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書籍詳細

ナースの精神医学 4版

ナースの精神医学 4版

上島国利 編集 / 渡辺雅幸 編集 / 榊 惠子 編集

B5判 358頁

定価(本体5,200円 + 税)

ISBN978-4-498-07581-8

2015年01月発行

在庫あり

今日のコメディカルに必要とされる精神医学の基本的な知識を簡潔にわかりやすく解説した好評のテキストの最新改訂版である.

4版の序

 医療分野は絶えず日進月歩の進歩を続けている.精神看護,精神医学もその例外ではない.看護師を始めとする医療職の人々は当然のことながら,このような学問の進展を学び,また自らもそれに参画していく必要がある.
 本書の改訂版においても,できる限り新しい知見を取り入れることを試みている.
 精神医学分野ではDSM-5の公表とその日本語訳の出版という大きな出来事があった.その結果,精神疾患名やその分類については,かなりの変更が行われた.本書でもそのような新しい進展を取り入れてはいるものの,何分まだ移行期でもあり,若干の不統一さも存在する.その点については将来の,さらなる改訂に期待したいところである.
 法律の改正や新薬の記載などについては,最近の動きはおおむね盛り込まれた.さらに,精神看護専門看護師,災害時の精神保健医療活動などの新項目も加えられた.
 本書が精神看護のスダンダードの教科書として今後も末永く利用されることを希望している.

2014年12月
編集者一同

初版の序

 精神医学は他の臨床医学と比較し理解が難しいといわれる.その理由は,対象とする精神現象を客観的に捉えたり,計量することが困難なことによるが,それに加えて精神医学で使われる用語も難解なものが多い.それゆえ,なにかとっつきにくい分野とみなされてきた.ところが最近,医療や看護の現場において,それらの担い手と受け手の心の触れ合い,信頼関係の重要性が多くの人々に認識されるに及んで,病人の心に関心をもち配慮する学問領域が,クローズアップされてきている.医療関係者は,自らの一挙手一投足が病人の心に影響しその病状をも左右することは幾度となく体験していることと思われる.精神医学は今や精神科医や精神科関係の人々だけのものではなく医療関係者総てにとりきわめて重要な領域といえよう.
 昨今,精神医学や精神医療を取り巻く環境の変化は著しく,時代とともに変遷している.新しい疾病概念が生まれ,ある病態は増加し,あるものは減少している.疾患の分類体系も次第に整備され,診断システムも進歩している.看護も病院のみならず各種施設,さらに地域,家庭へと広がりをみている.ナースも保健,医療,福祉にたずさわる多くの人々と共同してチーム医療を実践する時代となってきている.チームの他の仲間と共通の疾病に対する知識と理解をもち,各疾患に最適な看護を行うためにも専門知識が要求される.
 将来看護の仕事にたずさわる方々に最低必要と思われる精神医学ならびに精神科看護の知識を提供するのが本書である.これらの基礎知識をもとに科学性を失わず,広い視野と豊かな人間性をもち,激変する社会の要請に充分対応した質のよい医療の実践に役立つことを願っている.なお本書の執筆は,精神疾患については主として精神科医が,看護に関しては看護専門家が担当した.

2003年2月
上島国利
渡辺雅幸

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目 次

1.総 論
1 精神医学,精神医療とは 〈柴田恭亮〉
  1.精神の健康
  2.精神障害の概念
  3.精神医学・医療の歴史
   a.欧米における精神医療の歴史
   b.日本における精神医療の歴史

2 精神障害の病因・分類 〈坂井俊之〉
 A.原因論
  1.内因,身体因(外因),心因
 B.分類
  1.ICD分類
  2.DSM分類

3 診断と検査
 A.精神科診療の特徴 〈小山田静枝〉
  1.治療者−患者関係
  2.治療契約
  3.インフォームド・コンセント
   a.外来
   b.入院
 B.精神科的診察 〈小山田静枝〉
  1.病歴聴取
   a.現病歴
   b.家族歴
   c.生活歴,生育歴,教育歴および一般的背景
   d.性格
   e.既往歴,合併症
  2.現症の把握
   a.身体的現症
   b.精神的現症
  3.表情,ふるまい,しぐさ(観察所見)
   a.表情
   b.ふるまい,しぐさ,態度など
 C.身体的検査 〈高橋裕秀〉
  1.内科学的身体所見
  2.一般内科的検査
  3.神経学的検査
   a.神経学的所見
   b.神経学的補助検査
 D.心理検査 〈鳥越由美〉
  1.知能テスト
   a.理論
   b.知能検査の種類
  2.記銘力検査
  3.性格(人格)検査
   a.質問紙法
   b.投影法
   c.作業検査法
  4.認知症検査
  5.広汎性発達障害の評価

4 精神症状の把握
 A.知覚の障害 〈渡辺雅幸〉
  1.錯覚
  2.幻覚
   a.幻視
   b.幻聴
   c.幻嗅
   d.幻味
   e.幻触
   f.体感幻覚
   g.幻(影)肢
  3.その他の知覚障害
 B.思考の障害 〈渡辺雅幸〉
  1.思考の進み方の異常
   a.観念奔逸
   b.思考制止
   c.迂遠
   d.保続
   e.思考途絶
   f.思考滅裂
  2.思考体験の異常
   a.思考の被影響−作為体験
   b.強迫観念
   c.恐怖(症)
   d.支配観念
  3.思考内容の障害:妄想
   a.妄想の生じ方による分類
   b.妄想の内容による分類
 C.自我意識の障害 〈松倉素子〉
  1.離人症
  2.被影響体験,作為体験
  3.憑依妄想
  4.多重人格障害
 D.感情の障害 〈松倉素子〉
  1.不安
  2.抑うつ
  3.気分高揚
  4.上機嫌(多幸)
  5.感情失禁
  6.感情鈍麻
 E.意欲・行動の障害 〈松倉素子〉
  1.精神運動興奮
   a.躁病性興奮
   b.緊張病性興奮
  2.精神運動制止
  3.昏迷
  4.個々の欲動の障害
   a.食欲の異常
   b.性欲の異常
   c.自殺念慮,自殺企図
 F.意識障害 〈吉野文浩〉
  1.意識混濁
    3-3-9度方式
  2.意識変容
   a.せん妄
   b.もうろう状態
   c.アメンチア
 G.知能の障害 〈吉野文浩〉
  1.精神遅滞
  2.認知症
   a.診断基準
   b.評価
   c.類型化
   d.脳血管性認知症
   e.治療可能な認知症
  3.仮性認知症
    うつ病性仮性認知症
 H.記憶の障害 〈吉野文浩〉
  1.記銘力障害
  2.健忘
   a.全生活史健忘
   b.一過性全健忘
  3.見当識障害
  4.コルサコフ症候群
 I.病識の障害 〈吉野文浩〉
   a.アントン症候群における病態否認
   b.疾病無認知
   c.コルサコフ症候群
   d.幻覚が非現実であることの認識
   e.統合失調症における病識
   f.躁うつ病における病識

5 脳科学と精神医学 〈渡辺雅幸〉
  1.神経伝達物質と精神機能
   a.神経細胞の構造と機能
   b.向精神薬の作用と精神障害の病態
  2.免疫機能と精神機能
   a.精神神経系(脳)−内分泌系とホメオスタシスならびにストレスとの関係
   b.うつ病と内分泌系
   c.免疫系の精神神経系(脳)および内分泌系への作用
   d.サイコオンコロジー(精神腫瘍学)
  3.睡眠と概日リズム
   a.睡眠および概日リズムとは何か
   b.睡眠を生じるメカニズム
   c.睡眠と精神医学的問題
  4.脆弱性−ストレスモデル

6 神経心理学 〈渡邉弘美〉
  1.大脳半球の優位性
  2.失語
   a.失語症
   b.失語症のリハビリテーションの看護上のポイント
  3.失認
   a.物体失認
   b.相貌失認
   c.視空間失認
   d.身体失認
  4.失行
   a.肢節運動失行
   b.観念運動失行
   c.観念失行
   d.構成失行
   e.着衣失行
  5.脳局在症候群
   a.前頭葉症候群
   b.側頭葉症候群

2.各論
1 内因性精神障害 〈尾鷲登志美〉
 A.統合失調症
  1.概念
  2.病因
   a.遺伝素因
   b.神経発達障害仮説
   c.ドーパミン過剰仮説
   d.グルタミン酸仮説
  3.疫学
  4.病前性格
  5.症状
  6.病型
  7.経過と予後
  8.治療
   a.サイコエデュケーション(心理教育)
   b.治療計画
 B.非定型精神病
  1.概念
  2.症状・経過
  3.治療
 C.妄想性障害
 D.気分障害
  1.概念
  2.病因
   a.モノアミン仮説
   b.神経伝達物質受容体仮説
   c.モノアミン以外による病態説
  3.病前性格
  4.症状
   a.うつ状態
   b.躁状態
  5.治療
   a.サイコエデュケーション
   b.治療計画

2 心因性精神障害
 A.神経症とストレス関連障害 〈太田有光〉
  1.概念,病因,治療
  2.各論
   a.不安症群/不安障害群
   b.強迫症および関連症群/強迫性障害および関連障害群
   c.心的外傷およびストレス因関連障害群
   d.身体症状症および関連症群
   e.解離症群/解離性障害群
   f.その他の神経症
 B.心身症 〈村松公美子〉
  1.心身症
  2.心身症の定義
  3.心身医学
  4.主な心身症
  5.ICD-10の分類
  6.DSM-IV-TRの分類
  7.心身症の診断
  8.心身症の治療
  9.各種の心身医学的治療
   a.自律訓練法
   b.筋弛緩法
   c.交流分析
   d.ゲシュタルト療法
   e.行動療法
   f.認知療法
   g.バイオフィードバック療法
  10.東洋医学的治療
   a.絶食療法
   b.森田療法
   c.内観療法
   d.ヨーガ療法
  11.摂食障害
   a.神経性無食欲症
   b.神経性大食症
  12.過換気症候群

3 身体因性精神障害
 A.器質性精神障害および症状性精神障害 〈巽 雅彦〉
  1.疾患の概念
  2.原因
  3.臨床症状
   a.せん妄
   b.器質性健忘症候群
   c.器質性気分障害
   d.器質性統合失調症様障害
   e.器質性パーソナリティ(人格)障害
  4.各論
   a.器質性精神障害
   b.症状性精神障害
  5.診断と治療
   a.原因疾患と精神症状の把握
   b.治療歴の聴取
   c.環境の整備
   d.精神科薬物療法
 B.アルコール依存症・薬物依存 〈重黒木一 世良守行〉
  1.依存
  2.依存症形成のメカニズム
  3.アルコール依存症
  4.経過
  5.治療
   a.「入院治療」
   b.「通院治療」クリニック
  6.離脱症状
  7.人間関係の病として
  8.家族対応
  9.回復
  アルコール依存・薬物依存に補足して(編者補) 〈渡辺雅幸 上島国利〉
 C.てんかん 〈稲本淳子〉
  1.概念
  2.原因
  3.分類
  4.症状
   a.てんかん発作
   b.てんかんに伴う精神障害
  5.治療

4 老年期精神障害 〈磯野 浩〉
 A.器質性精神障害
  1.定義
  2.症状
   a.中核症状
   b.行動と心理症状
  3.原因疾患と分類
   a.アルツハイマー型認知症
   b.レビー小体型認知症
   c.前頭側頭型認知症(ピック病)
   d.血管性認知症
 B.機能性精神障害
  1.うつ病
  2.幻覚妄想状態
  3.その他

5 知的障害 〈磯野 浩〉
  1.概念
  2.原因,分類
  3.症状
  4.治療

6 児童・青年期精神医学 〈笠原麻里〉
 A.心理発達の障害
  1.自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
 B.行為および情緒の障害
  1.注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害
  2.素行症/素行障害
  3.チック症/チック障害
  4.抜毛症
  5.選択性緘黙
 C.思春期・青年期に特有な精神医学的問題
  1.不登校・ひきこもり
  2.いじめ
  3.家庭内暴力

7 パーソナリティ障害 〈平島奈津子〉
  1.概念
  2.病因
  3.分類
   a.クレッチマーの分類
   b.「精神疾患の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)」(2013)による分類
  4.治療

8 睡眠障害 〈岡島由佳〉
  1.不眠
  2.過眠
  3.睡眠−覚醒スケジュール障害
  4.睡眠時随伴症
   a.夜驚症
   b.睡眠時遊行症
   c.レム睡眠行動異常
   d.悪夢

9 性をめぐる問題 〈平島奈津子〉
  1.概念
  2.病因
  3.分類
   a.性別違和(性同一性障害)
   b.性機能不全
   c.パラフィリア障害(性倒錯)
  4.治療

10 リエゾン精神医学 〈八田耕太郎〉
  1.概念と現況
  2.精神科リエゾン診療で扱う代表的な疾患・症状
   a.ICUや一般病棟にて:せん妄,興奮
   b.救命救急センターにて:自殺未遂
   c.がん患者の精神症状:正常範囲の反応と病的な症状
   d.各種身体疾患と精神症状
  3.精神科リエゾン診療の実際

3.治療と予防
1 精神科看護の特徴
 A.精神医学と看護ケア 〈榊 惠子〉
  1.精神医学の知識
  2.個別看護の知識
  3.精神医学と看護ケアの接点
 B.援助的人間関係 〈佐藤登代子 板山稔〉
  1.援助的人間関係を築く要素
  2.援助的人間関係の発展過程
  3.援助的人間関係を成立させるコミュニケーション技法
   a.そばにいること
   b.共感的理解
   c.沈黙
   d.積極的傾聴
   e.コンフロンテーション
  4.援助的人間関係の中で起こる困難状況
   a.拒否・拒絶
   b.攻撃的言動
   c.操作的言動
   d.転移・逆転移
 C.看護の過程を振り返る 〈佐藤登代子 板山稔〉
  1.看護師の知覚・感情・思考
   a.オーランドによる看護師の知覚・思考・感情
   b.看護師の知覚・思考・感情の自覚化
  2.プロセスレコード,看護場面の再構成
   a.プロセスレコード,看護場面の再構成とは
   b.プロセスレコード
   c.看護場面の再構成
   d.プロセスレコードの意義
  3.カンファレンス
  4.スーパービジョン
 D.病院における精神科看護 〈渡辺勝次〉
  1.精神科救急
  2.外来における看護援助
  3.精神科入院
 E.リエゾン精神看護 〈赤沢雪路〉
  1.心身相関と看護
  2.身体疾患をもつ人の精神の看護
  3.患者と家族の精神の健康
  4.看護師のメンタルヘルス支援
 F.症状別の看護
  1.睡眠障害 〈秋山美紀〉
  2.不安状態 〈新納美美〉
  3.ひきこもり状態 〈篁 宗一〉
  4.拒否(拒食,拒薬) 〈角田 秋〉
  5.攻撃的行動 〈船越明子〉
  6.強迫行動 〈角田 秋〉
  7.操作・試し行動 〈新納美美〉
  8.自傷・自殺企図 〈河野由理〉
  9.幻覚,妄想 〈秋山美紀〉
  10.抑うつ状態 〈新納美美〉
  11.躁状態 〈秋山美紀〉
  12.衝動行動 〈船越明子〉
  13.昏迷状態 〈河野由理〉
  14.認知症 〈宮本有紀〉
  15.せん妄,もうろう状態,アメンチア 〈宮本有紀〉
  16.離脱症状(退薬症候群) 〈河野由理〉
 G.回復段階の看護
  1.急性期の看護 〈田中 直〉
   a.急性期の患者の危機的体験
   b.急性期から寛解期移行時の患者の看護
  2.慢性期(回復期)の看護 〈河口良登〉
   a.慢性期の患者の体験
   b.慢性期(回復期)の看護
 H.身体合併症の看護 〈瀬野佳代〉
  1.麻痺性イレウス
  2.嚥下性肺炎
  3.糖尿病
  4.肺動脈血栓塞栓症
  5.多飲症,水中毒
  6.精神科における身体合併症のケア
 I.精神看護専門看護師と精神医療 〈阿保真由美〉
  1.精神看護専門看護師の歴史
   a.米国
   b.日本
  2.精神看護専門看護師の役割と実践
  3.今後の高度看護実践と医療

2 精神療法(心理療法)
 A.精神療法とは 〈高澤知子〉
 B.精神分析療法/精神分析的精神療法 〈高澤知子〉
  1.理論
  2.方法
 C.来談者中心療法 〈高澤知子〉
 D.森田療法 〈高澤知子〉
 E.内観療法 〈高澤知子〉
 F.行動療法 〈鳥越由美〉
  1.治療目標と方法
  2.理論的アプローチ
   a.リスポンダント条件づけ
   b.オペラント条件づけ
   c.モデリング(お手本)
 G.自律訓練法 〈鳥越由美〉
 H.催眠療法 〈鳥越由美〉
 I.認知療法 〈鳥越由美〉
  1.ベックの認知療法
  2.エリスの論理的感情的行動療法
  認知行動療法に補足して(編者補) 〈榊 惠子〉
 J.遊戯療法 〈鳥越由美〉
 K.心理劇 〈鳥越由美〉
 L.グループワーク,集団療法 〈鳥越由美〉
 M.ダンス/ムーヴメントセラピー 〈神宮京子〉
  1.DMTの治療的特徴
  2.精神科におけるDMTの実際

3 精神科リハビリテーション
 A.精神障害者リハビリテーションの歴史と概念 〈榊 惠子〉
  1.精神障害者リハビリテーションの概念と特徴
  2.精神障害者リハビリテーションの歴史
  3.精神障害者リハビリテーションと国際生活機能分類
  4.脱施設化とコミュニティケア
 B.環境療法(社会療法) 〈山口芳文 鈴木久義〉
  1.環境療法(社会療法)とは
  2.生活指導,レクリエーション
  3.精神科作業療法(芸術療法を含む)
  4.生活技能訓練
 C.家族療法と家族支援
  1.家族療法 〈渡辺雅幸〉
  2.家族の理解と看護 〈冨川明子〉
 D.地域で生活する精神障害者を支援するための方法 〈榎田めぐみ 榊惠子〉
  1.医療
  2.地域生活支援サービス
  3.当事者による活動
  4.当事者・医療・福祉による協同

4 薬物療法 〈渡辺雅幸〉
  1.向精神薬
  2.抗精神病薬
  3.抗うつ薬
  4.気分安定薬(抗躁薬)
  5.抗不安薬
  6.睡眠薬
  7.抗てんかん薬
  8.精神刺激薬(覚せい剤)
  9.抗酒薬
  10.抗認知症薬

5 電気けいれん療法 〈渡辺雅幸〉
  1.電気けいれん療法とは
  2.適応
  3.電気けいれん療法施行の実際─特に看護との関連において
  4.禁忌と副作用など
  5.修正型電気けいれん(電撃,電気ショック,通電)療法

6 精神保健医療と法制度
 A.精神保健ケアに関する国際的な原則 〈白石弘巳〉
  1.精神疾患を有する者の保護およびメンタルヘルスケアの改善のための原則(いわゆる国連原則)
  2.精神保健ケアに関する法:基本10原則
  3.精神保健に関する法制度の世界的状況と日本の法制度
 B.精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 〈三木良子 白石弘巳〉
  1.法律の沿革
  2.精神保健福祉法の基本理念としての人権の尊重
  3.精神保健指定医
  4.精神科入院形態
  5.入院中の行動制限,隔離,身体的拘束について
  6.精神障害者の人権擁護のための制度など
  7.精神保健福祉手帳
 C.医療観察法 〈白石弘巳〉
  1.法律の沿革
  2.医療観察法の概要
  3.医療観察法による医療の実施状況
 D.障害者総合支援法 〈伊藤千尋 白石弘巳〉
  1.法律の沿革
  2.障害者総合支援法の概要
  3.サービスの種類と利用手続き
  4.その他障害者に関連する法規
 E.その他の関連法規 〈若林ちひろ 白石弘巳〉
  1.自殺対策基本法
  2.犯罪被害者等基本法
  3.児童虐待の防止等に関する法律
  4.高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
  5.配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV法)
  6.健康増進法

7 精神保健
 A.危機介入 〈天賀谷 隆〉
  1.危機の概念
  2.危機介入の実際
  3.サポートシステムにおける危機と看護
 B.ライフサイクルにおける危機とケア 〈榊 惠子〉
  1.ライフイベントとストレスおよび外傷
  2.ライフサイクルと発達に関する見方
 C.ストレス状況における危機と看護 〈塚田有美〉
  1.身体疾患をもつ対象者への心の看護
  2.対象者・家族の心の健康
  3.死と死別
 D.職場の精神保健 〈天賀谷 隆〉
  1.もえつき症候群
  2.ワーカホリック(仕事依存症)
 E.災害時の精神保健医療活動 〈曽根原純子〉
  1.災害によるストレス
  2.急性ストレス反応:災害後から1カ月位まで
  3.心的外傷後ストレス障害(PTSD):1カ月以上
  4.喪失体験による反応:災害における死別の特徴
  5.生活上のストレスを緩和する:支援者間の連携と支援の継続
  6.救援者のこころのケア:影の被災者にならないために

索引

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執筆者一覧

上島国利 国際医療福祉大学医療福祉学部教授 編集
渡辺雅幸 東京医療学院大学保健医療学部教授 編集
榊 惠子 昭和大学保健医療学部看護学科精神看護学准教授 編集
柴田恭亮 元宝塚大学看護学部長/副学長 
坂井俊之 坂井メンタルクリニック院長 
小山田静枝 国際医療福祉大学保健医療学部言語聴覚学科准教授 
高橋裕秀 東海大学医学部附属病院准教授 
鳥越由美 北里大学大学院医療系研究科医療カウンセリング学 
松倉素子 慈雲堂病院精神科 
吉野文浩 醍醐病院診療部長 
渡邉弘美 淑徳大学看護栄養学部看護学科医学系教授 
尾鷲登志美 昭和大学医学部精神医学講座江東豊洲病院精神科 
太田有光 あつぎ心療クリニック院長 
村松公美子 新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授 
巽 雅彦 横浜心療クリニック 
重黒木一 慈友クリニック総合健診センター精神科 
世良守行 株式会社ジャパンEAPシステムズ顧問 
稲本淳子 昭和大学横浜市北部病院メンタルケアセンター准教授 
磯野 浩 埼玉森林病院院長 
笠原麻里 駒木野病院児童精神科診療部長 
平島奈津子 国際医療福祉大学三田病院精神科教授 
岡島由佳 昭和大学病院附属東病院精神神経科准教授 
八田耕太郎 順天堂大学医学部附属練馬病院メンタルクリニック先任准教授 
佐藤登代子 北海道文教大学人間科学部看護学科教授 
板山 稔 目白大学看護学部看護学科准教授 
渡辺勝次 積善会曽我病院看護部長 
赤沢雪路 社会医療法人財団慈泉会相澤病院リエゾン精神看護専門看護師 
秋山美紀 東京医療保健大学医療保健学部看護学科精神看護学准教授 
新納美美 育ちの支援オフィスかんごの木/北海道大学理学院自然史科学専攻 
篁 宗一 聖隷クリストファー大学看護学部精神看護学教授 
角田 秋 聖路加国際大学看護学部准教授 
船越明子 三重県立看護大学精神看護学准教授 
河野由理 名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻精神看護学准教授 
宮本有紀 東京大学大学院医学系研究科精神看護学分野講師 
田中 直 昭和大学横浜市北部病院メンタルケアセンター 
河口良登 昭和大学横浜市北部病院メンタルケアセンター 
瀬野佳代 恵友会三恵病院看護副部長 
阿保真由美 昭和大学附属烏山病院 
高澤知子 渡辺メンタルクリニック 
神宮京子 特定医療法人群馬会群馬病院 
山口芳文 昭和大学保健医療学部作業療法学科教授 
鈴木久義 昭和大学保健医療学部作業療法学科准教授 
冨川明子 医療法人社団薫風会訪問看護ステーションメロディー精神看護専門看護師 
榎田めぐみ 昭和大学保健医療学部看護学科講師 
白石弘巳 東洋大学ライフデザイン学部教授 
三木良子 東京成徳大学応用心理学部福祉心理学科 
伊藤千尋 淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科専任講師 
若林ちひろ 清和大学短期大学部講師 
天賀谷隆 獨協医科大学看護学部精神看護学教授 
塚田有美 東京医科大学看護専門学校 
曽根原純子 神戸大学医学部附属病院看護師長/精神看護専門看護師 

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