際して
   2.薬物療法の実際

II.精神障害とその治療
   1.統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群  〈井口 喬〉
     A.陰性症状優位の統合失調症
     B.緊張病
     C.妄想を主とする病像
     D.統合失調感情障害
     E.急性期統合失調症
     F.慢性期統合失調症
   2.気分障害(うつ病,躁うつ病)  〈工藤行夫〉
     A.単極性うつ病
     B.軽症うつ病
     C.仮面うつ病
     D.老年期うつ病
     E.児童・思春期のうつ病
     F.難治性うつ病
     G.双極性うつ病
   3.不安性障害  〈太田有光〉
     A.パニック障害
     B.全般性不安障害
     C.社交不安障害(対人恐怖症)
     D.強迫性障害(強迫神経症)
     E.外傷後ストレス障害(PTSD)
     F.ヒステリー(解離性障害)
     G.心気症
   4.心身症  〈大坪天平〉
     A.過敏性腸症候群(IBS)
     B.過換気症候群
   5.パーソナリティ障害  〈平島奈津子〉
     A.境界性パーソナリティ障害
   6.器質性精神病・症状性精神病  〈岡島由佳〉
   7.認知症  〈磯野 浩〉
     A.アルツハイマー型認知症
     B.レビー小体型認知症
     C.血管性認知症
   8.知的障害(精神遅滞)  〈尾鷲登志美〉
   9.アルコール依存症  〈三村 將〉
     A.急性期
     B.慢性期
     C.振戦せん妄
   10.薬物による精神障害  〈中込和幸〉
     A.覚せい剤中毒
     B.有機溶媒中毒
   11.産褥精神病  〈宍倉久里江〉
     A.産後うつ病
   12.摂食障害  〈平島奈津子〉
     A.神経性無食欲症(神経性やせ性)
     B.神経性大食症(神経性過食症)
   13.睡眠障害  〈巽 雅彦〉
     A.不眠症(精神生理性不眠症・原発性不眠症)
     B.睡眠時遊行症(夢遊病)
     C.夜驚症
     D.悪夢
     E.ナルコレプシー,周期性傾眠症
   14.小児期および青年期の精神障害  〈野嵜善郎 尾鷲登志美〉
     A.注意欠如−多動性障害
     B.チック障害
     C.抑うつ状態
     D.不登校
   15.てんかん  〈稲本淳子〉
     A.全般発作
     B.部分発作
     C.てんかん発作重積状態

III.精神症状とその治療
   1.興奮状態  〈坂井俊之〉
     A.意識障害を伴う興奮状態
     B.緊張病性興奮
     C.躁性興奮
     D.てんかんによる興奮
     E.知的障害にみられる興奮
   2.幻覚  〈小山田静枝〉
     A.幻聴
     B.幻視
     C.その他の幻覚
   3.妄想  〈小山田静枝〉
     A.統合失調症の妄想
     B.統合失調症以外の疾患の妄想
   4.感情鈍麻,無関心,意欲の減退〈小山田静枝〉
   5.昏迷状態  〈坂井俊之〉
     A.緊張病性昏迷
     B.うつ病性昏迷
     C.ヒステリー性昏迷
   6.躁状態  〈宍倉久里江〉
   7.抑うつ状態  〈宍倉久里江〉
   8.不安,緊張,焦燥  〈宍倉久里江〉
   9.強迫症状  〈宍倉久里江〉
   10.恐怖症状  〈宍倉久里江〉
   11.あれこれ身体の症状を訴える(心気症状)  〈吉邨善孝〉
     A.神経症の心気症状
     B.その他の疾患の心気症状
   12.意識障害  〈山田光彦〉
     A.せん妄
     B.錯乱,アメンチア,もうろう状態
   13.けいれん  〈稲本淳子〉
   14.夜ねむれない  〈岡島由佳〉
   15.体中の痛みがとれない(慢性疼痛) 〈岡島由佳〉
   16.物忘れがある  〈磯野 浩〉

IV.精神科救急,ICU〈岡島由佳〉
   1.精神科救急−総説
   2.ICU症候群

V.薬物の副作用(総説)〈渡辺雅幸〉
     A.抗精神病薬
     B.抗うつ薬
     C.気分安定薬
     D.抗不安薬,睡眠薬
     E.抗てんかん薬

附 向精神薬一覧〈尾鷲登志美 上島国利〉

索 引

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執筆者一覧

上島国利  国際医療福祉大学医療福祉学部教授 編著
井口 喬  仁会戸田病院院長 
工藤行夫  静和会中山病院院長 
太田有光  あつぎ心療クリニック院長 
大坪天平  JCHO東京新宿メディカルセンター(旧東京厚生年金病院)精神科主任部長 
平島奈津子 国際医療福祉大学三田病院精神科教授 
岡島由佳  昭和大学病院附属東病院精神神経科准教授 
磯野 浩  埼玉森林病院院長 
尾鷲登志美 牧田総合病院精神科 
三村 將  慶應義塾大学医学部精神神経科学教室教授 
中込和幸  国立精神・神経医療研究センター病院副院長 
宍倉久里江 相模原市精神保健福祉センター所長 
巽 雅彦  横浜心療クリニック院長 
野嵜善郎  元昭和大学医学部精神科 
稲本淳子  昭和大学横浜市北部病院メンタルケアセンターセンター長 
坂井俊之  坂井メンタルクリニック院長 
小山田静枝 国際医療福祉大学保健医療学部准教授 
吉邨善孝  済生会横浜市東部病院こころのケアセンター・精神科部長 
山田光彦  国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 精神薬理研究部部長 
渡辺雅幸  東京医療学院大学教授 

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